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【投票に】無料診断コンテンツで自分の考えに近い候補者がわかる【行こう】

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先日テレビのインタビューで、選挙に行かない理由をこう話している若者がいた。

「自分はまだ勉強・知識不足で、まだ投票に行くのは早い気がしている」

じゃあ今すぐネットで調べて勉強せぇや、と思うが、実際同じように考えている人も少なくないだろう。しかし今は、調べる手段はいくらでもある。

便利な診断コンテンツだってある。極端な言い方をすれば、選挙だって性格診断や心理テストなんかと同じだ。

直接的な影響力を持たない自分が、自分の考え方に近しい人に投票し、自分の代わりに政治へ関与してもらう。これが基本的な構造だ。

したがって、投票に迷っている人は、もっとシンプルに考えよう。自分の考えにより近い人を探して、その人に投票すればOKだ。自分の代弁者となってくれる代表を探し、自分の想いを託そう。

そのための助けになる無料診断ツールが、日テレNEWS「ZERO」から無料で配信されている。ぜひ活用して、自分の考えを整理し、投票に行こう。

自分の考えに近い政党・代表者がわかる無料診断コンテンツ「ZERO選挙」

日テレNEWSが提供している「ZERO選挙」では、2分でできる無料の診断コンテンツを公開している。コロナ対策などの11の質問に答えるだけで、自分の考え方を他のユーザーや衆院選の候補者と比較・検討できるようになっている。

上記のリンクにアクセスしたら「年代」「性別」を入力し、診断するを選択。あとは11の質問に対して、自分の考えに近いものを選んでいくだけだ。

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すべての質問に答えると、自分が何を重視しているのかを可視化してくれる。また、他のユーザーの回答を集計した結果がチャートで表示してくれる。

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くわえて便利なのが、今回の候補者や政党の傾向と比較できる点だ。自分の選挙区を入力すると、候補者の回答と照らし合わせて、自分の考えに近い候補者が誰なのかを判断できる。

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候補者の名前をタップすれば、実際にその候補者が行った回答を閲覧することもできる。

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診断するテーマが「コロナ対策」と「多様性」というかなり絞られており、これだけの情報で候補者を絞りこむのは早計といえるかもしれない。

本来であれば各候補者の思想や言動をもっと多角的に調査・判断しなければならないだろう。だがしかし、選挙・投票への足がかりとしては非常にわかりやすく、判断しやすいコンテンツだと思う。

選挙や投票について「自分はまだまだわからないことも多い」と思うのであれば、まずはこういうところから興味の種を芽吹かせていくのが良いと思う。

あとがき

「投票したい人がいない」というなら、それでも良い。それでも良いから、投票しよう。

無記名も一つの手段だ。「支持したい政党がない」というなら、白紙で投票しても良い。あるいは「絶対に受かってほしくない政党を見つけて、それ以外に投票する」というのでも良い。

「投票をする」こと自体が大切。「関心がある」という意思を示すことが大切なんだ。

これは僕の勝手な考えだが、若い人の投票が少なければ、政治家だって「若い人からの投票なんてアテにできないから、高齢者のご機嫌を取るための政治をするぜ」となるだろう。

政治とは人気投票だ。勝つためには、投票を持っている人に良い顔をするのが鉄則であり、それが常套手段だ。

自分が選挙に出たとして、そこで勝つために、さして影響力もない若い人たちに有利な政策を訴えるだろうか?勝つためには、投票率で多くの割合をもっている年齢層を狙うだろう。それがマーケティングというものだ。

「若者向けのこの政策、やったってどうせ、若い人たちは投票しないでしょ。じゃあジジババが喜ぶ政策をしたほうがいいや」こう考えるのが自然である。

もちろん、実際の話は「年齢」だけに絞られるようなシンプルなものではないだろう。しかし実際、若者の投票率が低いというだけで、政策の対象としてはないがしろにされるだろう。

だから、勉強不足だと考えるなら、勉強しよう。
「時間がない」「何を調べたらいいのかわからない」というなら、今回の診断コンテンツを結果で決めても良い。

投票に行かない理由をでっち上げてないで、足を動かして投票に行こう。

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  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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