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スマホでの電子書籍の読みにくさを解消!私が実践している読み方のコツと道具

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自宅の本棚のスペースには限りがあるもので、最近ではもっぱら、本は電子書籍を購入しています。

ただ、電子書籍は便利なんですが、手にとって読む本とは違う不便さや読みにくさがあるもの。普通に画面に向かうだけでは、読んだ内容も右から左に流れていってしまいます。

そこで今回は、電子書籍を読み慣れていない人に向けて、私が実践している電子書籍の読み方・読むときに必要な道具についてご紹介します。

私が実践している電子書籍の読み方

私が電子書籍に向かうときは、「iPhone」と「ノート×ペン」を1セットにして読むようにしています。以下の写真のように、左側にiPhoneをタテ置きにし、右側にノートとペンを構えます。

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ノートを広げられないようなスペース、たとえば電車の中などで読む場合もありますが、基本的にはキチンと「読む体制」を整えて読むようにしています。

そうでないと、読んだ気になって終わってしまうのです。

電子書籍は特に「読み終わったはずなのに、なんだか全然読んだ気がしない」という状況に陥りやすいので、手軽さが利点ではありますが、キチンと体制を整えることが大切だと考えています。

それでは次に、私が使っている道具をひとつひとつご紹介します。

①大画面スマートフォン:iPhone XS Max

私が愛用しているスマートフォンは「iPhone XS Max」。6.5インチの大画面が備わっているため、動画視聴や電子書籍にも十分対応できるデバイスとなっています。

「iPad」や「Kindle Paperwhite」などのタブレットデバイスを持っている人は、そちらでももちろんOK。ですが私はiPhoneなどのスマホデバイスを使うほうが好みです。

私は常に身軽でいたいため、極力持ち物を増やしたくありません。

タブレットなどは便利ですが、そのぶんだけ荷物が増えてしまいます。常に携帯しているiPhoneに、さまざまな機能や役割を集約するのが私のスタイル。

また、ときには「今日は持ってくるのを忘れてしまった」といった失敗もありえます。

持っていないことを理由にして「今日は本を読まなくてもいっか」と、自分に言い訳をしてしまうのも嫌なのです。

なので電子書籍を読むためにタブレット用意するようなことはせず、iPhoneで完結させることが望ましいと考えています。

②タテ置きスタンド:MOFT X

iPhoneを手に持ちながら電子書籍を読むことはしません。長時間読んでいると疲れてしまい、読むことに集中できなくなってしまいます。

なのでiPhoneをタテで置いておけるスタンドが、電子書籍を読むときには必須。しかし、だからといって、スタンドを個別に用意して、常に携帯するのは面倒です。

そこでオススメなのが「MOFT X」。「タテ・ヨコ置きスタンド」兼「落下防止用グリップ」に
なるスマホ用のガジェットです。

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iPhoneの背面に貼り付けることで、簡易的なスタンドになります。

かなり強固な作りになっていますので、iPhoneをタテ置きしても安定して立ち続けます。指で画面を操作しても、ちょっとやそっとではビクともせず、倒れる心配がありません。

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また、グリップとしての機能も併せ持ちますので、落下防止リングの代わりとしても使えます。私は以前までリング型を着けていましたが、いまは「MOFT X」だけを使っています。

「MOFT X」はタブレット用もありますので、タブレットを愛用している人にもオススメです。

③ノート:Rollbahnロルバーン

電子書籍を読むのに、ノートは絶対に必要だと断言できます。ノートの種類は問いません。

電子書籍の一番の欠点は、一方通行である点です。

普通の本では、ページの行ったり来たりが容易です。「前のほうに書いてあった内容を振り返りたい」といったとき、だいたいのページを感覚で戻れますし、ペラペラとめくることができます。

電子書籍は後戻りが非常に難しい。基本的には読み進めるばかりで、あっちへ行ったりこっちへ戻ったりが、感覚的に行えないのが大きなデメリットです。

その問題点を解消するために「ハイライト」や「ブックマーク」といった機能がありますが、実物の本の取り回しのしやすさに比べたら雲泥の差があります。

こうした電子書籍の欠点を補うために、ノートにメモをしながらの読書が絶対に不可欠です。

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読んでいる中で「気になった言葉」「学んだこと・気づき」などは、それを感じたページと一緒にメモします。

凝った図解や文章は不要。箇条書きや走り書きのメモでも十分ですので、振り返りや読み直しがしやすくなるように「ページ」と「メモ」を必ずセットにしておきましょう。

オススメのノートは特にありませんが、あまりにも小さいものは書き込めるスペースが狭すぎるので、少なくともA5サイズぐらいは欲しいですね。

私は最近Rollbahnロルバーンにハマっています。デザインが好きで、持ち運ぶ楽しさがあります。

④ペン:大人の鉛筆

ペンはお好みですが、書くことがストレスにならないペンを選びましょう。

「紙にカリカリと引っかかって書き心地が気持ち悪いペン」や「いちいちキャップを取り外さないといけないペン」などは適しません。

「清書」ではなく「メモ」が目的です。走り書き・なぐり書きがほとんどですので、手間や面倒さのあるペンは、メモを取る気持ちが削がれるのでオススメできません

個人的にはシャープペンや鉛筆がおすすめ。私は北星鉛筆きたぼしえんぴつ「大人の鉛筆」を愛用しています。

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シャープペンのようにノックして芯を出すタイプの鉛筆で、芯径が2.0mmと極太。細かい文字は書けませんが、だからこそ縮こまったメモではなく、大味で目立つメモが取れます。

芯がポキポキ折れるようなストレスもなく、スラスラと気持ちのいい書き味。鉛筆と同じ六角形のフォルムが持ちやすく、木でできた軸が自然と手に馴染みます。

一度使えばとりこになること間違いなしですので、使ったことのない人はぜひお試しください。

電子書籍ならではの楽しみ方を探求

実際に手に持って本を読むことが好きなのですが、スペースばかり占拠して、処分にも困ってしまうのが本のツラいところ。

大きな書斎を持っているわけではありませんし、3人家族の限られた間取りの中では、本を数十冊持てるほどの余裕はありません。

そういう意味で電子書籍はかなり便利ですので、今では書籍の購入はほとんどなく、Kindleストアのお世話にばかりなっています。

最近は月額1,000円弱でKindle本が読み放題になる「Kindle Unlimited 読み放題」にも登録。

FacebookやTwitterのタイムラインで浪費していた時間をKindleに充てるだけで、かなりの量の読書ができる。これに気づいてからは、かなりの量の読書が進むようになりました。

「スマホを眺めてる時間の分だけ、なんだか人生無駄にしてる気がする」って感じる人は、この機会にぜひ電子書籍に目覚めてみてはいかがでしょう。

  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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