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LEDデスクライト「BENQ社 WiT MindDuo」レビュー!照明ひとつで在宅勤務が抜群に快適になる

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普段から「デスクライト」は利用しているだろうか?

私は〈自分のデスク〉というものを持たないので、室内灯の明かりのもとで仕事をすることが多く、デスクライトの必要性を感じていなかった。

しかしこれは〈食わず嫌い〉というものだ。

実際にデスクライトのもとで仕事をしてみると、その快適さにおどろく。パソコンの画面から手元までを優しい光で包んでくれるので、画面が見やすく、目への負担も軽くなるのだ。

今回、BENQ社様から「WiT MindDuo」というデスクライトを提供いただいたので、その使用感をレビューしようと思う。

「WiT MindDuo」とは

まず最初に「WiT MindDuo」という商品の概要をご説明しよう。

「WiT MindDuo」の概要

「WiT MindDuo」は、学習や読書、仕事に役立つデスクライトだ。独自の「広域導光ルーバー」を持ち、照明範囲が広く、快適な作業環境を演出してくれる。

2017年には「グッドデザイン賞」を受賞し、「長年にわたり見られなかった卓上照明器具の革新」、「子供たちの目に対する優しい配慮」と評価された。

21段階調光・6段階調色に対応しているため、これ一台であらゆるシーンに対応できる。

「WiT MindDuo」のカタログスペック

「WiT MindDuo」の細かい仕様やカタログスペックは以下の通り。

価格 24,800円(Amazon価格)
設置方法 スタンドタイプ/クランプタイプの二種
光源 デュアルカラー LED
演色評価数 > 90
照度 センターイルミナンス 2,000 ルクス(表面から照明 40 cm )
光束 2700K : 800lm / 6000K : 900lm
色温度 2700~6000K
電源入力 100~240V AC, 50~60 Hz
消費電力 18 W(最大)
材料 アルミニウム合金、ポリカーボネート
寸法 38cm x 47cm x 32cm
正味重量 3.4kg
総重量 4.3kg
USB DC出力 5V / 1A

「WiT MindDuo」の7つの特徴

BENQ「WiT MindDuo」の価格は2.5万円と、決して安くはない。それだけの理由があるということだ。

約1mの照明範囲

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「WiT MindDuo」は照明の当たる範囲が非常に広い。その範囲は95cmで、同等のランプに比べると150%ほど広い範囲となる。

1mもあればデスクのうえ全体を照らせる。パソコンの横にノートを広げても十分な範囲だ。

均等に広がる光

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範囲が広いだけでなく、照らす光も均等に明るく照らしてくれる。光は真下に降り注ぐのではなく、案内ルーバーによって優しく広がるように設計されているのだ。

目に優しい快適な光に自動調整

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「WiT MindDuo」は、周囲の環境を検出し、自動的に〈最適な光〉に切り替わるようになっている。

〈明るすぎる〉〈ちょうどいい〉〈暗すぎる〉の3色のインジゲーターを持っており、最適な状態に自動的に調整してくれる。

2つのスマートな照明モード

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「WiT MindDuo」は「インテリジェントライトモード」を採用。パネルをタップすると、センサーが周囲の光レベルを検出し、自動的に明るさを調整してくれる。

スクリーンや紙面など、目にする対象となるオブジェクトに応じて照明を切り替えることができる。

暖かい光から冷たい光まで

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「WiT MindDuo」が対応できる色温度の範囲は2,700K〜6,000Kと広い。

「リラックスしたい時は暖かい色調で」「集中したい時は冷たい白色で」といった具合に、シチュエーションに応じて変えられる。

人間を感知して自動的にオン/オフ切り替え

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「WiT MindDuo」には赤外線センサーが内蔵されており、人がエリアに入ったことを自動で検知。

席を外すと自動的に消灯し、席に座ると自動的に点灯する。もう消し忘れとはサヨナラだ。

自由な角度に変化する柔軟性

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「WiT MindDuo」は高さや座位に合わせて自由に位置を調整可能。アーム部分やヘッド部分が自由に可変するので、どんなデスク環境にもマッチさせることができる。

クランプタイプ:設置の仕方・組み立て方法

それでは実際に使ってみた感想をお話ししよう。今回提供いただいたのは、デスクに取り付ける「クランプタイプ」。

いくつかのパーツを組み合わせて設置

「WiT MindDuo」は「アダプター」「コード」「クランプ」「本体」の4つパーツがバラバラの状態で届くので、これを自分で組み立てて使用する。

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特に工具などは不要。難しいことはなく、すべて手で設置することが可能だ。

クランプを設置

設置したいテーブルにクランプを挟み、下のネジを回してテーブルに固定する。

クランプは最大 6cm の厚さまで挟むことが可能。厚みのあるデスクでも安心して使用できる

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テーブルの接地面にはゴムが貼られているので、デスクを傷つける心配もない。

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本体を差し込む

クランプの上部に本体を差し込み、後方にあるネジを回して台座に固定する。

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2

ACアダプターと電源コードを接続

最後に、本体に電源コードを差し、それをACアダプターに接続して完了。慣れれば1分もかからずに組み立て・取り外しが可能だ。

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3

実際の使用感レビュー!これは価格通りの性能だ

冒頭で話した通り、私は普段からデスクライトというものを使わない。室内灯のしたでパソコンをひらき、作業をしている。

そんな私だったが、デスクライトを導入してみてわかった。これは必要なものであると。

一見すると室内灯のあかりだけでも十分なように感じるが、実は手元までは十分な明るさが到達していない。ライトを点けてみてはじめてわかる感覚だ。

厚生労働省が定める「VDT(Visual Display Terminals)作業に適した環境のガイドライン」によれば、机上の照度は300ルクス以上必要だといわれています。

その点も「WiT MindDuo」はクリア。500ルクスの輝度を保ってくれる。

LEDの優しい光が均等に降り注ぐ

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本機はもちろんLED。眩しい光ではなく、非常に目に優しい、やんわりと柔らかい光だ。

しかも21段階調光に、6段階調色と、かなり細かい〈光加減〉を提供してくれる。ユーザーが設定する必要はなく「すべて自動で」だ。

なにより〈光の届く広さ〉には驚きだ。

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一般的なデスクライトは、一箇所が集中的に明るくなるものが多い。「パソコンの手元は照らせても画面が暗い」といった気持ち悪さがある。

しかしこれは〈広範囲〉で、しかも〈均等〉なのだ。デスクの端から端まで、むらなく、全体に優しい光が降り注ぐ。

これを一度経験すると、もう他のデスクライトには戻れそうにもない。

アームの角度が自由に調整できるのもGood

「WiT MindDuo」にはアームの関節が2つあり、その角度を自由に変えられる。ネジを締めたり緩めたりするのも手で簡単に調整できる。

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首の接続部分は球体になっているので、ライトの首の角度は自由。極端な話、デスクに対して垂直に設置することも可能だ。

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設置すれば、あとは任せっきり

電源のオン/オフも自動。明るさの調整も自動。光の温度も自動。

基本的な操作はすべて〈任せっきり〉にしておける気楽さが、WiT MindDuoの良いところだ。

上部には明るさの度合いを測るインジケーターがあり、暗すぎれば自動的に明るくしてくれる。

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基本的には自動で感知・切り替えをしてくれるが、手動での調整も可能。暖かい光・冷たい光の切り替えも自由におこなえる。

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面倒な操作は一切不要で、設置だけしておけばそれで良い。自分にとって最適な作業環境は「WiT MindDuo」が作ってくれる。

悪い点を挙げるとすれば1つだけ…

1点だけ、個人的に気に入らない点がある。クランプと本体との接続部分の不安定さだ。

ここの接続がガッチリとハマらず、ちょっとの力でグラグラと揺れてしまう。

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使用中への影響はない。使っているときにライトが揺れることもないし、急に外れて崩れ落ちるなんてことは一切ない。

だから使用感に不満はないのだ。しかし、すこし触っただけでぐらつくこの〈不安定さ〉が、精神衛生上よくない。なんだか不安になってしまうのだ。

なので——クランプ型を使っていながらこれを言うのもアレだが——購入するならデスクスタンド型のほうが良いのではないかと考えている。

まとめ

Amazonで「デスクライト」と検索すると、いろんなタイプのライトがピックアップされる。そして価格も1万円を切るものばかりだ。

しかしこれだけ〈広範囲〉に、しかも〈均等〉に光を照らしてくれるライトは珍しい。

手元だけを限定的に照らすだけなら、そういった安価なものでも十分だろう。しかし〈自分の作業環境全体〉を快適にしたいと考えるなら、キチンと良いデクスライトを検討したほうが良い。

このBENQの「WiT MindDuo」はそんな〈良いデスクライト〉の筆頭ともいえるだろう。

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  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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