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【Tile】全米No.1スマートトラッカーを完全レビュー!私が一押しする理由とは

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146日。これは、人が人生で探し物に費やす時間だといわれています。

実感はないかもしれません。しかし「物をなくした」という経験は、誰しも一度はあるものです。

この無駄な時間をなくすために便利なのが、スマートトラッカー(忘れ物防止タグ)と呼ばれるガジェット「Tile」です。

スマートフォンと連携することで、音を鳴らしたり、地図から探したりすることが可能

万が一、町中で失くしても、他のTileユーザーが私のTileの場所を知らせてくれるので、どんなに離れた場所にあっても、大切なものの所在地を教えてくれます。

オーソドックスな用途は、財布やキーケースに付けることで紛失を防ぐ使い方です。しかし使い道はアイデアの数だけ広がります。ペットにつけたり、自転車や車につけたり……。

シンプルな機能だからこそ、人の数だけ使い道がある、便利でありながら、どうやって使おうか考えるのが楽しいガジェット。

それが探し物トラッカー「Tile」。

今日はこの「Tile」の魅力を120%お伝えしようと思います。実際に使ってみた感想も余すことなく書いていますので、ぜひ楽しんでいってください。

なお、今回はメーカーの方から「Tile」を提供いただいて、本記事を書いております。

「気にはなっていったけど、自分は滅多に物を無くさないから、買うタイミングを見失っていたガジェット」でしたので、今回お声掛けいただけたのは本当に嬉しい!この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました!

Tileとは

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Tileとは、世界230の国と地域へ展開するスマートトラッカー(忘れ物防止タグ)。日本でこそまだメジャーではないかもしれませんが、米国ではシェアNo.1の人気を誇ります。

「スマートトラッカー(忘れ物防止タグ)」と呼ばれるアイテムは、Tile以外にも、いくつか他のメーカーのものがあります。

しかしAmazonの売れ筋ランキングでは、Tileの商品ばかりがズラッと並びます。「日本で知名度が…」と言いましたが、スマットトラッカーという分野でいえば、やはりTileが一番の大御所となるでしょう。

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Tileでできること

Tileはもちろんスマートトラッカーですから、その所在地をスマホから追跡できます。しかし単純に「追跡」というだけでなく、ほかにも様々な機能が付いています。

スマホから音を鳴らして場所を知らせる

iPhoneなどのスマートフォンのBluetoothの接続範囲にTileがあれば、専用アプリからTileを鳴らすことができます。

音を鳴らすことで、Tileを着けている財布やキーケースを見つけることができます。

Tileからスマートフォンのアラームを鳴らす

先ほどとは逆に、Tileに付いているボタンを2回押すことで、連携しているスマートフォンのアラームを鳴らすことができます。

家の中で「ケータイどこにやったっけ?」と探すようなことが頻繁にあるような人には嬉しい機能です。

この機能は、不要であればオフにすることも可能。ポケットに入れていたTileを誤って操作してしまうのを嫌う人はオフにしましょう。

最後に手元を離れた場所を地図から確認できる

所持しているTileが、自身のiPhoneのBluetoothと接続が切れると、その時点での場所と時間を記録してくれます。

たとえば、Tileをつけたキーケースを喫茶店に置いて出てしまった場合。

自分がキーケースを持っていないことに気づいたら、iPhoneを開けばOK。喫茶店に置いてきたことを地図から確認することができます。

Tileの現在地は他のTileユーザーが検知してくれる

たとえば喫茶店にキーケースを置き忘れたとして、そのキーケースがずっとそこにあるとは限りません。

親切な誰かが交番に届けてくれた可能性もあります。その場合「最後に落とした場所」を地図で確認できても、役に立ちません。

しかしTileならご安心を。

Tileは世界最大級の落とし物コミュニティーを有しており、Tileを持っている他のユーザーが私のキーケースの近くを通ると、私のiPhoneに「いまココにありますよ」と通知してくれるのです。

データはTileのクラウドを通して送られるので、個人情報が他人に漏れる心配はありません。

アクセスポイントから検知してくれる

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主要都市を走るタクシーには、約20,000台の「JapanTaxiタブレット」が搭載されており、これが「動くTileアクセスポイント」になっています。

私が失くしたものの近くを、その「JapanTaxiタブレット」を搭載したタクシーが通れば、Tileの電波を拾って、私に居場所を知らせてくれます。

こうしたアクセスポイントはこれからもどんどん広がり、より失くしものが見つけやすくなっていくでしょう。

スマートスピーカーで呼び出せる

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via: tile

SiriやAlexaをはじめとしたスマートスピーカーを使って、Tileを探すことが可能です。私はiPhoneなので、

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ヘイ、Siri。鍵を探して

と伝えるだけで、キーケースに付けたTileがなり始めます。ほかにも「OK Google。タイルを使ってスマホを鳴らして」なんて使い方も可能です。

Tileのラインナップ一覧・性能比較

Tileには大きく4つのラインナップが用意されており、それぞれ形や大きさ、性能や仕様がすこし異なります。

電池の交換ができるタイプと、できないタイプが分かれていますので、選ぶときは気をつけましょう。

Mate電池交換版

Pro電池交換版

Slim

Sticker

Amazon
価格
2,017円 4,253円 3,700円 5,044円
カラー ホワイト ホワイト&ブラック ブラック ブラック
電池
タイプ
交換可能 交換可能 交換不可 交換不可
電池寿命 約1年間 約1年間 約3年間 約3年間
最大
接続距離
約60m 約120m 約60m 約45m
商品サイズ
(mm)
35.0×35.0×6.2 41.6×41.6×6.5 85.5×53.9×2.7 27.0×7.3
防水性 防滴(IP55) 防滴(IP55) 防水(IPX7) 防水(IPX7)
音量 より大きい 最も大きい より大きい 大きい
重さ 6.0g 12.0g 14.0g 5.0g

選ぶときのポイントは、大きく以下の3つに注目して検討すると良いでしょう。

電池交換の可・不可

まず「電池の交換が可能か、不可能か」の選択です。

電池の交換ができないタイプの場合、電池が切れたら買い換えなければなりません。電池の持ちは比較的長めで、約3年間もちます。

一方、電池交換ができるタイプは約1年で電池が切れますが、交換できますので、長く使い続けることができます。

接続距離

次に「接続距離」です。PROが最も長い120mとなっていますが、長いものほど遠く離れていても感知しやすいので、捜し物を見つけやすくなる特徴があります。

サイズ・形状

最後はサイズと形状。自分がどういう用途に使いたいか考えて選びます。

キーホルダーなどに引っ掛けるなら「Mate」や「Pro」のような穴があるタイプが良いでしょう。

サイフやカードケースなどに入れる場合は、カード型の「Slim」がおすすめです。非常に薄型で、場所を取りません。

収納できるスペースがない場合は「Sticker」がオススメ。背面に粘着テープが付いているため、貼り付けて使うことができます。

4つの「Tile」の写真付きレビュー

ここからは、実際に提供いただいた4つのTile「Mate」「Pro」「Slim」「Sticker」について、写真付きでレビューをしていきます。

どのタイプでも、「Tile」としてできることに大きな差はありません

「サイズと形状」「電池交換の可・不可」「接続距離」以外はほぼ同じですので、自分の利用シーンに合ったものを選ぶと良いでしょう。

サイズ感や厚みなどがわかりやすいように、コインとの比較画像も入れてありますので、ぜひ参考にしてみてください。

Tile「Mate」:最もリーズナブルなエントリーモデル

「Mate」が一番オーソドックスなタイプで、価格もリーズナブル。「ちょっと興味がある」という人は、まずこのモデルを買うことをオススメします。

1個2,000円という低価格が魅力的。日常生活のあらゆるものに付けたい場合も、これなら何個も買いやすいです。

電池交換が可能なので、1個買っておけば長くずっと使い続けられます。

形は正方形で、左上にストラップホールが空いています。真ん中の「Tile」というロゴはボタンになっており、押すことでアラームを鳴らすことができます。

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背面にはスピーカーと、電池を交換するためのカバーが付いています。

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サイズはおおよそ、100円玉が1.5枚分。

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厚みは100円玉で4個分ぐらいです。

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結構コンパクトな印象ですが、実際にキーケースに入れてみるとこんな感じ。私の3つ折りのキーケースに入れられなくはないのですが、かなりパンパンになってしまいます。

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Tile「Pro」:絶対失くしたくない物へ

「Pro」は1個辺りの値段が最も高いですが、その分だけ高性能なモデル。接続距離が約120mとトップで、アラームの音も一番大きく鳴らすことができます。

形状は「Mate」と同じく正方形で、左上にストラップホールがあります。

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背面も「Mate」と同じで、スピーカーと、電池交換用のカバーがあります。

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サイズは「Mate」より一回り大きく、100円玉が約2枚分になります。

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厚みは「Mate」とほとんど変わらず、100円玉が約4枚分になります。

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「Mate」と決定的に違うのは、ストラップホールの形状です。「Pro」のほうがストラップホール周辺の厚みがギュッと薄くなっていて、よりストラップに付けやすくなっています。

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なのでキーケースに入れたときの存在感は「Mate」とほとんど同じですが、「取り外しのしやすさ」という意味では圧倒的に「Pro」に軍配が上がります。

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Tile「Slim」:サイフに入れておくと安心

「Slim」はカードのような形状をしていて、非常に薄いモデル。電池の交換はできませんが、約3年間は使い続けることができます。

形はクレジットカードのような長方形。スピーカーは表面についていて、「Tile」のロゴがボタンになっています。

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電池交換はできないタイプなので、背面には何もありません。スッキリしていますね。

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大きさは、縦幅は100円玉が約2枚強で、横幅は100円玉が約4枚分です。

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クレジットカードなどの一般的なカードと同じぐらいのサイズなので、パスケースや財布にも入れるには最適です。

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厚みも薄く、「Mate」や「Pro」の約半分で、100円玉2枚分程度です。

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Tile「Sticker」:場所を選ばずに付けられる接着面付き

「Sticker」は、価格こそ1番高いですが、1つのパッケージに2つ入っていますので、コスパは悪くありません。

電池の交換はできませんので使い捨てになりますが、電池は約3年間と長持ちします。

形はコインのようで、大きさとしても100円玉を一回り大きくしたぐらいです。

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背面には、「Sticker」の最大の特徴でもある粘着テープが付いています。「Sticker」はストラップホールなどが無い代わりに、このテープによってあらゆるところに貼り付けることが可能です。

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厚みは「Mate」や「Pro」と同じぐらいで、おおよそ100円玉が4枚分です。

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個人的にオススメなのは「Mate」

私は提供していただいたので、一番高性能な「Pro」をキーケースにいれて愛用しています。

しかし人にオススメするなら、まずは「Mate」を推奨したいところ。

なんといってもコストパフォーマンスが優れています。「Pro」に比べて劣るのは、基本的に「音量」と「最大接続距離」の2点のみ。

それ以外についてはほとんど差はなく、それでいて価格は「Pro」の約半分です。電池交換も可能なので長く使い続けることもできますし、文句の付け所はほとんどありません。

「Tile」を実際に使ってみての感想

さて、「Tile」を使い始めてからというもの、生活自体に大きな変化はありませんが、心持ちに余裕が出たことを実感しています。

一番大きなできごとは「家にキーケースを忘れたまま外出してしまったとき」でした。

普段ならそこにあるはずのキーケースが、ポケットに入っていないことを、最寄りの駅に着くまで気がつけませんでした。

「おそらく家においてきたんだろう」という確信が90%ほどあったのですが、残りの10%が拭いきれません。

「もしかして」「万が一」「落としたかもしれない」という不安と戦いながら過ごすには、8時間の勤務時間は長すぎます。

そんなときに「Tile」があって本当に良かったと心から思いました。

iPhoneから「Tile」のアプリを起動し、自分のiPhoneがTileと最後に接続が切れた地点を地図で検索。自分の家にキーケースがあることを確認して、はじめて私は仕事に集中できたのです。

誰も「忘れ物」「失くし物」をしようとは思っていません。しかしそのときは、まず間違いなく訪れます。

それは明日かもしれないし、10年後かもしれません。しかし「絶対ない」とは言い切れない。

そういう「いつか、必ず起こり得る事故」に対するリスクヘッジが2,000円で手に入るのであれば、手に入れておかない選択肢はないと思います。

アイデアの数だけ使いみちが広がる

「Tile」の使いみちは、アイデアの数だけ広がります。

たとえばペット。イヌやネコがいなくなってしまったときの予防のために使うことも考えられます。「Sticker」ほどの小ささであれば、もっと小さな動物に付けておくことも不可能ではありません。

ある人は冷蔵庫に「Sticker」を貼り付けているんだとか。家の中でよくスマートフォンを失くしてしまうので、いつでも呼び出せるようにしているのだそうです。

他にも、盗難防止のために自転車につけたり、置き引き対策にカバンやヘッドホンに付けるケースもあるそうです。

スマートフォンやタブレットを複数台持っている人は、それぞれのデバイスの位置を確認するために、「Tile」を媒体としてそれぞれを管理し合うような使い方もできるでしょう。

他社品じゃなくて「Tile」がオススメな理由

スマートトラッカー(忘れ物防止タグ)と呼ばれるガジェットは、「Tile」以外にも売っています。しかし私は断然「Tile」を推したい。その理由は以下の2点です。

確かな実績で長く使うにも安心

ひとつは、「Tile」というプロダクトが持つ大きな販売実績です。

上述したとおり、「Tile」は米国でNo.1のシェア率を誇るスマートトラッカー。そう簡単に生産が中止になったり、企業が事業を止めたりする心配がありません。

気に入った商品は長く使いたいのに、それを提供している企業がダメになってしまったら、まったく使い物にならなくなります。

そういった心配が一切ないほど確かな実績を有しているからこそ、「Tile」を安心して買うことができます。

世界最大級のTileコミュニティーで落とし物も見つかる

ふたつめは「Tile」が持つコミュニティーです。

上述したとおり、たとえ私のiPhoneとの接続が切れても、他のTileユーザーが私のTileの近くを通れば、私のTileの居場所を突き止めることができます

「Tile」はユーザー同士が、意図せずお互いの「大切なもの」を守り合っています。私が物を失くしても、他のTileユーザーが私の失くし物を見つけてくれるのです。

これは、「Tile」という実績あるプロダクトだから為せる技なのです。

よくある疑問・質問

Q電池の残量を調べることはできる?

A電池残量を調べることはできません。しかし、初回アクティベーション日を知ることはできますので、そこから計算することは可能です。また、1年が経過するとアプリ上で通知が来るようになっています。

QTileの接続が切れた(自分の手元から持ち物が離れた)タイミングで、スマートフォンに通知を送ることはできますか?

Aそういう機能はないようです。手元から失くなった時点でアラートをして欲しい気持ちもわかりますが、場合によっては家の中で頻繁に通知が来るような誤作動も考えられますので、不要な機能だと私は思います。

Q自分の場所や、自分のTileの場所が、他人に知られることはある?

A情報のやりとりはプライバシー保護されたTileのネットワークシステムを経由するため、位置情報や個人情報が他人に知られる心配はありません。

QSuicaやPASMO、キャッシュカードなどと一緒にして、支障は出ない?

ATileのテクノロジーがICカードや磁気カードに干渉することはありません。

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  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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