最近、自分の文章がしっくりこないなぁと感じることがあります。なんとなーく馴染まない感じ。
まぁこういうのは大抵「書く量が足りてない」のが原因で、マメに筆を取ってないのがいけないのでしょう。逆に言えば、こういうギクシャクした雰囲気を打ち消すには、数多く文章を書く他ないわけです。
で。
この違和感はブログの方にもありました。何というか、「これじゃない感」です。
何が原因かなぁと思い返していたところ、思い当たる原因は諸々ありつつ、クリティカルなのはコレなんだと思います。
「タイトルで読者のベネフィットを伝え切れてるか?」
タイトルでベネフィットを伝えきれているか?
読者にとって、タイトルは看板です。タイトルでしか内容を判断できないのですから、タイトルで中身の記事を想像します。
この時、読者は無意識にこう思うんです。「この記事を読むことで、自分は何が得られるかな?」
この問いに対する答えがタイトルで明示されてないと、その記事は読まれずに既読扱いにされてしまうわけですね。
もちろん、読者によってフィルターは異なります。「何が得られるかな?」の他に、こんな事を考える人がいるかもしれません。
・「面白いかな?笑えるかな?」
・「新しい発見がありそうかな?」
・「自分に関係あるかな?」
・「自分の生活に活かせるかな?」
いずれにしても、こうした問いに対してタイトルで答えられてないなら、本文には触れてもらえないでしょう。
それを踏まえた上で、最近の自分の記事タイトルを振り返ってみます。
自分のタイトルを振り返ってみる
【iPadで手書きアプリを使うなら絶対に行うべき2つの設定】
△「なんだろう?」と気になるところではありますが、「設定するとどうなるのか?」のアフターの姿が見えにくいですね。
【動画をGIFアニメに変換するMacアプリ「Gifted」が超便利!ブログの表現の幅が広がります!】
△動画をGIFにできるアプリの紹介なのですが、「だから何?」感が漂います。それなら、「画像よりわかりやすいブログ記事を使うためのGIFアニメ活用術」とかの方がよかったかも。
【その買い物ちょっと待って!大型で高機能より小型でそこそこ性能の方がよく使う】
△考え方系のエントリーですが、結局「どういう行動を喚起させたいのか」が分かりにくい。これなら「私が、大型で高機能な物より小型でそこそこの性能の物を好む理由」とかの方が、私の主観が入るのでコンテンツとしての面白さが増しますね。
【今だけ格安!コスパ最強で高機能な手書きアプリは「Note Anytime」で決まり】
△宛先が定まってなかった典型例。記事の最後に「iPadを手に入れた人には、真っ先に試してもらいたいアプリの一つ」と書いているのだから、タイトルも絞ればよかった。例えば「最初に手に入れるべき手書きアプリ」とか。
タイトルで、相手の興味のツボを刺激するのは大切です。「なにかな?なにかな??」と、相手のワクワクドキドキを誘えるなら、それがベストでしょう。
では、そのワクワクやドキドキは、どんな感情が源泉となっているか。
それは、「期待」です。
記事を読む前と読んだ後で、自分にどんな変化が巻き起こるのか。これを期待してるんです。
その期待をくすぐれるようなタイトルでなくてはならず、その為には「相手に与えるギフト」をタイトルで明確にせねばなりません。
これができてなかったなぁ。
あとがき:時間を置いて振り返ってみよう
こうして自分の記事のタイトルを冷静に客観視してみるのも、非常に勉強になりますね。書いている時は熱が入っているので気が付きませんが、時間を置いて振り返ってみると、反省点が見えてきますよ。
それでは、今日はこのあたりで。