最近、立て続けに不愉快なできごとが起こったので、さすがに黙っていられず、こうして筆を取っています。
要点だけ言えば、「最近ずさんな企業活動をしている会社が増えているので、気を付けて欲しい」「そのためには自分で自分を守らなければならないよ!」ということなのです。
私の不愉快なできごとの一部始終を書き記すことで、今後皆様が同じ思いをなさらないで済めば幸いと思っています。
事例:二次会代行「プラチナWeddingスタイル」
さて、1件目の不愉快な事件は、結婚式に関する出来事です。
私は結婚式の二次会の幹事を、二次会代行業者「プラチナWeddingスタイル」に依頼しました。要は、司会進行・パーティープラン・写真撮影などを請け負ってくれる業者です。
結婚式二次会・1.5次会の幹事代行サービスなら|プラチナWeddingスタイル
私としては、参加して下さったゲストの方々には存分に楽しんで頂くために、ゲストの手を煩わせたくないという思いがありました。なので、こうした裏方の仕事はすべて業者に頼んだんです。
当日は、まぁまぁ満足しています。可もなく不可もなくと言った具合で、つつがなく当日は過ごすことができました。これについては非常に感謝しています。
事件は後日。写真の無断掲載
事件は式が終わった後に起こりました。
なんと、二次会のパーティー風景と私達の顔写真が、無断で、自社のウェブサイトに掲載されていたんです。しかも、私達が一切言った覚えも許可した覚えもないコメントを添えて。
気がついた後、即刻メールにて問合せ。「どういう事情でウェブに掲載されているのか、ご説明頂けますか?」と伺いを立てました。
すると次の日に電話がかかり『該当する写真とコメントは削除しました。不快な思いをさせてしまってすみません』と言うのです。
私は気になったので聞きました。「なぜ掲載していたのですか?また、他のお客様の声も掲載されていますが、これら全て許可を取って掲載しているのですよね?」と。すると驚愕の回答が来ました。
『掲載している理由は、今まで他のユーザーから注意されたことがないから。許可については、もらっている人もいれば、もらっていない人もいる』と。
(これは私の勘ですが、許可をとっている人なんていないんじゃないかな。一部には許可を取っていて、一部は無断掲載なんて、そんな事があるとは思えません)
事後報告だし、要求に答えていない
不思議ですよね。こちらは「事情を説明してくれ」と要求しているのに、『証拠隠滅と謝罪』が返ってきたわけですから。
改めての説明を要求し、その日の電話は切りました。しかしそれ以降、今日現在に至るまで、一切の回答がもらえていないのが現状です。
企業側の感情は分かります。自社のサービスの信頼性を上げるために、ユーザーの声を募集してウェブに掲載する。非常に有効な手段です。
しかし、それはあくまで「ユーザー自身の能動的な声」が大前提であり、自社の編集部が勝手に作り上げたコメントと、許可を得ていない写真を掲載して良いわけがありません。
これが、一件目の不愉快な事件です。
AppAntennaに許可した覚えはありません
二件目の事件は、アプリレビュー収集代行サービス「AppAntenna」で起こりました。この界隈では話題沸騰中の案件で、北さんこと@beck1240さんの怒りも沸騰中でございます。
おいこらAppAntenna!お前ちょっと体育館裏に来い!ツッコミどころが多すぎて扱いに困るからとりあえず爆発しとこうか。 | Hacks for Creative Life!
この企業のサービスはこうです。例えば私がアプリを開発し、そのレビューを書いてもらいたいと思ったとします。そこで、このAppAntennaにお金を払います。すると、私のようなアプリのレビューをしているブログやメディアに対して、一斉に「レビュー依頼メールを送ってくれる」というサービスです。
さて、問題なのは、私が一切このAppAntennaに協力すると明言していないことにあります。それなのに、当サービスの協力メディアとして私のブログが掲載されている。
これは非常に問題です。
アプリの開発者の方々は、私のブログがレビューしてくれると期待して、このサービスを利用するわけですよね。でも、私はこのサービスに協力するつもりはない。
そうなれば、アプリの開発者の方々に「なんだ、あなスイのばんかってブロガーは、金を払ったのにレビューも書いてくれねぇぞ」と思われても仕方ない自体になるのです。
自分の不誠実が原因で勝手に没落していくのは自由ですが、私やその他のブロガーの方々の信頼を道連れにするのは止めて頂きたい。
自分の利己しか考えてない企業もいる事実
こうした企業が、ほんの一握りかもしれません。しかし、実際に「自社の目先の利益しか考えず、人と人とのご縁をないがしろにする。それどころか、消費者を食い物にして利益にしようとする会社」があるのも事実です。
ちょっとした気配りがあれば、上記のような事件は起こりません。企業側が一言でも「よろしいですか?」「お願いできませんか?」と声をかければ済む話なんです。
それをしないってことは、理由は2つ。
1つは単純に面倒だから。もう1つは、自社のサービスに自信がなく、少なからず自分でも後ろめたさを感じている。だから、バレずにこっそりやってやれ。そういう意識だと思います。
自分で自分の身は守る必要がある
こうした企業がはびこる世の中ですから、自分の身は自分で守る他ありません。
特にネットを介した事象は今後増えていくでしょうから、自分自身に関するアンテナは張っておかなければなりません。二次会業者の件にしても、私が気が付かなければ、無断掲載は続いていったでしょうからね。
ですので今後、より一層「エゴサーチ(自分自身に関する情報をネット上で検索する)」は重要になるでしょう。私自身、Google アラートの重要性を見直そうと思います。
あとがき:私が言えること
今回の件で私が言えることは、
◇モラルもエチケットもない企業は、実際に存在する!
◇自分の身は自分で守る必要がある!
◇「AppAntenna」に協力した覚えはないです!
以上です。
そして最後に、こうした事象を受けた身だからこそ、私はご協力頂いている多くの方々に対して、誠実で真っ当な生き方をしようと強く思ったのでした。
それでは、今日はこのあたりで。