ある程度こうなることは予想していましたが、これはひどい。
自転車に乗りながらプレイしていて追突なんて——。本当に憤りを感じますよ。1歳半の娘を持つ親としては、街に出るのが怖くなるレベルです。
任天堂の夢が詰まった素晴らしいゲームなのに、プレイしている人のマナーのせいで黒く染まっていくのは、我慢なりません。
そもそもなんでそんなに画面を凝視する必要があるのか。そこがそもそも私には疑問なんです。
3日以上プレイしてみましたが、画面を見ながら歩かなければプレイできないってことはなかった。むしろポケモンが出現したときだけサラッと画面を見るぐらいのものだと思っているんですけど、みなさんどうでしょう?
ゲームにマナーなんて話をしたくはありませんが、大好きなゲームの悪評がこれ以上広がるのは我慢ならないので、プレイマナーとトレーナーが取るべき行動フローを考えてみます。
トレーナーである前に社会の一員なのですから、その自覚を取り戻してほしいものです。
画面なんか見ないで、放置プレイが基本
ポケモンGOの画面は、ほとんど見る必要がありません。なぜなら、近くにポケモンが出現したら、バイブレーションで知らせてくれるからです。
ポケストップについては特にアラートが発生しませんが、これだってずっと見なければいけないものではないはず。一度地図を見れば大体の場所がわかるんですから、移動と確認は別にできます。
ポケモンを捕まえるときに取るべき行動フロー
誰も「外でプレイするな」と言っているわけではありません。誰もが口をそろえて「ながらプレイを止めろ」と言っているのです。
なので、トレーナーが取るべき行動フローは、基本的に以下の通りになるでしょう。
1アプリを起動し、手に持ったまま放置。そのまま普通に町中を歩く。バッテリーセーバー機能をオンにした状態で、iPhoneの画面を下に向けたまま歩けば、バッテリーの節約にもなります。
2近くにポケモンが現れたら、iPhoneがバイブで通知。
3その場でいきなり立ち止まらない!自分の後ろを歩いている人がいないかを確認し、道の端っこに移動する。
「止まればいい」わけじゃありません。歩いている人が突然止まれば、後ろの人は追突します。自分の前後を確認し、迷惑にならないように流れから離脱するのが大切。
4ここで初めて画面を見る。ポケモンを捕まえるなりなんなり、好きにしてください。
5ポケモンを捕まえ終わったら、iPhoneを手に持ったまま歩き始めます。なんとなくの惰性で、画面を見ながら歩き始めてはいけません。
ポケストップで取るべき行動フロー
ポケストップでの作業だって一瞬で終わるんですから、だらだら歩きながらプレイするようなものでもありません。
1画面をみて、ポケストップの大体の位置を把握。
2iPhoneを持ったまま歩く。
3近くについたら、自分の前後の確認した上で、道の端っこに移動。改めてポケストップの位置を確認。
4ポケストップをタップ。シンボルをクルッと回して終了です。
知らない人も多いみたいですが、シンボルを回して出てくるアイテムは、タップする必要がありません。出現した時点で獲得判定は出ていますので、回した時点で作業終了です。
5再びiPhoneを持ったまま歩き始める。地図を確認したいときは、かならず自分の前後を確認して、道の端っこに移動してから。いきなり立ち止まらない!
こんな感じでプレイしていたら、きっと誰の迷惑にもならないでしょう。なにはともあれ、町中でのプレイにはメリハリが重要です。
トレーナーである前に、社会の一員だという自覚を
外はポケモン溢れる夢の世界ではありません。人と人が肩を寄せあい生活している「社会」です。
ポケモンGOのルールやマナーなんて考えなくてもいいから、社会のルールとマナーを守って生活をしてください。
「ポケモンGOで禁止されてない」なんて言う人もいましたが、「社会のルール」というモノサシで見てください。そうすれば、自転車や車を運転しながらのプレイがいかにバカげたものなのか、ちゃんと理解できるでしょう。
社会の一員だということを忘れてゲームに没頭するのは、家の中だけにして欲しいものです。
——なんてことを書いてはみたものの。ルールやマナーを守らない人は、こういう記事すら読まないんだろうなぁ。どうやったら事故を減らせるんだろう。。。
大好きなゲームなだけに、これ以上悪評が広がるような事態にしたくないのですよ……。悲しいなぁ。