iPhoneは、画面を下に向けて置くと、自動的にロックが掛かる仕様になっている。これを「フェイスダウン」という。
「画面を伏せているんだから、いまはiPhoneを使っていないだろう。ロックをかけておいてあげよう」という、Apple側の配慮だ。バッテリーを無駄に消耗することもなくなるので、ありがたい機能だ。
しかし、一部のケースでは、このフェイスダウンモードが邪魔になることもある。
たとえばゲームの周回作業。コンピューターがプレイを進めて、プレイで必要な素材やレベル上げを自動化するような機能だ。
これを使うには、基本的に、ゲームのプレイ画面を表示させつづける必要がある。フェイスダウン機能によってロックが掛かってしまうと、ゲームが進まなくなってしまい、困るのだ。
そこで今回は、フェイスダウンモードをオフにする方法をまとめておく。
フェイスダウンモードをオフにする方法
実は、「設定」アプリに「フェイスダウンモードをオフにする」という項目はない。その代わり、「自動ロック」の時間をコントロールすることで、オン/オフの切り替えが可能だ。
「設定」アプリを開き、「画面表示と明るさ」→「自動ロック」と進み、自動ロックを「なし」に変更する。こうすると、フェイスダウンが機能しなくなるのだ。
自動ロックの時間は30秒〜5分で細かく設定できるが、どの時間を設定しても「フェイスダウン」は有効になる。しかし「オフ」にしたときだけ、「フェイスダウン」は無効になるのだ。
細かな Tips だが、覚えておくと、意外なときに役立つかもしれない。