Webディレクターの仕事 ガジェット

プロのウェブ担の実例紹介!外でのリモート仕事に便利で必須な10の道具

remote-10tools

ウェブディレクター歴が8年以上の私は、普段からリモートで作業をする機会が多い。家で作業をしないのは、カフェなど人の気配がある場所のほうが集中できて捗るからだ。

コロナウイルスの影響もあって、これから外出先からのリモートでの仕事をする人も増えてくるかと思うので、必要な道具・あると便利な道具をご紹介しよう。

PC用の純正充電ケーブル

remote-10tools_1

PCでの作業がメインになるので、充電ケーブルは必須。サードパーティー製の安いものも出回っているが、個人的には純正ケーブルをオススメしたい。

というのも、外出先で「突然の機材の不良で充電できない」といったトラブルがあった場合、どうにも対応ができないからだ。

こればかりは代替策などがあまりないので、品質的にもっとも安心安全なアイテムを持つことをオススメする。

安く買うなら中古品も検討

Appleの純正品は基本的に定価で購入するしかないので、ちょっと割高な印象。でも安心安全には代えられないので、私も仕方なく我慢しています。
楽天市場ならポイントが付く分だけお得ですね!あとは、中古で良ければメルカリなどで探すのもアリかと思います。

CHECK!

充電器をそのままガバっとカバンに入れると、コードがぐちゃぐちゃになって断線の原因となる。以下のようなクリップで束ねておくと収納しやすく便利なのでオススメだ。

テザリング可能なスマホ/ポケットWi-Fi

remote-10tools_2

外出先でネットワークに繋ぐ手段を持たなければならない。

最近では無料Wi-Fiを開放しているカフェなども少なくないが、公共のWi-Fiは犯罪リスクを伴う。安全性を欠くので、ネットワーク環境はなるべく自身で用意したい。

iPhoneを持っている人であれば、テザリングを利用するのも良いだろう。私はもっぱらテザリングを利用するケースが多い。

あるいはポケットWi-Fiを別途契約するのも良いだろう。

おすすめなのは「UQ WiMAX」。「実質月額料金:3,000円弱」というリーズナブルな価格な割に、「データ容量が無制限」「速度制限がかかりづらい」ということで、パフォーマンスにも安心できる。

他社のポケットWi-Fiとの価格・性能比較は、以下の記事が非常に参考になるので、気になる人は合わせてチェックしてみて欲しい。

コンセントで充電できるモバイルバッテリー

remote-10tools_3

iPhoneやポケットWi-Fiなどのバッテリー切れトラブルを解消するために、モバイルバッテリーはぜひ持ち歩こう。必須と言っても過言ではない。

オススメなのが「コンセントで充電できるタイプ」のモバイルバッテリーだ。私が愛用しているのが以下の商品。もう1年以上使い続けているお気に入りの一品である。

これなら仮に「モバイルバッテリー自体の充電を忘れた」といった場合でも、外出先のコンセントから直接iPhone・ポケットWi-Fiを充電できる。

モバイルバッテリーを常に満充電にしておくのは難しいし、「そういえばモバイルバッテリー、充電してあったっけ?」と気にしながら生活するのも気持ちが悪い。

USBで充電するタイプは、なにかと取り回しが面倒だったり、持ち歩くケーブルも多くなりがちなので、オススメしない。ぜひコンセント充電タイプを選ぼう。

充電用のマルチケーブル

remote-10tools_4

MicroUSB、Lightningケーブル、Type-Cなど、充電ケーブルの規格はさまざま。これらをいちいち個別に持ち歩いていては、カバンの中でぐちゃぐちゃに絡まってしまう。

どの規格のケーブルにも対応できる「マルチケーブル」を一つ持っておくと、カバンの中がスッキリする。おすすめなのが「Allroundo 」だ。

アダプタが付いており、以下の6通りの接続方式に対応できる。これだけあれば大概のケースに対応できるため安心だ。

remote-10tools_5
allroundoの接続方式

【USB】←→【Lightning】

【USB】←→【MicroUSB】

【USB】←→【Type-C】

【Type-C】←→【Lightning】

【Type-C】←→【MicroUSB】

【Type-C】←→【Type-C】

もちろん接続不良などはない。使い始めて4ヶ月以上経つが「断線した」「充電できない」といったトラブルは今まで一度もない。品質的にも安心しておすすめできる一品だ。

詳しいレビューは以下の記事に記載しているので、合わせて参考にしてみて欲しい。

ノイズキャンセリングヘッドホン

remote-10tools_6

私の相棒中の相棒、Sonyの「h.ear on (MDR-100A) 」。仕事場だろうと外出先であろうと、四六時中装着している。

音楽を聴くのにももちろん役立つが、無音で着けているだけでも快適だ。余計なノイズがなくなり、目の前のことに集中できる。

また、オンラインミーティングで会話をするときにも重宝する。外部の音を遮断して、耳から聞こえる音声のみに集中できるので、都会の喧騒のド真ん中でも快適に通話できる。
※ただし自分のマイクは周囲の音を拾うので、相手にとっては雑音だらけ。通話する場所はキチンと検討しよう。

安い中国品などだとマイクの品質が残念すぎて、会話が成立しない可能性が高い。少なくとも1.5万円は超えるような、ちゃんとしたヘッドホンを用意することをおすすめする。

また、私が愛用している「h.ear on (MDR-100A) 」は、2016年発売の型落ちモデルだ。

もしこれから購入するなら以下の最新モデルか、私のような型落ちモデルを中古で購入することをオススメする。中古であれば1万円弱で買える場合もある。

もしヘッドホンでの会話ではなく、イヤホンを使用するのであれば、Appleの純正イヤホンなどでも代用は可能だ。

しかし外出先だと、人の声や街の喧騒など、かなりのノイズが周囲を取り囲んでいる。イヤホンだと雑音が多くて相手の会話が聞き取れないことが多いので、やはり私はヘッドホンをオススメしたい。

お気に入りのワイヤレスキーボードとマウス

remote-10tools_7

FILCOの「Majestouch MINILA Air」と「レストカバー」、それにマジックマウスを添える。バカみたいに見えるかもしれないが、これが私の外出先での作業環境だ。

私は仕事の関係上、パソコンに向かっている時間が非常に多い。6時間以上ぶっ通しでPCの前に鎮座するなんてことも普通だ。

自分が費やしている時間が大きいものや場所には、妥協をしない。快適で、最大限のパフォーマンスを発揮できるように整えておくべきだ。というのが私の持論である。

なので外出先であろうとも、タイピングの快適さを犠牲にはできない。こればかりは常に「いい気持ち」でいたいし、「我慢しながら仕事をする」のはまっぴらゴメンなのだ。

A5程度の大きさのノート

remote-10tools_8

パソコンでの作業がメインだろうと、パソコンだけで仕事をするわけではない。ときには手書きでメモを取りたいし、アイデアを膨らましたい。

「紙に書きたい!」と思い立ったとき、そこに紙が無かったストレスは計り知れない。そうならないためにも、ノートは絶対に持ち歩くべきだ。

ノートの大きさも、ロディアのNo.11(A7サイズ)などの小型メモでは、アイデア発想には向かない。少なくともA5ぐらいの広さがあると安心できる。

個人的にブームなのが「Rollbahnロルバーン」。なんの変哲もないリングノートだが、デザインを選ぶ楽しさもありつつ、非常に無難に使いやすい。

サイズも豊富に取り揃えているので、自分の好みの大きさを探すのも楽しい。気軽に使える小さいメモ用と、アイデア発想用の大きなノートの2種類を常備しておいても良いかもしれない。

ペン(多機能ペンやマルチ8がおすすめ)

remote-10tools_9

ノートを持ち歩くなら、ペンも必要だ。筆箱に入れるほどの数のペンを持ち歩くのは、嵩張るし重くなるのであまり好きじゃない。

1本で何役もこなせる4in1などの「多機能ペン」や、8色の色鉛筆を内蔵した「マルチ8」などはオススメだ。

個人的に最近のブームは「シャーボX」だ。0.3mmのシャープペンと、0.4mmのゲルインクという細いペンを内蔵できる、数少ないペンだ。

「マルチ8」も良い。黒いボールペンで書いた味気ないメモも、「マルチ8」で塗ったり、線をなぞったりするだけで、簡単に賑やかで華やかになる。

SpotifyやAmazonPrimeMusicなどの音楽配信サービス

作業中にBGMをかけて気持ちを高ぶらせたり、ヒーリング音楽や環境音を流して集中するのも効果的だ。

特に「焚き火の音」「雨の音」などの環境音は良い。「1/fエフブンノイチ ゆらぎ」と呼ばれる「規則的な中にも不規則が混在している揺らぎ」は、リラックス効果や集中力の向上が期待できる。

無料であれば「Spotify」、Amazonプライム会員なら「Prime Music」が良いだろう。

Youtubeやニコニコ動画などの動画サイトでも、こういった「作業用BGM」を流すことはできるが、私はオススメしない。誘惑が多すぎるのだ。

外出先での作業は、いわばひとりでの戦い。どれだけ誘惑を断ち切って、脱線せず、目の前のタスクに集中できるかが生産性のカギになる。

Youtubeなどの動画はそれを妨げる最も強力な原因になる。もし動画を見たいなら、「50分作業、10分休憩」といった具合にメリハリを付けるべきだ。

ネックウォーマー

作業環境が必ずしも快適とは限らない。温度の調整ができない場所も多く、自分でキチンと体調管理・体温管理をする必要がある。

特に寒さへの対応が大切。夏場は要注意。クーラーの風を直接浴びてしまうと、それだけで一気に体調を崩す可能性もある。

冬場でも場所によっては「暖房の効きが悪い」「外からの風が頻繁に吹き込んでくる」といったケースも多々あり、「室内だから安心」と思ってはいけない。

最近だとひざ掛けを用意してくれているカフェも多いので助かるが、体調不良の原因には首元を冷やすことが挙げられる。

そこで私がオススメするのがネックウォーマー。首元が温かいだけで、寒さをかなり軽減させられる。

かさばらないので、カバンにポンッと入れておけば良い。使う機会が少なかったとしても、あれば安心できるアイテムである。

素材は綿100%のものが良い。ポリエステルなどの化学繊維は、安く手に入る代わりに肌触りが悪い。チクチクして痒くなるので私は好まない。少し高くても天然素材のものを選ぶことをオススメする。

  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

-Webディレクターの仕事, ガジェット
-, , ,