
「音」というのはとても大切で、それだけで人の気分は高揚し、つまらなかった作業が楽しくなるから、不思議なものです。
iPhoneではタイプするたびに音がなるように設定されています。これを「Macでもキー入力するたびにタイプ音が鳴ったら、どれだけ素晴らしいか」と想像したことはありますでしょうか。
実際にそれを実現する方法があり、試しにやってみたら、まぁこれが心地良いのなんのって。ぜひ皆さんにも体験してもらいたいと思うのです。
Macのタイプ音をカスタマイズ「Tickeys」
Macでキーボードのタイプ音を自在にカスタマイズできるアプリ「Tickeys」。これを使えばMacでキー入力をするたびにタイプライターのようなカチャカチャ音を鳴らすことができます。
Macのタイピング音をタイプライター風にするとメッチャ心地いいから、ぜひみんなもやってみて欲しい( ´ ▽ ` ) pic.twitter.com/107tNsPJVy
— ばんか (@bamka_t) 2018年9月26日
アプリは無料。GitHubにて公開されていますので、以下のダウンロードリンクからダウンロードしてください。
リンク先のページにアクセスしたら、ページをスクロールして、「Install」の項目にあるテキストリンクをクリックすると、アプリのダウンロードが始まります。

「Tickeys」の設定方法
「Tickeys」をダウンロードしたら、アプリを「アプリケーション」フォルダに移動させます。

このままアプリを起動しても以下のようなアラートが表示されて、アプリを起動できません。アプリを起動するためには、システム環境設定を変更する必要があります。

「システム環境設定」を開き「セキュリティとプライバシー」を選択します。

上のタブで「プライバシー」を選択。左下の南京錠がロックされている場合は、アイコンをクリックして、パスワードを入力。これで設定を変更できます。

左の項目の「アクセシビリティ」を選択し、右のアプリケーションの中にある「Tickeys」にチェックを入れます。

これで前準備は完了。アプリを起動すればタイプ音を変更させられます。
「Tickeys」でできること
「Tickeys」で設定できるタイプ音はいくつか種類がありますので、お気に入りを見つけてください。私は「Mechanical」が大好きです。

タイプ音の「音量(Volume)と、タイプ音の「高さ(Pitch)」を調整することができます。タイプ音をシッカリ聞きたい人は音量を大きめにすると良いでしょう。意外と「音の高さ」も大切ですので、自分が心地よいと感じる音を作ってください。

「Filtering」では、「タイプ音を出したいアプリ」や「タイプ音を出したくないアプリ」を設定できます。例えば「お気に入りのテキストエディタで文章を書いているときだけ、タイプ音が鳴ればいいや」という使い方も便利です。

自分だけのタイプ音を設定可能
「Tickeys」では予め音源が用意されていますし、それだけでも個人的には大満足しています。しかしもしあなたが本当にこだわりたいなら、自分だけのタイプ音を設定することだってできます。
詳細なやり方は、以下のブログを参考にしてください。ちょっと複雑で、手間も掛かったりするので、私は実施していません。
Macが100倍楽しくなる!キーボード音をカスタマイズしてタイピング人生を変えよう!Tickeys
Tickeysでキーボードタイピングの音を変えよう!Tickeysは、キーボードをタイピングしていろいろな効果音を流すことができるMacのアプリです。タイプライター風の音や、剣を振るう音など、標準装備でも多彩な音が用意されています。
タイプ音を本気で楽しみたいならイヤホンを!
さて、タイプ音を聞いて心地よく感じるのは、きっとタイプしているあなた自身だけです。他人にとってはただの雑音です。職場でガンガン鳴らしていては、きっと他の仕事仲間に迷惑になるでしょう。
楽しみは、ひっそりと、こっそりと、自分だけで。
個人的にオススメなのは、Bluetoothで接続するワイヤレスタイプのイヤホンやヘッドホン。デスク周りがコードでぐちゃぐちゃになりませんし、持ち運びにも便利。外出先での動画や音楽の視聴に役立ちます。
最近お気に入りなのは「SoundPEATS(サウンドピーツ)」の「Q35」。コスパが良いんです。音質も決して悪くなく、充電も長持ちし、耳からこぼれ落ちることなく安定感がある。エントリーモデルとしては良いイヤホンです。