iPhone XS Maxでは、HDビデオ撮影の他に、4Kビデオ撮影ができるようになりました!実際に4Kでホームビデオを撮影してみましたが、感動的な美しさです。
では実際にどれほどの画質の差があるのか、比較ムービーを作成しましたので参考にしてみてください。
4KとHDの違いとは?
いかがでしたでしょうか。普通に見ているとわかりにくいですが、拡大してみると画質の粗さ・鮮明さが伝わるのではないでしょうか。
静止画で見てみると、こんな感じ。パッと見たところはあまり大きな差がないように見えますが、拡大してみると差は歴然です。
ちなみに「4K」とか「HD」というのは「解像度」を表す表現で、つまり「表示されている画面のキメ細やかさ」です。それぞれの解像度は、
- 4K:3840×2160ピクセル
- フルHD:1920×1080ピクセル
となっています。
「解像度」は「画面の滑らかさ」とは違うのでご注意を。画面の滑らかさは「fps(Frame per Second)」という単位を用います。日本語に訳すと「1秒あたり何枚のフレーム(静止画)数」です。
動画っていうのは、パラパラ漫画と同じです。1秒あたりに表示する静止画の枚数が多ければ多いほど、滑らかな表現になります。
iPhoneで設定できる最高fpsは60fps。iPhoneの容量に余裕があるなら、ぜひ60fpsを設定してください。
容量も大きいので要注意
もちろん解像度が上がれが上がるほど、動画の容量は大きくなります。4KとHD、それぞれ同じ撮影時間のムービーの容量の比較が以下のとおりです。
4K撮影は忘れずに設定を変更しよう!
さて、iPhone XS Maxを買ったからといって、最初から4K動画を撮れるわけではありません。ここは本当に要注意。自分で設定を変更しなければなりません。
iPhoneの設定アプリを開き、「カメラ > ビデオ撮影」と進み、「4K/60 fps」を選択しましょう。
これで設定は完了です。
執筆後記
4K撮影は本当に素晴らしい!ですが、設定だけは忘れないようにご注意を。ちなみにfpsは60が絶対推奨。解像度もそうですが、滑らかな動画ほど気持ちのいいものはありません。
容量の大きさが気になる人は、GooglePhotoなどのクラウドサービスを利用したり、以下のような「iPhoneの写真・動画を保存できるUSB」などを利用すると良いでしょう。