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スマートウォッチって本当に便利なの?役立つ機能と全然つかわない機能

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過去には Xiaomi の Mi band や Mi Watch を使うなど、コスパ重視のスマートウォッチをいろいろ試してきた。そして最近は、またあたらしいスマートウォッチ「HUAWEI Band 7」を手に入れて、所有欲が満たされている。

ぼくはスマートウォッチを日々着けていて、日常生活で役立っていると感じている。しかし、スマートウォッチの魅力がイマイチよくわからないという人も、世の中には多いだろう。

そこで今回は、ぼくがスマートウォッチを使っていて本当によかったと感じる機能について、本音でお話ししよう。これを見れば、あなたもスマートウォッチが欲しくなるかもしれない。

本当に便利でよく使っている機能

アラーム

まず第一に挙げられるのが、アラーム機能だ!これのためにスマートウォッチを手に入れたといっても過言ではない。

あらかじめ設定した時間になると、バイブレーションで知らせてくれる。音は鳴らず、バイブレーションでのみで知らせるのが一般的だ。

ぼくのように、家族と同室で寝ている人にとっては非常に重宝する機能だろう。けたたましい目覚まし時計で家族を巻き込む必要がなくなり、自分だけが気づけるアラームを設定できるのだ。

日時と曜日のチェック

「あれ?今日って何日だっけ?」「何曜日だっけ?」という場面は、日常生活の中でも意外と少なくない。自分だけじゃなく、妻や娘に聞かれることも多い。

そんなとき、スマホを取り出すこともなく、手元だけでササッと確認・チェックできるなんて、なんとスマートなんだろう!

タイマー

カップラーメンを作る。
いまの作業に集中したい。
ちょっとだけ仮眠を取ろう。

そういう、短い時間の間隔を知らせてくれるための「タイマー」機能が、意外と重宝するのである。

1分・2分・3分・5分・10分・15分・1時間などなど、自分の好きな時間に合わせてタイマーをセットでき、時間が経過したらバイブレーションで知らせてくれる。

これらを操作をすべて手元で完結できる。スマホを出さずに使える、この手軽さが良い!

スマホを使うと「なんだかセッティング面倒くさいな」と思うことでも、スマートウォッチなら手軽にササッとセッティングできるので、「ちゃんとタイマーを活用しよう!」という気持ちになれる

通知機能

iPhoneに届いた通知を、スマートウォッチから確認できることにも、とても助けられている。

届いた通知の内容をすべて読める必要はない。LINEのメッセージの内容がすべて読める必要はなく、LINEが届いたという事実を即座にチェックできれば、それで十分だ。

「おっ、妻から連絡がきた」とか「会社のSlackから急ぎっぽい要件が来たな」とか。届いた内容の軽重が手元で見て、そして判断できるのが良い。

家族といっしょに食事をしているなど、スマホを取り出すことがあまり好まれない場面というのがあるからね。手元でササッと、誰にも気づかれずにチェックできるのは良い。

懐中電灯

ディスプレイの照明を利用しての懐中電灯機能も、出番の多い機能のひとつ。娘が寝静まった寝室を探索するときに役立つ。

iPhoneのライトをかざしていると、どうしても片手がふさがってしまう。しかしスマートウォッチなら、暗闇でも両手を使うことができるのだ。

音楽コントロール

スマートフォンで再生している音楽を、スマートウォッチからコントロールできる機能。

ぼくがいま愛用している HUAWEI Band 7 は、iOS の音楽コントロールに非対応なのだが、以前愛用していた Xiaomi の Mi Watch ではとても助けられていた。

家のワイヤレススピーカーや、カーシェアリングでレンタルした車のオーディオで、iPhoneの音楽を流しているときには、いちいちiPhoneを手に取る必要がなく、簡単な操作をすべて手元で完結できるのはよかった。

まぁまぁ便利で使ってる機能

睡眠管理

自分が何時に就寝して、何時に起床したか。合計何時間寝ていて、どれぐらい深い睡眠を取っているのか。

この記録をだらだら見るのはそこそこ楽しい!…のだけれど、じゃあ実生活に役立てているのかと問われれば、別に活かせている気がしない。

「あー、最近寝不足ぎみだなぁ」というぐらいの、だいたいの目安になるぐらいかな。

歩数管理

これも本当に目安程度。

休みの日に10,000歩歩いているとわかれば「あー今日はいっぱい歩いたなぁ」と思うけれども、だからといって1万歩を目指して生活しているわけでもない。

ただの振り返り機能みたいな位置づけになっている。

iPhoneを探す

家の中でiPhoneがどこかいってしまったときに使う程度。過去に2〜3度ほど役に立ったことはある。

ただ、そもそもiPhoneの場所がわからなくなるなんて場面に出会わないので、活躍する機会も非常に少ない。

なんか全然つかえてない機能

  • ワークアウト
  • 心拍数計測
  • 血中酸素レベル計測
  • ストレスチェック……etc

このあたりの健康チェック項目については、読み解く技術がないので、収集したデータを活かすことができない。キレイなグラフを見て「へ〜……」と思うぐらいしかできないのが現状だ。

ワークアウトも、キチンと使いこなせば、何か役立つのかもしれない。
しかしぼくのトレーニングメニューはすでに決まっているので、回数や時間を計測しても、そのデータを次に活かすことがないのだ。

あと、トレーニングのメニューを切り替えるたびに、いちいち手元で「スタート」「ストップ」を操作するのも面倒くさい。そんなことをダラダラやっている間に、ぼくはさっさとトレーニングをしたいのだ。

まぁこのあたりの健康データは、活用するというよりも、収集することが重要なのかもしれない。

なので、とりあえず手首にスマートウォッチを巻いて生活していれば、いつか役立つ日がくるかもしれない。そんな日がやってくるのを、ただ信じて待つことにしている。

あとがき

えっ。。。なんか、スマートウォッチもつ必要ある?」と思われた方もいるかもしれない。

なるほど、正論だ。自分でも「あれ……なんかべつに、なくても困らないんじゃない?」と思うこともある

ただ、放っておいたら勝手に自分に関するデータが蓄積されていくのは、自分に関するログを貯めているみたいで気持ちがよくて、なんだか満足感がある。

それに、タイマーやアラームなどは、地味だけど意外と強力に、ぼくの生活をサポートしてくれている。なくてもおそらく不便はしないだろうけど、あったらあったで便利に使える。

それがスマートウォッチなんじゃあないかなぁ。

なので個人的には、数万円もする高価なものは必要なくて、1万円を切るような安価なもので十分役立つと思っているよ。

もし興味が出てきた方は、Xiaomi の Mi band や、HUAWEI Band 7 あたりのコスパの良いスマートバンドがおすすめだ。

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  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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