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ブログ記事を書き終えてから公開するまでにチェックしたい項目リスト(私専用)

自分のブログ記事を推敲するときに、チェックするべき項目をまとめたのでシェアします。数々の人気ブログ記事から「このポイントを見直したらブログ記事は良くなるよ!」という内容を抜粋して作っています。

ただ、まだ未完成です。完成する日もこないだろうと思います。これからも加筆修正を繰り返していって、より精度の高いチェックリストに昇華させていくことの方が大切だと思いますからね。

なので、これをフォーマットとして、あなたはあなた自身で「ブログ記事を書き終えてから公開するまでにチェックしたい項目リスト(自分専用)」を作ってみてください。

元ファイルを共有します

今回作成した元ファイルは、Evernote の方にアップロードしておきました。共有 URL をシェアしますので、お好きにダウンロードしてください。

チェックリストの項目はこちら

今回作成したチェックリストを表組みにしてまとめましたので、こちらもシェアしておきますね。

チェックリストというよりは、ちょっとした心得的な感じですね。「すべて達成できているか?」が重要なのではなく、これらの項目を意識して書けていたかを振り返ることの方が大切なのではと考えています。

こうして毎日のように記事を書いていると、大切な何かを少しずつ失っていっているような、そんな感覚が襲います。なので、立ち戻れる場所が欲しかったんです。

記事のコンセプト
誰に宛てた記事か 宛先はひとり。より具体的な方が良い。実在する人であれば、よりイメージしやすい。
何を伝えたいのか ひとつの記事に、主張はひとつ。
どうなってもらいたいのか この記事を読む前と後で、どのような変化を感じてもらいたいか。
読み手が得られるベネフィットは何か この記事を読むことで得られる利益は何か。どんな利益を読み手に与えられるのか。
気持ちに嘘はついていないか? 良くないと思っているものを良いと言ってはいないだろうか。心に正直に、書きたいものを書けているか。
自分の意見は入っているか? 事実だけでは味気ない。自分に意見があればこそ、無機質な記事にも色がつく。
タイトルに迷ったら……
SEOを気にし過ぎてはいないか。ときには印象づけるタイトルも有効である キーワードや固有名詞に縛られて、大切なモノを見失ってはいないだろうか。
文字数に囚われていないか。 32〜36文字は目安であって、制限ではない。
宛先は含まれているか 読み手が「あっ。自分に関係あるわ」と感じられるか否か。
記事の内容・読むことで得られるベネフィットや変化がイメージできるか この記事を読むことで得られるものが、イメージできるようなタイトルであるか。
自分の経歴・熟練度が説得力になることもある 「Evernote歴5年のベテランが…」といったら、記事に説得力が出る。しかし、嘘はいけない。
パターン1:前半にターゲット、後半にキーワード 例:日本の全エンジニアに捧ぐ!現在公開されているAPI一覧
パターン2:前半に感情表現、後半にキーワード 例:あっという間に取れる!ワイシャツの黄ばみを真っ白にする2つの裏技
本文の推敲
文章の形式・表現について
無理に漢字を使っていないか(ひらがなの方が読みやすい場合がある) 更に|殆ど|下さい|事|物|1人・2人|そう言う|そんな風に|出来るだけ|恐る恐る|何時か|何処か|何故か|良いよ|捗る|後で|人達|掛ける|ひと通り|丁度|時間が経つ|使い易い|何でも|頂いた| など
誤字脱字はないか 要チェケラ!
主語と述語が極端に離れているものはないか 読者を考えさせない文章がGood。主語、目的語、述語の順序を入れ替えるだけで文章は読みやすくなる。
読み違いが起こる可能性はないか 「美しい水車小屋の娘」・・・美しいのはどっち?
リズムが詰まる一文はないか 読んでいて気持ちの良い文章には、一定のリズムがあるものである。
しゃべるように書いているか 文章を書くのではなく、文字を使って語りかけよう。隣にいる友人に世間話を切り出すかのように。
受け身の文章が多くなっていないか 「~される」という表現をやめると、文章があとずさりではなく前傾姿勢になり、論旨が読み手にはっきりと伝わるようになる。「使われています → 使っています」「作られる → 作る」など。
あいまいな表現を使っていないか 「たぶん」「でしょう」「かもしれません」「思います」「〜なかたち」
重複・繰り返しになっている部分はないか 文の最後に「です」が続いていないか?その単語を言い換えることはできないか?
文章は削ぎ落とせているか 「文章は短くシンプルな方が良い。「こと」「など」が多用されて文章は長くなっていないか」「"とても" "あまり" などの装飾も無用。シンプルな文章作りを邪魔していないか」「極端に長い一文はないか。ひとつの文にふたつ以上の意味が含まれてないか」
無駄な接続詞が含まれていないか 接続詞の使いすぎはNG。無くても意味が伝わるなら、削除して構わない。
記事の内容について
記事の内容をすべてをまとめた、簡潔明瞭な一文があるか 自分がこの記事をシェアしようとしたとき、引用したい一文はあるか。それは 100 文字以内に収まっているか。
最初の一文は充分に魅力的か 本文へ読み進めるために、タイトルの次に目に入るのが冒頭の一文。これが充分に考えられていないと、読者に読み進めてもらえない。
最初の3〜5行で、読み手は頭の中に将来を描けるか? 頭に「早い話が…」を付けて伝わる文章を作り、最後にその冒頭を切り取ると良い。
専門用語は使っていないか 素人でもわかるように。中学二年生が読んでもわかるように。
自分の体験談は入っているか 客観的な論調だけではなく、自分の主観を織り交ぜることで、活きた文章にできたらより Good !
結論を先に書けているか 回りくどくなっていないか?読者は早く結論を知りたいと思っている。
蛇足的な話はないか その一文がなくても本文の趣旨・意図・相手の受け取る感情に変化がないのなら、その文に意味はない。

あとがき

もちろん、これらのチェックリストを達成できたからといって、必ず人気記事になるわけではありません。でも、自分で自信をもって「達成できている!」と思えたら、それはきっと良い記事なんだと思います。

初心忘れるべからず、というやつです。立ち戻れる場所として、自分だけのチェックリストを持っておきましょう。

それでは、今日はこのあたりで。

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  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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