iPhoneの指紋認証によく失敗するなら、その指で何個も登録しちゃいましょう。「ひとつの指に対して、登録はひとつ」と決められているわけではありません。同じ指を複数回登録することで、認証の確率が劇的に向上します。
iPhone の指紋認証って、ホント便利ですよね。いちいちパスコードを入力しなくても、ホームボタンに指を置いておくだけでロックが解除できてしまうわけですし。
……ただ、ここ最近、この指紋認証をよく失敗してしまうんですよ。
指が汚れているからか、はたまた脂ぎっているのか……。理由はわかりませんが、「確認できませんでした」と認証をはじかれてしまって、結局パスコードを入力しなくてはいけなくなる事があります。
その解決策として見つけたのが、「ひとつの指で複数回、指紋の登録する」というものでした。
「ひとつの指で一回登録」と誰が決めたのか
これは非常に盲点だったんですけど、「指ひとつに対して登録もひとつ」だと決めつけていました。
つまり、右手の親指を登録したらそれで完了。もう一度右手の親指を登録したかったら、以前に登録したものを一度消して、新たに登録し直す必要がある。……そう考えていたんです。
でも、そうじゃないんですよね。右手の親指を何度登録してもいいんです。
なので私は、一番良く使う「右の親指」の指紋だけで、ふたつほど登録しています。
これであれば、接面角度などの原因で「登録1」が反応しなかったとしても「登録2」として認識・解除してくれます。これは感覚値ですが、確かに指紋認証の成功率が上がりました。
あとちなみに、上記の設定画面でホームボタンに指を置くと、既に登録してある指紋には背景色がついて分かるようになっています。登録した指がちゃんと、認識されやすい角度で登録されているかを確認するのに役立ちます。
指紋認証に登録できるのは5つまで。その5つのうち、2つを同じ指に使ってしまいますが、一番使用頻度の高い指については少なくとも2つ登録しておくと便利だと思いますよ。
あとがき
何度やってもロック解除ができなくて、結局パスコードを手打ちするってことがケースが頻発していたので、今回の TIPS は本当に助かりました!
ちなみにこの TIPS は、男子ハックさんが iPhone 5S の時にすでに実施していた小技なんです。いやぁ、目からウロコでした。
では、今日はこのあたりで。