ブログを運営しながらも、正直に告白すれば、SEO関係の言葉を見ると頭がこんがらがります。
特に、訪問数とかユニークユーザーとか、基準となる要素の言葉の意味合いが分かりにくいんですよね。でも、これが分からないと、その数字の示す意味が全くわかりません。
そこで今回は、セッション・ユーザー・ページビューという3つの言葉の違いについて、ちょっと噛み砕いてお話しします。
もくじ:見出し一覧
セッション(訪問数)とは?
セッションとは、別名「訪問数」と表記されるものです。(Googleアナリティクスでも、以前まではセッションは「訪問数」と表記されていましたが、2,014年4月頃に「セッション」という表記に変更されました)
セッションは、動きの "流れ" に焦点を置いています。
そのため、サイトの流入→離脱までが1つの区切りとなって、離脱した時点で "セッションが切れた" 状態になります。
もう少し具体的に話しましょう。
例えばあなたが、今このブログを訪問した時点で、セッションは1です。
あなたが当ブログの他のページをいろいろ見て回っても、セッションは1つの流れの中にいますので、関係ありません。
しかし、一度このブログを離脱してしまえば、セッションが切れます。従って、時間を置いて(30分以上の時間が空いて)から当ブログに訪問すると、新たなセッションが発生するので、数値は2となります。
UU(ユニークユーザー)とは?
UUとは、ユニークユーザー(Unique User)の略です。Googleアナリティクスで言うと「ユーザー」のカテゴリにあたるものになります。
これは、「ユーザー」という一人の「人」に焦点を当てたものになります。
そのため、測定している期間内でユーザーがいくら行き来しても、何の関係もありません。純粋に、ユーザーの動きを追います。
もう少し具体的に話しましょう。
例えばあなたが、今このブログを訪問した時点で、ユーザーは1です。
あなたが当ブログを見て回っても、あなたは一人なので1のまま。また、当ブログを離脱した後、時間を置いて当ブログを訪問しても、数字は1のままです。
あなた以外の他のユーザーが当ブログに訪れて、初めて数字は2に増えます。
PV(ページビュー)とは?
PVは、ページビュー(Page View)の略です。
PVは、見られたページの数をカウントしていきます。
例えば、あなたが当ブログに来たら1PV。あなたが他のページに移動したら2PVに増え、他の新しいユーザーが訪れたら3PVに増えます。
これが一番分かりやすく、シンプルな指標ですね。そのため、いろんな場面で比較対象として持ち上がるものでもあります。
あとがき
言葉の意味を理解すると、分析する方針が変わります。
例えば「ランディングページの計測はセッションがいいな」「広告の効果を測定するならユーザーで測定して、ストーリーを見よう」とか。そういう判断ができるようになります。
自身のブログのアクセス解析の第一歩として、ぜひ覚えておきましょう。