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【OpenRun Pro対応】Shokzの骨伝導ヘッドホンのマイク品質テスト

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Shokz(旧:AfterShokz)の最新骨伝導ヘッドホン「OpenRun Pro」を試用する機会をいただいた。詳しいレビューはまた別途記事にまとめようと思うが、今回はマイク音声の比較テストの結果をご紹介したいと思っている。

比較対象は以下の通り。同じく Shokz が提供している骨伝導ヘッドホンの他、iPhone のマイク、そしてワイヤレスイヤホンの代表として Bose の QuietComfort Earbuds を取り上げてみた。

マイクテスト比較対象
  • Shokz:OpenRun Pro
  • Shokz:Aeropex
  • Shokz:Open Comm
  • iPhone:12 Pro Max
  • Bose:QuietComfort Earbuds

Shokz 骨伝導ヘッドホンの音声テスト比較

Shokz:OpenRun Proの録音音声

他の骨伝導ヘッドホンと比較するとわかるが、他のシリーズのものよりもクリアで、声がハッキリと聞こえる。

低い音の重厚感などはないが、こういったワイヤレス・オーディオデバイスは、みんな共通しているので、OpenRun Pro が目立って悪いわけではない。

ラジオなどの収録には向かないが、一般的な会議や通話では十分に役立つ音質だろう。

Shokz:Aeropexの録音音声

Aeropex を愛用していたときは、そこまで音質について不満を感じたことはなかったが、こうして比較してみると、他に比べて安っぽい音に感じてしまう。

ジャギジャギした感じの声に聞こえてしまって、すこし聞き苦しさを感じてしまうやもしれない。

Shokz:OpenCommの録音音声

OpenComm は Shokz の骨伝導ヘッドホンの中でも、通話性能を高めたヘッドセットモデルだ。専用のマイクが別に付いているだけあって、音質は良い。

口元にマイクがあるので、気持ち的にも安心して会話ができるのが嬉しい。ちなみにドラマでも活躍しているモデルであり、日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』や、おなじく日曜劇場の『DCU』でも使われているモデルだ。

iPhone:12 Pro Maxの録音音声

iPhone のマイク音声が、この中では一番ダイナミックで迫力がある。低音を含めて全体的に厚みがあり、重厚感がある。

ただ、かなり広い範囲の音を拾ってしまうこともあり、後ろで鳴っているテレビの音声なども聞こえてしまっている。

Bose:QuietComfort Earbudsの録音音声

3万円もするワイヤレスイヤホンだが、マイクの品質はあまり良くない。ワイヤレスイヤホンは総じてそういうものだと諦めているが、多分にもれず、薄くて軽い音だ。

結論:OpenRun Proの音質はシリーズ最良

シリーズ最新作である「OpenRun Pro」のマイク音声は、全体的に見ても中の上ぐらいではあると思う。もちろん、ワイヤレスオーディオデバイスの中での話ではあるが。

マイク音声の品質にこだわろうと思ったら、やはり収録用のマイクが必須にはなってしまう。しかし日常生活で活躍するテレビ会議や通話レベルであれば、かなり心強い品質だといえる。

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  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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