日本語と英語の切り替えがスムーズなんです。もうほんと、これに尽きます。この操作が一瞬で完了するだけで、どれだけのイライラが解消されるか。
私は普段「Keychron K3 Pro」というロープロファイル型のメカニカルキーボードのUS配列を愛用しています。
ただ、最近はiPad miniで執筆作業をすることも多くなったため、JIS配列のHHKBに切り替えています。英数←→かなの切り替えを素早くスムーズに行えるかどうかが、作業効率と執筆スピードに直結するためです。
JIS配列はキーひとつで言語切り替えができる
US配列のキーボードは、使用する言語を切り替えるために「Ctrl」+「スペースキー」を使用します。
ここに課題があって、あくまで言語を「切り替える」という機能なのです。つまり英語から日本語、日本語から英語に切り替えるための操作となります。
したがって、「いま自分が使用している言語は、日英どちらなのか」を把握していないと、正確な判断ができません。
一方のJIS配列キーボードは、スペースキーの横に「英数」「かな」という独立したキーが存在します。その名の通り、「英数」を押せば英語に、「かな」を押せば日本語になります。
このとき、私がいまどちらの言語を使用しているかは問題になりません。相互に切り替えるわけではなく、使用したい言語のキーを押せばそちらの言語になります。迷ったり考えたりする必要がないのです。
この違いが本当に大きい。想像を超えるほど、タイピングの快適度に違いがあります。
しかもUS配列キーボードで「Ctrl」「スペース」を押しても、ちょっとタイムラグがあります。押してから1秒程度立たないと、言語が切り替わりません。
文章作りはリズムです。自分のペースで淡々と言葉を紡いでいきたいのに、都度都度で中断を余儀なくされてしまう。これは非常にストレスです。
iPadで使うキーボードはJIS配列の方がストレスフリーなのです。
iPadでJIS配列キーボードが使えるようになりました
すこし前までは、iPadにJIS配列キーボードを接続しても、それをUS配列と認識されてしまって、使い物になりませんでした。
しかしいまはちゃんとJIS配列として認識されるように、設定で変更できるようになりました。
リンク:iPadがOS16.1でついにJIS配列キーボードを使えるようになった話 - あなたのスイッチを押すブログ
Macだったら解決策もあったけど
Macであればアプリケーションを使って「スペースキーの左右にあるキーを、英数とかなに割り当てる」というカスタマイズをすることができました。
リンク:US配列でもJIS配列と同じ英数・かなキーを実現する方法
リンク:USキーボードに英数 / かなキーを実装する方法【BetterTouchTool 活用編】
ですがiPadではそれができないのでね。やむなくJIS配列キーボードを使うしかなかったわけです。