ここ一番で集中力を高めたいとき、あなたならどうしますか?
私はよく「ポモドーロテクニック」なる技術を使います。25分の作業と5分の休憩を繰り返すことでメリハリをつけ、より短い時間で質の高いアクションが行えるようになるテクニックです。
しかし、これもかなり精神力を要するテクニック。気持ちを奮い立たせて「やるぞ!」とならないと、なかなか重い腰は持ち上がりません。
もっと強制力のある、物理的な効果が期待できる方法が欲しい。
そんな時、私はコンビニに駆け込んで、あるものを買うようにしています。
チュッパチャプスは最高の集中力増加アイテム
そのあるものとは、「チュッパチャプス」。
棒の先端にちょっと大きめな飴玉がついていて、古くから愛され続けている国民的お菓子である、あの「チュッパチャプス」です。
なぜチュッパチャプスが良いのか。それにはいくつか理由があります。
ちょうど良いタイマーとなる
まずひとつ目の理由として、ちょうどいいタイミングで食べきれるからです。
チュッパチャプス一個を食べ終わるのに必要な時間は、だいたい 30 分程度と言われています。私自身の経験談から言えば 30 分よりちょっと短めって印象ですけど、でもだいたい 30 分ぐらい。
食べ始めてから終わるまでが、物理的な作業タイムとして機能してくれます。タイマーいらずなので、チラチラ時間を気にすることもありません。
また、人間が持続的に集中できる時間は、30 分 〜 50 分ぐらいと言われています。加えて、「脳が "ツラい" と感じる前に休憩を取るのが良い」と言われていて、それがだいたい 30 分程度なんだそうです。
ポモドーロテクニックも、そんな「集中力を維持できる限界値」を元にしていますので、チュッパチャプスの食べきる時間はグッドタイミングと言えるでしょう。
適度な糖分が摂取できる
脳のエネルギーとなるのは、炭水化物と糖分です。
炭水化物は、長時間の集中力を高めるための持続する力が得られます。なので、パンやご飯などが効果的ですが、ここぞという集中力には適しません。
一方で、糖分の方は即効性があります。なので、アメやガムなどによって糖質を摂取することが大切なのです。
チュッパチャップスも飴ですからね。例外ではありません。しかし、食べ過ぎで太ってしまっても、当方責任を取れませんのであしからず!
口に物を入れておける
人間の脳は、「噛む動作」によって活性化すると言われています。また、口を動かしているだけでも、脳には効果があると言われています。
野球選手がガムを噛みながらプレーしている姿を見たことがありますでしょうか。あれは、確かに行儀はよくないかもしれませんが、集中力を高めるためのひとつの手段なのです。
チュッパチャプスも同じで、口の中でコロコロと転がしていられるので、集中力を高めることができます。
また、食べ終わっても棒が残りますからね。あれを転がすだけでも集中力は持続されます。私なんかはほとんどの場合、食べ終わってからもしばらくは咥えたままでいますね。
あとがき
30 分間集中するために 40 円も掛かると考えるか、たった 40 円で 30 分の集中力が手に入ると考えるか、難しいところですね。
正直、あめ玉一個が 40 円というのは非常に高い気がします。なので私も、いつも使うというわけではありません。ここぞという時に使う最終手段みたいなものです。
……とは言っても、チュッパチャプス自体が普通に好きなので、コンビニ寄ったときにはついつい買っちゃうんですけどね。
ちなみに好きなのはコーラとチェリーです。鉄板。