初代 Apple Pencil のキャップにヒビが入ってしまった。別に使い勝手に影響するわけでもないし、気にしなければいいだけの話ではある。
しかし、気にしないようにすればするほど、気になってしまうのが世の常である。
もうかれこれ3ヶ月ぐらいだろうか。Apple Pencil を使うたびに「些細なことなのに、なんだか気持ちが浮かないんだよなぁ」という気持ちを引きずるようになってしまっていた。
それならいっそ、キャップの代わりになりそうなものはないのかとGoogleで探してみたところ、実は非純正のキャップが単体で売られているではないか。
キャップごときに1,000円も払うのかと思うとちょっともやもやしてしまうが、これで日頃のストレスから開放されるならと、今回買ってみた次第だ。
非純正Apple Pencil用キャップも純正と何も変わらない品質
まず結論。
あまり期待はせず、なんとなく代わりになればいいかなぐらいに思っていたのだが、そのクオリティに驚いた。正直、2つを並べて眺めてみても、どちらが純正なのか判断がつかない。それほどのクオリティだった。
非純正ではあるが、特に純正にこだわる気持ちがないのなら、キャップを紛失したときの代替品として十分に役立つ。もしApple Pencilのキャップを探しているのなら、私は普通におすすめできる。
それでは写真と一緒に、詳細についてお話ししよう。
Amazonから送られてきた箱を開けると、略式の袋がぽろり。ちゃんとしたメーカーの商品でもないし、キレイな箱やケースに包まれてくるなんて期待してはいけない。
何かの錠剤かと思えるぐらいの見た目だ。青色のカバーフィルムを付けられているのが意外だった。ささやかな配慮だが、品質にちょっとした安心感を覚える。
カバーを外してみると、それはもうただのApple Pencilのキャップだ。何の疑いもないし、違和感もない。
背面はちゃんと、Lightningケーブルにハマるようになっている。
白色に、ちょっと金属の接合部分が見える。このフォルムも、Apple Pencilのそれと全く同じだ。
並べてみると、違いを見分けるのが難しいほど。左が純正/右が非純正だが、フォルムからカラーに至るまで、違いを見つけることは困難だ。
装着感もピッタリ。Apple Pencil特有の、磁石で「カチリッ!」とハマる感覚もそのままで、ちょっとやそっとのことでは抜け落ちないようになっている。
キャップは小さいものだし、充電するときは取り外してしまう。おそらく私と同じように、壊れてしまったり、紛失してしまったりする方も少なくないだろう。
そんなとき、Appleの純正品にこだわるのではなく、こうした非純正の類似品を頼るもの、悪くない選択肢だろうと思う。ぜひ活用してみてほしい。