いろんなイベントに参加して、多くの方と名刺を交換してきたんですが、「ちょっとこういう名刺は、取り扱いに困っちゃうなぁ」と思ってしまう物もしばしばあるのです。
人とはちょっと違う名刺にしよう!と思う気持ちも分かるんですけどね。私自身も、どうやったら他人と差別化できるか非常に悩んでいた時期もありますし。
ただ、その創意工夫が悪い方向に向かうのは、きっと望むところではないと思います。
名刺は名刺。それ以上でもそれ以下でもなく、本人の看板以外の何物でもないので、そこから大きく外れてしまうのは良くないと思うのです。
例えば私は、「こういう名刺は止めたほうがいいんじゃないかなぁ?」と思うのです。
本名が載っていない
これが意外と多いのですが、ご本人の本名がないケースがあります。
著名な方で本を書かれていたり、各所に名前が売れているなら、ペンネームだけでも良いと思います。
ですが、やはり初めてお会いした方にご挨拶をするなら、本名の記載はあった方が失礼はないと思いますよ。
名刺は身内に渡すものではなく、初対面の方に自分を紹介するための道具ですから。
顔写真はあると嬉しい
顔写真が名刺に載ってると嬉しいです!
と言うのも、大変失礼な話しながら、私は人の顔を覚えるのが苦手なのです。一度ご挨拶しただけでは、なかなか顔と名前が一致しなくて。
これは大きなイベントになればなるほどでして。
なので、家に帰った後の名刺整理のときに「あーこの人とはあの話で盛り上がったんだった!」と思い返せると、非常に嬉しかったりします。
連絡先が載ってない
意外と見落とされるのか、連絡先。これも記載がない(もしくは少ない)ケースがあります。Twitterのアカウントだけとか。
基本は名刺なので、メールアドレスや電話番号は必須。それに加える形で、TwitterやFacebookなどのアカウントがあると尚良いってぐらいです。
大きなイベントに参加すると、出版社の方や大きなブログメディアの方とお会いする機会もあります。
そういった方と名刺を交換した時、Twitterのアカウントしか記載がなければ、「何かあればTwitterでメッセージくださいね!」と言っているも同じ。そういうのは機会を逃す原因にもなり得ますので、あまりオススメできないです。
サイズが大きく違う
名刺のサイズがメッチャ大きかったり、はたまたメッチャ小さかったりする方もいらっしゃいます。
これ、取り扱いにちょっと困ってしまうんですよ。
例えば大きい場合。私は名刺をEvernoteにスキャンしますが、オリジナルの名刺は捨てずに保存しています。その時、名刺が大きいと名刺フォルダに入らなくて……。折り畳むのも失礼だし、なんとも取り扱いに困ってしまうのです。
逆に小さい場合。大きなイベントだと名刺が100枚ぐらい集まります。その中に小さい名刺が挟まってると、見逃してしまったり、気付かないうちに滑り落ちたりします。
サイズ違いの名刺はインパクトがあってGoodなのですが、そこはあくまで名刺。勝負するべき所は違うかなぁと思います。
文字が認識しにくいデザイン
名刺の管理って、みなさんどうしてますか?全ての名刺をオリジナルのまま管理している人は少ないんじゃないかなぁと思うのですが、いかがでしょうか。
私はEvernoteにデータとして取り込んでいます。以前の会社では、スキャンした名刺を読み取って自動でアドレス帳に登録されるようにしていました。
いずれの場合もそうなのですが、コンピューターが文字を認識してくれないと、ちょっと困るんです。
つまり、コンピューターが文字として認識してくれないのは困っちゃうわけです。
それは例えば、背景色と文字色がごちゃごちゃしていたり、ちょっと普通とは違うフォントを使っていたり。
あとがき
ある程度は型枠にハメてしまった方が良いこともあります。ルールや制限の中にいた方が、発想も膨らみやすかったりしますしね。
それでは、今日はこのあたりで。