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1Passwordの指紋認証ができない人は「要求までの時間」を長くして!

先日「iPhone版1Passwordが指紋認証によるロック解除に対応して、メッチャ使いやすくなりました―!」という主旨の記事を書きました。

おかげさまでご盛況いただいた記事なのですが、その中に気になるコメントが数多くありました。それは……

「指紋認証設定したけど、いっつもマスターパスワード要求される。結局キーボードで打たなくちゃダメなんじゃん」というもの。

これにはちょっとしたカラクリというか、コツというかがありまして。今日はそんな小ネタの話をいたします。

1Passwordの指紋認証ができない人は 要求までの時間 を長くして

要求までの時間を長くして!

指紋認証の設定は、きっと今のままで大丈夫です。設定画面の「セキュリティ」から「Touch ID」をオンにしておけば、設定は完了しています。

IPhone版1Passwordが指紋認証+Safari起動で使い勝手が劇的向上 02 IPhone版1Passwordが指紋認証+Safari起動で使い勝手が劇的向上 03

しかし、その画面の最上段に「マスターパスワードに関する設定」の項目があるの、お気づきですか。指紋認証によるロック解除ができないのは、きっとこれが原因。

「要求までの時間」という項目を長めに設定しましょう。私は30日間にしています。

IPhone版1Passwordが指紋認証+Safari起動で使い勝手が劇的向上 04

これできっと問題は解決するはずです!

これって何の設定なの?

これ、何の設定かというと「マスターパスワードを要求するまでの時間」なんです。

つまり、理屈としてはたぶんこういうこと。

セキュリティのレベルは、指紋認証よりマスターパスワードの方が高い。つまり、マスターパスワードの方がセキュリティが強固なんです。

アプリ側としては、簡易な指紋認証ではなく、マスターパスワードによるロック解除を頻繁にして欲しい。なので、マスターパスワードを要求する時間を設定してるんです。

しかしユーザー的には、指紋認証でサクッとロックを解除したい。なので、「マスターパスワードはあんまり要求してくれなくていいよ」と設定を変える必要があるんです。

ちょっと分かりにくいですが、指紋認証を設定するさいは気をつけてくださいね。

それでは、今日はこの辺りで。

  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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