Macの左上で常に気配を消しながら存在している一つのキーがあります。
そう。「Escapeキー」です。
使ったことありますか?私は正直、Macを使い始めて5年ほど経ったつい最近、ようやくその便利さに気が付きました。
これってそもそも、「何か進行中のアクションを中止(エスケープ)する為に使うキー」らしいです。
じゃあ具体的に「進行中のアクション」って何を指すの?っていうのが分からなかったので、使いどころが分かりませんでした。
そこで今回は、最近私が知った便利な Escapeキーの使い方をご紹介します。今日から左上に向ける意識が変わりますよー!
フルサイズで表示されたウインドウを戻す
エスケープキーの使い方でまず覚えておきたいのが、フルサイズのウインドウを元の大きさに戻す使い方。
Youtubeやニコニコ動画を視聴している時、ウインドウを画面いっぱいに表示して見る時がありますよね。それを元に戻す時、いちいち小さいアイコンをクリックするのは面倒です。
そんな時に Escapeキー!これを押すだけで、ウインドウが元のサイズに戻りますよ。
右クリックのメニューを閉じる
何かの拍子にトラックパッドを触ってしまい、意図しないタイミングで右クリックのメニューが出てしまう事がたまにあります。
これを解除するのに、いちいちマウスカーソルを移動させて、関係ない場所をワンクリックしていました。これが地味に面倒くさい。
そんな時に Escapeキー!メニューをパッと閉じてくれますよ。
ドラッグした物を解除する
例えばファイルを移動させようと思って、そのファイルのアイコンをドラッグした。けれどもやっぱりファイルの移動を取りやめたい。
そんなとき、変な所でドロップしてしまうと、勝手にファイルが開いてしまうことがあります。もしくは、予期せぬ場所にファイルが移動してしまったり。
そんな時に Escapeキー!ドラッグしていた物を手放してくれますよ。
ファイルの保存・アップロードをやっぱり止める
画像やファイルを保存する時、もしくはファイルをどこかにアップロードする時、上からウインドウが出てきて保存先やファイルを選択する画面が出てきますよね。
でも、やっぱりファイルの保存を止めたくなった。もしくは、そのファイルの保存自体が誤作動で、ウインドウを閉じたい。そんな時に、いちいちキャンセルボタンまでマウスカーソルを移動させるのは面倒です。
そんな時に Escapeキー!保存のために開いていたウインドウを閉じてくれますよ。
ライトボックスを閉じる
ウェブサイトの画像をクリックしたら、背景が暗くなって画像が浮き出てくる。そんな動きを体感したことはあると思います。これ、ライトボックスと言うんです。
これを閉じるには、画像の外の暗くなっている部分をクリックするとか、どこかにある☓アイコンをクリックするなんて方法があります。
でも、再三言っている通り、それだけの為にマウスカーソルを移動させるのは億劫なのです。できるなら手元で済ませたい。
そんな時に Escapeキー!ライトボックスを閉じてくれますよ。
これ、例えばGMailに添付されてたファイルをプレビューした時に開いたウインドウや、ファイルをクイックルックした時の解除にも使えます。
あとがき
今まで全然気にしていませんでしたが、知ると便利なEscapeキー。そんなことに気がつけた今日このごろでした。
それでは、今日はこの辺りで。