極太だから気持ちいい!大きな紙に広く書き散らしたくなるクラッチペンシルは最高のアイデア発想文房具でした。
こんなビジュアルの筆記具を見たことがあるでしょうか。
このゴツさ。この荒々しさ。一目見たその瞬間に心奪われてAmazonで即購入してしまったのが、「e+m社」の「ワークマン クラッチペンシル」です。
これ一本で自分のイメージを形にできるペン
「e+m社」は文具大国ドイツのメーカー。モンブラン・ペリカン・Lamy・ステッドラー・ファーバーカステルも同じドイツの会社なんですよ。
今回紹介する「ワークマン クラッチペンシル」は5.5mmの極太鉛筆芯を格納できる、ペンホルダーに近い筆記具です。
こんな形で、ペン軸と5.5mmの芯が完全に分離します。
ペンの後ろをノックすると先端のガイドパイプ部分が開き、ペン先に出す芯の長さを自分で調整します。
大きさは、今あなたが想像しているよりもきっと短い。iPhoneと比較してわかるように、手の中にすっぽりと収まるサイズです。
だからといって書きにくいということはありません。むしろ心地いい重量感があるので、持ち手にシッカリとフィットします。木軸ということもあり、持った手に感じる一体感は他の文具にない気持ちよさです。
これならいくらでも文字を書いていたくなる。芯がもともと太いから繊細なタッチが不要。紙の上を大胆に書き散らしていけるのは、心の開放感さえも感じられます。
しかし意外と細かい字もいけたりします。専用のシャープナーを使ってペン先を尖らせれば、ロディアのNo.11にだってそれなりのテキスト量を書き込めます。
このキューブ型のシャープナーがまたオシャレなんですよ。丸っこくて可愛くて、ついつい見せびらかしてしまいたくなります。
起業家・増田宗昭さんも愛用のペン
実はこのペン、起業家である増田宗昭さんも愛用しているペンとして、今注目を集めています。
先日NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で増田さんがアイデア発想するときの道具として紹介されたのが、このペンです。
重要なのは表現の幅。単純な一本の線を引くにしても、その太さや濃さによって意味が違う。自分の思い描いたイメージを自在に表現できることが大切なんだとのこと。
自分に制限をかけず、自由気ままにペンを走らせる。ポケットにポイッと放り込んでおけるほどコンパクトなクラッチペンシルこそ、まさにアイデア発想に最適な文房具と言えるのではないでしょうか。
ボールペンなどとはぜんぜん違う、味のある表現ができるのが鉛筆のいいところ。個人的に鉛筆の暖かみってすごく愛おしくて好きなので、心のど真ん中を突いてきた一品でした。