満員電車を乗り継ぎ、ようやくホームへと辿り着いた。都会の空気でもこの時ばかりは新鮮さを感じられる。颯爽と改札に向かい、さぁ!今日も一日の始まりだっ!
「ピーーーーーーーーっ!!!」
??!なんだ?!何だと言うんだ!くそぅ、なんでSuicaの残金が40円しかないんだ!…た、退路はすでにサラリーマンで塞がれているだとっ?!
という失敗は、少なからず誰もが通る道なんじゃないかと思います。私も最近やってしまい、通勤中のサラリーマンの方々には大変にご迷惑をかけました。
何か、Suicaの残金を予め知る方法はないだろうか。そう思って調べてみたところ、実は「改札を通るときの音で残金を知ることができる」というじゃないですか。
Suicaには音声案内機能がある
Suicaには、入金残金が1,000円以下になったときや、定期券の有効期限が14日以内になったときに、音声で知らせてくれる便利な機能があります。
「音声案内機能」と言って、改札を通るときの「ピッ」という音にいくつかパターンが出て、自分の今のSuicaの状況を知ることができるんです。
音声案内機能を使うには、駅係員にその旨を伝えればOK。作業時間も1分そこそこでやってもらえるので、今日の帰りにでも設定して行くといいでしょう。
音声案内で聞き分けるSuica残金
音声案内をオンにすると、Suicaの状況に合わせて、改札を抜けるときの音に変化が表れます。
普段使っている時の音は、以下の2種類かと思います。
▷改札を通れない時 → ピー
それが、音声案内機能をオンにすると、以下のように切り替わります。
▷有効期限14日超の時 → ピッ
▷有効期限14日以内の時 → ピッピッ
■チャージで使用している場合
▷残額1,000円超 → ピピッ
▷残額1,000円以内 → ピピピッ
こんな感じに変わるんです。これなら一々Suicaの残高を把握していなくても「そろそろチャージしないとマズいな」ってタイミングが分かりますね。
詳細についてはJR東日本の公式のサイトに掲載されていますので、そちらも参考にしてみてください。
あとがき
今回ご紹介した機能は、もちろんPASMOでも利用できます。残金をいちいち調べなくても、大体の状況が分かるって便利ですね。
最近の長雨で久しぶりに電車通勤していたら気がついたTIPSです。たまには違った道を行くのも良いものですね。
それでは、今日はこの辺りで。