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初ワイヤレスイヤホンを失敗させない!デビューに最適な手頃価格で良品質な逸品

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世はワイヤレスイヤホン戦国時代。低価格のものから、超高級なものまで、ユーザーが選べる幅はとても広がりました。

そして、だからこそ迷ってしまうもの。特に「初めてワイヤレスイヤホンを買いたい!そこまで高いものはいらないけど、あまりにも安いものを買って品質の悪いものを掴みたくはない」と考えている人は、なにが良いのか、わるいのか、判断が難しいところです。

そんな "ちょうどいい" 感じのイヤホンを探している人に、ぼくからオススメできるのは、SoundPEATS社の「Truengine」。こいつは良いものです。

価格6,000円弱と、完全ワイヤレスイヤホンにしては比較的安い部類であるにも関わらず、基本性能が安定しており、音質にも不満が出ない、まさに「失敗しないイヤホン」なのです。

くわえて「右・左のイヤホンが独立して、片耳イヤホンとしても使える」とか「防水である」といった特徴もあり、日常生活で使うのに役立つこと間違いないイヤホンです。

完全ワイヤレスイヤホンのエントリーモデルとして、こいつを足がけにして、もっと品質の良いものが欲しくなったら次を考えればいいでしょう。

基本スペックをサラッとご紹介

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まず最初に、本イヤホンの基本スペックと機能についてご紹介します。カタログに載っている情報のまとめと思ってください。

Bluetooth5.0:
通信速度、通信範囲ともに飛躍的に向上し、高速で移動する乗り物の中でも、「音飛び」や「音切れ」を大幅に改善。

IPX6防水:
IPX6防水設計により運動時の汗や雨、入浴中の湿気や水しぶきから守る耐水仕様。

バッテリー:
1回の充電で3~4時間音楽再生が可能。充電機を兼ね備えたイヤホンケースは、イヤホンを約4回フル充電可能。

左右分離式:
片耳でも両耳でも使用可能。

自動ペアリング&自動電源ON/OFF:
ケースから取り出すと、自動的にデバイスに接続します。

メーカー1年保証:
地味に重要。

Amazonでのレビューは以下のリンクから確認できます。今日時点で348のレビューがあり、星の数は平均4.1。異常に高すぎるわけでもなく、とても信頼感があって現実的な高評価だと思います。

さて、それでは、実際にぼくが使ったところの感想をお話しようと思います。

箱を開けた最初の感想は「高級感」だった

Amazonから送られてきたダンボールのガムテームをほどき、中のパッケージを開けて最初に感じたのは「なんと高級感のあるデザインだろう」でした。

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いままで5,000円を下回るワイヤレスイヤホンをいくつか買ったことがありましたが、こんなにシッカリしたデザインのものはありませんでした。安いものは決まって、プラスチック感が漂うのです。

ですがこれは違いました。イヤホンを入れているケースはマットなメタリック調で、手に持てば少し重厚な印象もあります。

この時点でぼくの気持ちは相当に高ぶっていたのを、いま思い出しました。どきどきと、とても楽しい緊張感のなか、そっとケースのフタを開けます。

そこから出てきたイヤホンをみて、ぼくは驚きを重ねました。イヤホンそのものも、とても綺麗なのです。

いわゆる "プラスチック" がそこにはなく、メタリックに光が反射し、キラキラと輝いていました。
※イヤーピースを変更しているため、白色をしていますが、本来付属してくるのは黒色のイヤーピースです。

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そっとイヤホンを取り出す。すると今度は、なにやら見覚えのない金色の金属パーツが、ぼくに主張してきます。

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これは「デュアルドライバー」といって、高水準なスピーカーに広く使われるベリリウムメッキツイーターなんだそうです。

ここで少し音質の話を…

ドライバーの話がでたので、ここで少し、このイヤホンの音質についてのレビューをお話しします。

そもそもドライバーとは、イヤホンの音質に直結する重要なパーツ。イヤホンは、プレイヤーで再生された音楽信号(電気信号)を、ドライバーユニットで振動に変換して、それを音に変換して耳に届けます。

「デュアルドライバー」ということは、そのドライバーを2つ積んでいるということ。これにより、メーカーの説明によれば、以下のような音質を実現できたとのことです。

本機において高音域が飛躍的に向上しハイレゾ対応並みの高解像度を実現。高音域用ドライバーと低音域用のドライバーを同時に駆動することで、細部までクリアな高音と、パワーあふれる低音を両立ができ、完成された音を存分お楽しみ頂けます。

では実際に使ってみてどう感じたかといえば、「こいつは良い」です。

おそれながら、ぼくはべつに、耳が長けているわけではないのです。音楽を演奏するプレイヤーでもなければ、オーディオマニアでもありません。

ただの、しがない、一般人です。ただ、その一般人がこのイヤホンを使って、動画や音楽を視聴したときに、

「あー、たしかに安っぽいイヤホンのスッカスカした感じはないなー。ちゃんとベースの音とか低音も聞き分けられるし、高い音も、こもったりすることなく、清々しく聴いてられるな」

と感じた。これは嘘や誇張なしに、正直にそう思ったのです。

上を見れば、おそらくこのイヤホンよりも "良い音" で聴けるものはあるのでしょう。ですが、冒頭からお話ししている通り、初めてワイヤレスイヤホンでコレを手にとるのであれば、「失敗した!」と思うことはないでしょう

日常のなかでの使い勝手が良すぎる

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「外観」と「音質」についてお話ししました。最後には、このイヤホンが、日常生活のなかでどれほど便利で、使い勝手が良いのかを、お伝えしなければなりますまい。

充電機兼用イヤホンケースが縁の下を支える

こういったワイヤレスデバイスの宿命として「充電がめんどうくさい」というデメリットが挙げられます。そして「いざ使おうと思ったらバッテリーが切れてた」なんて失敗談は、あるあるです。

この「めんどうくささ」をキレイな形で解消したのが、この充電機兼用イヤホンケースの存在です。

イヤホンを使わないときは、もちろんケースにしまいます。その行為そのものが、イヤホンの充電になります。

イヤホンケースに貯めておけるバッテリーは、イヤホン約4回フル充電分。イヤホンケース自体の充電はUSB経由で行います。

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ケースを充電するとき、中にイヤホンを入れておく必要はありません。つまり、「充電しているときはイヤホンが使えない」といったイライラもないんです。

イヤホンで音楽を聴きながら、ケースを充電しておける。これが日常生活の中では本当に助かります。

片耳で使えるので、途切れず使い続けられる

くわえてこのイヤホンは、左右で独立します。つまり、左のイヤホンだけでも使えるし、右のイヤホンだけでも音楽が聴けます。

つまり、

「左のイヤホンのバッテリーが切れたら、左を充電しながら右のイヤホンで音楽を聴き、右のイヤホンのバッテリーが切れたら、右を充電しながら、充電が完了した左のイヤホンを使い——。」

といった具合に、途切れることなく、ず〜っと使い続けることが可能です。これ、今は想像できないかもしれませんが、使ってみたら、とても嬉しいことだって気づけると思います。

また、以前「環境音が聞こえる片耳イヤホンは生活を豊かにする最強のガジェットだと知ってほしい」って話をしましたが、片耳のイヤホンは日常の味方です。環境音を聴きながら、音楽が聴ける。日常のあらゆるシーンで役立ちますよ。

自動電源オン/オフと自動ペアリング

本イヤホンは、ケースに入れている限りは電源が自動的にオフになります。ケースのフタを開け、イヤホンを取り出した瞬間に、電源がオンになります。そして、自動的にiPhoneへの接続が完了します。

だからぼくは「イヤホンをケースから出す/ケースにしまう」という動作しかしません。ほかにボタンを操作する必要は一切ない。

本当に、奥歯に挟まった小さなゴマの一粒と同じぐらい、些細で小さな話かもしれません。しかしチリが積もると、とんでもないほどの労力を節約してくれるのです。大げさですけど、誇張じゃないですよ。

ワンランク上の楽しみはイヤーピースを変更する

本イヤホンを購入すると、S・M・Lそれぞれのサイズのイヤーピースが付いてきます。これでもぜんぜん不便はしないし、むしろ必要十分です。

でも、イヤーピースを変えると、また違った世界を楽しめます。

たとえばウレタン製のイヤーピースである「Comply(コンプライ) Tsx-500」は、耳の形にあわせて形状を変化してくれるので、フィット感が段違い。すぐれた遮音性で、自分の世界に没頭したい人には、ぜひ使ってもらいたいイヤーピースです。

まとめ

ワイヤレスイヤホンは、失敗すると本当にヘコみます。

ぼくは過去に、3,000円ぐらいのやすいイヤホンを買って、お金を溝に捨てる思いをしました。音がスッカスカだし、ペアリングは失敗するし、バッテリーは持たないし——。

楽しみにしていただけにショックも大きかった。はじめからこのイヤホンに出会えていたらよかったなぁとつくづく思います。

  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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