ITツール Webディレクターの仕事

Googleで検索は古い?!SNSを活用して検索したほうが良い事例まとめ

なにか調べものをするとき、なんでもかんでもGoogleで検索するのが正解とは限りません。

SNS全盛期のイマ、知りたい情報をSNSから探すことが非常に有効とされています。

例えば、電車遅延などの「今の状況」について知りたいならTwitterだし、レストランやスポット情報ならInstagram、画像による資料ならPinterest——。という感じ。

今回は、私が調べものをするとき、Google検索ではなくSNSを活用している例をご紹介します。SNSは投稿するばかりではなく、もっと他の活用法もあるよというお話。

Sns search technic

"今" の情報を知りたいならTwitter

「たったいま」の情報を知りたいなら、Twitterを活用します。

例えば、電車の遅延情報。台風や大雪の日には会社に出勤する前に、最寄り駅に関するツイートを探します。交通がマヒしている場合など、現地に行く前に回避したり、次の行動を考慮したりもできます。

ウェブサービスのメンテナンス情報も調べたりします。「いつも使っているEvernoteが、今日に限って同期が取れないな」という場合、自分に原因があるのか、はたまたEvernote側に原因があるのかを調べる必要があります。Twitterで調べて他の人も同じ状況だとわかれば、自分が原因ではなく、Evernote側のエラーであると察知することができます。

このように、今現在どういう状況になっているのかを知りたいときは、Twitterが非常に便利です。

検索TIPS「lang:ja」

Twitterのキーワード検索をするとき、「lang:ja」というキーワードをつけると、日本語のツイートのみを検索対象にできます。

例えば「Evernote」と検索しても、世界中で愛用されているツールなため、外国語のツイートばかりがヒットしてしまいます。そこで「Evernote lang:ja」と検索すると、日本語のツイートのみを抜粋できるのです。

レストランやスポット情報はInstagram

初めていく場所の雰囲気を掴みたいときなどは、写真共有SNS「Instagram」が便利です。

Instagramは画像を使ってのSNS。Twitterがテキストばかりなのに比べて、Instagramの方が場所の雰囲気を掴みやすいのです。

例えば、初めて行くレストランに子どもを連れて行きたい。そういうときに、レストランの名前でInstagramを検索してみると、そのお店の中や料理の写真が見えてきます。

しかも、基本的にはお店側ではなく一般客による写真が並びますので、その場所の雰囲気がそのまま見えてくる場合が多いです。

FoursquareよりもInstagram

「スポット情報」というとFoursquareの方が良さそうな感じもしますが、Foursquareってあんまり日本で流行っているイメージがないんですよね。

アクティブなユーザーが少ないSNSよりも、人気のSNSの方が情報が新鮮な場合が多いので、私がInstagramを活用することの方が多いです。

専門的な知識なFAQならFacebookグループ

あるテーマやカテゴリに関する深い知識が必要なら、Facebookグループを活用します。

昔だったらmixiのコミュニティを使ったかもしれませんね。Facebookなら、アクティブユーザーも多く匿名性も低いので、正確で信頼できる情報が得られる可能性が高いです。

私は、WordPressやEvernoteなどのグループに入っています。それらのツールに精通している人がグループに属しているので、わからない点などを気軽に質問しやすいのです。

検索というよりも「コミュニケーションを通じて問題を解決する」という使い方の方が多いです。

画像に関する資料はPinterest

自分のお気に入り画像をまとめられるSNS「Pinterest」。Instagramと違って、こっちは写真ではなく、画像が多く集まるのが特徴です。

なのでウェブディレクターの私は、例えばウェブサイトのキャプチャを集めてデザインや構成の参考にする場合があります。一覧性がいいので、自分が求めているサイトが見つけやすいんですよね。

他にも自分の好きなキャラクターや、部屋のDIYの参考など、とりあえず「目で見て参考にしたい資料」はPinterestが本当に便利。オススメです。

商品紹介や設定手順はYoutube

動きのある情報は、テキストや静止画よりも動画のほうが断然理解がしやすいです。そういう場合は「Youtube」を活用します。

動画は動画のデメリットがあるのも理解しています。「商品のシンプルなレビューが見たいのに、コメンテータのうるさい話し言葉がついてまわる」とか。でもそれはテレビなどでも同じですからね。

それ以上に「実際の動きや手順が目で見て分かる」というのは大きなメリットです。商品だけでなく、私のブログで紹介しているような「IT関連のトラブルシューティング」なんかも、動画のほうが伝えやすかったりしますからね。

なんでもかんでもGoogleで検索の時代は終わった

「調べもの = Googleで検索」という構図が、少しずつ崩れてきているように感じます。

情報がいろんなところに散らばっているので、ユーザーの「調べる力」が求められる時代へとなっていくんでしょうね。特にSNSの活用方法はもっと注目を集めそうです。

  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

-ITツール, Webディレクターの仕事
-, , ,