万年筆やボールペンよりもシャープペンのほうが好きな、ばんか(bamka_t)です。
シャープペンのほうが書き心地よく感じられ、書いた線の質感も好みなんですよね。紙にひっつく感じが好きなのかな。転がっていく感覚のボールペンが一番苦手です。
そんなぼくが新しく買ったシャープペンが、ドイツのブランド「カヴェコ(Kaweco)」の「クラシックスポーツ」と呼ばれるラインナップのシャープペン。
0.7mmなので一般的なシャープペンよりも少し太め。大きさも小ぶりながら、そのデザインに一目惚れした一品です。
カヴェコ(Kaweco)とは
有名文房具ブランドを数々排出してきた国ドイツ。ペリカン・モンブラン・ステッドラー・ラミー・ファーバーカステル・スタビロ―などはあまりにも有名です。
カヴェコ(Kaweco)も、そんなドイツ生まれのブランド。創業者であるハインリッヒ・コッホとルドルフ・ウェーバー、二人の名字の頭文字を組み合わせて「Kaweco」の名前となった。
創業は1883年。その名が知られるようになったのは、画期的な技術を取り入れた「安全繰り出し式セーフティ万年筆」を発売した1909年。
また1930年台に発売された「カヴェコ スポーツ」が、1972年のミュンヘンオリンピックの公式ペンとして任命されました。
日本ではまだまだマイナーなブランドで、一般的な文房具屋でお目に掛かる機会は少ないですが、ちょっとこだわりのある文房具や輸入雑貨店などでは見かけるようになりました。
カヴェコ(Kaweco)の代表的なラインナップ
カヴェコ(Kaweco)が発売しているペンのシリーズは、伊東屋さんのオンラインストアが見やすくて便利です。リンクを貼っておきますので、興味ある方は覗いてみてください。
カヴェコ(Kaweco)の商品一覧
明治37年創業、文房具の銀座・伊東屋の公式オンラインストア。限定モデルの高級筆記具、オリジナル手帳、直輸入のステイショナリーなど、豊富な品揃え。メルシーポイントも利用可能で、店舗と同じギフト包装も無料です!
クラシックスポーツ
1972年のミュンヘンオリンピックで公式ペンとなったラインナップの復刻版。手にすっぽり収まる、ちょっと小ぶりなサイズ感が特徴的。
デザインだけでなく、機能美と携帯性を兼ね備えた、ドイツブランドらしい商品です。
ブラス スポーツ/アル スポーツ
素材感を全面に出したものも、カヴェコ(Kaweco)のペンを象徴するペンのひとつ。
真鍮を使用した「ブラス スポーツ」や、アルミを使用した「アル スポーツ」は、飾らないながらも、とても目を引く素晴らしいデザインです。
カヴェコ(Kaweco)のクラシックスポーツをレビュー
今回ぼくが買ったのは「クラシックスポーツ」シリーズのシャープペン。カラーはスケルトンで、そのデザインに一目惚れして購入を決めました。
パッケージは簡易的な箱。ロゴが際立つデザインですね。
カラーはスケルトンですが、それぞれのパーツが金色なので、質素でつまらない印象はありません。むしろ高級感が漂います。万年筆だったら中のインクが見えてオシャレでしょうね。
ぼくが愛用しているFLEXNOTE(フレックスノート)と合わせたところ。想像以上にマッチしていて、とても満足です。
芯は0.7mmを使用。一般的な芯よりも少し太めですね。
キラリと光る金字のロゴがキレイです。
ペン上のノック部分にもロゴがあります。この角度からならわかると思いますが、ペン軸は丸ではなく、鉛筆のような八角形になっています。
他のシャープペンと比較すると、かなり小ぶりなのがわかると思います。ぼくの一番のお気に入りであるファーバーカステルのエモーションよりもコンパクトです。
ペン軸の太さの比較です。一般的なシャープペンよりも太めですが、異常なほど太いわけでもありません。
小さいですが、この太さですので、大人でも持ちやすい。持ったときの収まりが良いです。また、この八角形が良い仕事をしていて、非常に書きやすい。
これはかなり長い付き合いになりそうな、そんな予感がするシャープペンです。カラーバリエーションもいろいろ欲しくなってしまいますね。
あとがき
カヴェコ(Kaweco)のペンは、店頭で見たことはあったのですが、実際に買ってみたのは初めてです。
持ちやすさ、携帯のしやすさなど、かなり気に入ったので、今度はぜひ万年筆を試してみたいですね。