複数のページで構成された記事をウェブクリップした場合、すべてのページを自動的に統合して、1つの記事としてウェブクリップしてくれます。
ページで分割された記事をウェブクリップするのは手間なので、オートページャーなどの自動的にページを先読みしてくれる拡張機能を使うと、1つの記事としてまとめられて便利。
そういう主旨の話を過去に当ブログでもまとめました。
しかし今後はそんな拡張を機能を使う必要がなくなりました。
Evernoteの純正ウェブクリッパーが、分割された記事を自動的に統合してくれるようになっていたのです。
Evernoteウェブクリッパーが進化してた!
いつからかは知りませんが、Evernoteの純正ウェブクリッパーが「分割された記事を統合して、1つのページとしてクリップする機能」を実装していることに、最近気が付きました。
例えばこちらのAllAboutの記事は、3ページに分かれています。
この記事の最初の1ページ目でウェブクリッパーを起動すると、クリップ範囲の左上に「他2ページ」という注釈が表示されることに気がつきます。
このままウェブクリッパーを実行すると、なんと先の2ページを自動的に読込み、1つの記事としてクリップをしてくれるのです。
キレイにクリップするなら「簡易版の記事」がオススメ
しかし普通にクリップをしてしまうと、ちょっとレイアウトが見難くなってしまいます。なぜなら普通にクリップすると、保存されたページは以下のような構成になるからです。
[1ページ目の内容]
[1ページ目の記事の最後にある要素]
[2ページ目の内容]
[3ページ目の内容]
こんな形でクリップされてしまうため、どうしても1ページ目のフッター要素がクリップの中に混ざってしまい、結果として読みにくい形でクリップされてしまうのです。
それを回避する方法が「簡易版の記事」でのクリップ。
ウェブクリッパーを起動した後の、クリップ形式で変更できます。このモードを使うことでサイト内の余計な装飾が削除され、もっとも重要な本文だけを抜き出してくれます。
そしてページ毎の境目も、このようにわかりやすく罫線が引かれるのです。
これなら本分に集中して読むことができます。気になった記事をまとめていくには、今後はこの方法が非常に役に立ちそうです。
それでは、今日はこのあたりで。