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WindowsのCドライブとDドライブの違いと使い分けについて調べてみた

Cdrive ddrive

Mac愛用者である私ですが、Windowsマシンを手に入れる機会に恵まれましたので、Windowsも使いこなせるように学習しております。

数々の違いがあり、戸惑いとワクワクを感じている毎日なのですが——。

その中でぶつかった壁の一つに、「ドライブ」という概念がありました。どうやらWindowsには「Cドライブ」や「Dドライブ」というものがあるらしい。

両方ともデータを保存する領域のようなのですが、空き容量も違いますし、使い分けもわかりません。

それぞれの役割がなんなのかわからずに使うのも気持ちが良くないので、自分なりに調べてまとめてみました。

そもそも「ドライブ」って何?

Macユーザーにとってあまり聞き慣れない「Cドライブ」や「Dドライブ」という単語。何やら保存領域のことを指しているようですが、その前に一つ疑問が。

そもそも「ドライブ」とは何なのでしょうか。

「ドライブ」とは、外部記憶装置を構成する装置のうち、記憶媒体(記録メディア)を読み書きする装置のことを指します。

砕いて言うと、データを記録したり、記録してあるデータを呼び出したりする装置を「ドライブ」と言います。

「リムーバブルドライブ」という言葉は聞いたことはありました。CD-ROMやDVDなど、メディア(ディスク)とドライブが分離しているタイプの装置のことを「リムーバブルドライブ」というらしいです。

「Cドライブ」「Dドライブ」とは?

ではそのドライブに「C」や「D」などのアルファベットが付く意味はなんでしょうか?「A」や「B」はないのでしょうか。

パソコンには数種類のドライブが接続されています。一昔前はフロッピーディスクを差し込んでOSを起動しておりましたので、「フロッピーディスクドライブ」がパソコンを使うために必要でした。

その「フロッピーディスクドライブ」が、「Aドライブ」と「Bドライブ」でした。

しかしご存知の通り、今のパソコンにフロッピーディスクはありません。ですのでこの「Aドライブ」や「Bドライブ」というものも使われなくなってしまいました。

AとBが埋まっていたのでハードディスクはCドライブに

そんなわけでAとBが埋まってしまっていたため、内蔵ハードディスクは自然と「Cドライブ」「Dドライブ」という名称になりました。

「Cドライブ」と「Dドライブ」は共に内蔵ハードディスクではありますが、それぞれを部屋で区切っている状態(パーテンションを切っている状態)であり、区切っているからこそ役割を分けたほうがいいとされています。

「Cドライブ」と「Dドライブ」の使い分け

「Cドライブ」にはWindowsのシステムであるOSが入っています。したがって、「Cドライブ」の空き容量が少ないとマシンが固まる原因になりえます。

しかしダウンロードした写真や音楽ファイルも、指定をしなければ「Cドライブ」にドンドン保存されていってしまう。ユーザー自信が意図して「Dドライブ」を活用しないかぎり、「Cドライブ」は圧迫される一方なのです。

「Cドライブ」の容量を圧迫させないために、積極的に「Dドライブ」のほうにデータを移行させていくことが、Windowsを使う上では大切になります。

ちなみに「Cドライブ」や「Dドライブ」というのはWindowsだけの概念で、Macでは「Macintosh HD」というのが、「Cドライブ」と同義のものとなります。

入れるデータの区分け

「Cドライブ」には基幹となるシステムや基本となるアプリケーションだけを残しつつ、その他のデータは「Dドライブ」に保存することを、どのメディアでも奨めています。

なのでマイドキュメントを丸っと「Dドライブ」に移行する方法を紹介しているサイトも珍しくありません。また音楽や動画、自分が制作したデータファイル、送受信したメールのデータ等は「Dドライブ」に移してしまいましょう。

余計なものを「Cドライブ」に置かないことで、快適なWindows環境を作ることができるようですよ。


Macばかり使っていると、なかなか見えてこない世界ですね。使用感の違いが純粋に楽しかったりするので、少しずつWindowsの記事も増やしていこうと思います。

参考サイト

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  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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