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【完全版】HHKB全機種一覧!性能の比較・早見表付き

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HHKBの購入を検討していたとき、型番が多すぎて困った時期がありました。ただでさえ種類が多いのに、それぞれの特徴や違いがわかりにくいのです。

言語配列の違い、色の違い、刻印の有り無し、ワイヤレスなのかどうか、静音タイプかどうか、などなど。調べ回ってばかりで、多くの時間を無駄にした苦い記憶があります。

なので、これからHHKBを買おうと思っている人には、そんな無駄な時間をかけてほしくない。そこで今回はHHKBのすべてのシリーズについて、名称と型番、それぞれの特徴と違いをまとめました。

HHKB全シリーズの型番・特徴・違い

以下の表は、HHKBのすべてのシリーズについてまとめた一覧表です。横にスクロールすると、それぞれの特徴や違いをコメントとして記載しています。

名称 型番 配列 刻印 特徴

Lite 2 / Lite 2 for Mac

PD-KB200W/U・PD-KB200B/U・PD-KB200MA・PD-KB220MA

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HHKBという名前が付いているが、ほぼ別物

一般的なHHKBは「静電容量無接点方式」となっていて、これがあるから「HHKBのタイピングは気持ちいい」と言われている。

一方の「Lite 2」はメンブレン式になっているため、HHKB本来のタイピングの感覚とは違う。

非常に安価なモデルだが、値段に釣られて間違って飛びつかないように注意しよう。

Professional2

PD-KB400W

英語

「英語配列」のみ。

有線でつなぐタイプの一般的なHHKB。古いモデルだが、製品自体のクオリティなどは最新モデルと比べて遜色ない

したがって、「ワイヤレス」や「静音」にこだわりがないのであれば、中古でコレを安く買うと、非常にコスパが高い。

PD-KB400B

PD-KB400WN

PD-KB400BN

Professional JP

PD-KB420W

日本語

「Professional2」の日本語配列(JIS配列)モデル
キー配列以外は、「Professional2」から変更なし。有線で使うタイプで、それ以外のタイピング感触などは最新モデルから遜色なし。

中古市場で安く買えるので、「まずはHHKBを使ってみたい」という人にオススメ。ちなみに私が愛用しているモデル。

PD-KB420B

Professional2 Type-S

PD-KB400WS

英語

「Professional2」「Professional JP」の「Type-S」モデル。
「Type-S」は、「Speedy(高速タイピング性)」のSと、「Silent(静粛性)」のS を表している。

■静粛性
タイプ音が静か。一般的なHHKBだと「ゴスゴス」という音がするが、Type-Sだとその音が和らぐ。家族のいる自宅や職場で使う場合は、周りの人の迷惑にならないので、好んで使う人が多い。

■高速タイピング性
一般的なHHKBが「4mmストローク」なのに対し、Type-Sは「3.8mmストローク」。

ストロークとは「キーを押し込んだときに底打ちするまでの深さ」を示すもの。つまりType-Sのほうが、キーが浅くなっている。

ただし「押下圧」は全て45gと共通しているので、「Type-Sのほうが明らかに軽い打ち心地」ということはない。

PD-KB400WNS

Professional JP Type-S

PD-KB420WS

日本語

Professional BT

PD-KB600W

英語

「Professional2」「Professional JP」の「BT」モデル。

「BT」は「Bluetooth」の略。つまりワイヤレス接続できるタイプ。有線での接続も可能。

Bluetoothの規格は「Bluetooth Ver3.0 Class2」。

レビューなどを見ると、Bluetoothの接続に不安定さがあり、ブツブツ切れるとのコメントが多数見受けられる。購入する際は、そのあたりのコメントをキチンと読んで、熟考したほうが良さそう。

PD-KB600B

PD-KB600WN

PD-KB600BN

PD-KB620W

日本語

PD-KB620B

Classic

PD-KB401W

英語

「Professional2」の、USB Type-C で接続できるモデル。しがたって有線でのみ接続する。

それ以外に大きな変更点はない。

英語配列しかリリースされておらず、日本語配列はない。この点は要注意。

PD-KB401B

PD-KB401WN

PD-KB401BN

HYBRID

PD-KB800W

英語

Bluetooth接続とUSB接続(Type-C)、どちらの方法でも接続できるタイプ。また、Bluetooth接続では、最大4代までの同時接続が可能。

Bluetoothの規格が「Bluetooth Ver4.2LE Class2」。「BT」が「Ver3.0」だったので、より安定感が増している。ただし、それでもレビューなどでは「Bluetoothがちょいちょい切れてストレス」というコメントが散見できる。購入する際は要検討しよう。

「BT」との大きな違いは「USB接続がType-C」「Bluetoothがver4.2」「マルチデバイス接続」といった点だ。

PD-KB800B

PD-KB800WN

PD-KB800BN

PD-KB820W

日本語

PD-KB820B

HYBRID Type-S

PD-KB800BS

英語配列

「HYBRID」と「Type-S」の特徴を併せもったモデル

Bluetooth接続とUSB接続(Type-C)が可能で、かつ、静音性・高速タイピング性に優れている。

PD-KB800WS

PD-KB800BNS

PD-KB800WNS

PD-KB820BS

日本語配列

PD-KB820WS

型番で検索すると間違いない

HHKBのシリーズ名で検索すると、色やキー配列の違いで迷ってしまいます。上記の一覧表から自分の欲しいモデルが決まったら、型番で検索するのがオススメ。

特に中古でHHKBを買う場合は、型番をしっかりと照らし合わせるようにしましょう。

  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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