私はAirPodsの第三世代を愛用している。AirPodsのよさは音質うんぬんよりもiPhone・iPad・Macとの接続のスムーズさにあると言っても過言ではない。
その手軽さ・機動性の高さを活かすため、常に手の届く場所に携帯するようにしている。思い立ったときにパッと装着できるようカラビナと連結して、いつも腰からぶら下げているのだ。
そのため、いつも腰でぶらぶらしている。ぶらぶらさせているので、フタが開いてしまわないかと心配になる。
だから私は、フタにロックがかかるタイプのケースを装着していた。
しかしこれでも完全ではなかったらしい。先日、知らない女性に後ろから声をかけられ「これ、落としませんでした?」と左側のAirPodsを拾ってもらってしまった。
こういう事故は0でなくてないけない。1度でも経験してしまうと、もう安心して外を歩けなくなってしまう。
こんなプラスチックの小さなロックでは “絶対安心” というわけにはいかなかったようだ。
そこで新しく、AirPodsのフタを完全にロックできるケースを買ったのだった。フタの開け閉めに多少の手間は増えてしまったが、紛失のリスクを0にするためには仕方がない。
フタを完全ロックできる本革AirPodsケース
買ったのは、Amazonで売られていたノーブランドのAirPodsケース。
いわく牛の本革だとのこと。「この価格で本当だろうか?」と疑ってしまうが、もし違ったとしても「この価格なのだから」と納得できる。
私もあまり詳しい方ではないので、これがフェイクレザーなのか本革なのか、手にしてみてもわからない。けれども、縫製もしっかりしているし、サイズもズレなく作られているので、値段以上の満足感だ。
見た目にも貧相ではないので、これなら腰にぶら下げていても恥ずかしくない。
ケースの底には充電用の穴が空いていて、場所も寸法もピッタリだ。
ケースの上部にはフックが付いている。私は愛用しているカラビナがあるのでそれを取り付けているが、そうでなくてもカバンに引っ掛けられるようになっている。
肝心の留め具だが、ボタン式になっている。かなりしっかりと留めておけるので、何かの拍子に外れてしまうような心配もない。
唯一の難点は——こういったタイプのケースに共通する問題ではあるが——ケースのフタとAirPodsのフタ、2回にわけて開けなければならないところだ。
それぞれが独立しているので、ケースのフタを開け、そのあとAirPodsのフタを開ける。この二度手間だけは、仕方ないとはいえ、面倒に感じてしまう。
ただ、そういったデメリットは感じられるものの、それが気にならないほどに他の面でしっかりしているので、大満足だ。
耐衝撃性などの防御力はそこまで高くはなさそうだが、そんなことは二の次で、フタがしっかりとロックできることが重要なのだ。
AirPodsユーザーのみなさま。イヤホンの落下にはくれぐれも注意しよう。