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JODAN:アロマオイルを染み込ませて香りを楽しむ指輪

就職祝い&結婚記念日のお祝いとして、妻から指輪をもらった。JODANのアロマリングだ。

以前なにかの動画で紹介されていたのを見てから、欲しい欲しいと常々思っていた。しかし受注生産のため売り切れ状態が続いており、まったく手に入らなかった。

それが——嬉しすぎるサプライズだ。

JODANとは

JODANは「植物の香りのパワフルな力と、いつも共にある至福」をコンセプトに、アロマアクセサリーを展開しているブランド。

天草市の土をベースとした独自配合の新素材セラミックを使用して、職人が手作業で製造している。

その特徴は、アロマオイルをアクセサリーに染み込ませることで、香りを持ち歩くことができる点にある。陶磁器素材にアロマオイルを浸透させることで、香りがアクセサリーに染み込み、柔らかい香りを身にまとうことができる。

アクセサリーの展開は「リング」と「ネックレス」。それぞれ、性別にとらわれないユニセックスなデザインとなっており、シンプルながら洗練された素晴らしい造形となっている。

香りを身につけられるJODANのアロマリング

私がいただいたのが、このアロマリングだ。

キレイな紙に包まれて運ばれてきた。こういった "雰囲気" や "世界観" がとても共感できて好きだ。

アロマリングにはいくつか種類がある。基本的なデザインはすべて同じだが、指輪の色と、装飾の色・形によってバリエーションが展開されている。

サイズ展開は以下の通り。少し独特なので注意が必要だ。手作りであり、焼き物であるため、ひとつひとつに若干の誤差があるようだ。

  • S:7~8号
  • M:11~12号
  • L:15~16号
  • LL:19~20号

陶磁器ならではの味わい

表面の素材は、陶磁器のようなざらざらとした質感。一方、肌に触れる裏側の面はつるつるとしており、着け心地は非常に滑らか。指への負担が感じられない、自然な肌触りとなっている。

シンプルなデザインでありながら、実は意外と存在感を放っている。銀彩がいいアクセントとなっていて、光が当たると煌めくのだ。

アロマオイルを一滴、二滴とたらす。するとオイルがスーッと染み込んでいき、柔らかい香りが漂いはじめる。この瞬間がたのしい。

香りの強さと持続力

香水のような強い香りではない。しかし、何かの拍子に手が顔の近くを横切ると、ふんわりとアロマの香りが漂ってきて、強く存在感を感じさせてくれる。

持続時間も非常に長い。時間経過で徐々に匂いは弱くなってはいくが、昨日染み込ませたオイルの香りが今も残っている。

生活の中で手を洗ったり、新いものをしていたりするので、香りもいくらか流れていってしまうだろう。それでも一日中楽しめるぐらいには香りを保ってくれている。

耐久性と強度

メーカーのホームページいわく、

割れにくいかたちを研究してつくられていますが、本製品は焼き物なので、落とすと割れる可能性があります。強い力で手を叩くなど含め、使用する場面をご考慮ください。

とのことだ。

決して強い指輪ではないだろうが、神経質になって取り扱わなければならないほど、繊細なものでもないだろう。実際、一週間ほど身につけているが、不安に感じるような場面はなかった。

ただ、シルバーアクセサリーなどと決定的に違うのは、「割れてしまう」という点だ。

シルバーアクセサリーは、傷いたり凹んだり、場合によっては歪んだりすることもあるだろうが、「指輪」としての形状は維持できる。

一方、陶磁器でできたこのリングは、変形などはせず、割れてしまうだろう。その点だけは了承しなければならない。

ただしかし、リングの顔である金彩部分が薄くなったらメンテナンスしてもらえるし、焼けば汚れも取り除けるとのこと。非常に心強いサービスだ。

自分だけの贅沢なひととき

JODANのアロマリング。本当にありがたいプレゼントだ。

なにげない日常の中で、顔の近くに手を持ってきたとき、ふんわりとやわらかなアロマの香りが漂ってくる。

こんな心地のいい体験、ほかではなかなか味わえない。なんて贅沢で、幸せなひとときだろうか。

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  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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