LINE の通話機能は、あくまで「LINE同士で行うもの」という認識が強い。もちろんその認識は間違いではないのだけれど、実は普通の電話としての機能も、LINEは持っている。
それが「LINE Out」。
LINEを利用していない人とも通話ができるサービス。しかも最大3分間は無料で通話ができるというお得機能だ。
それでは実際に、LINE Outを使って通話をする手順をご紹介しよう。
LINE Out を使用するための前準備
まずはLINEアプリから、LINE Outを使えるようにするための設定が必要となる。手順は以下の通りだ。
- LINEアプリを開いたら「サービス」の項目から「追加」をタップ。
- 「便利ツール」の中から「LINE Out Free」にチェック。
- チェックを入れたら、右上の「保存」をタップ。
- 「サービス」に「LINE Out Free」が表示されたら設定は完了だ。
LINE Outの無料通話の使い方
上述の設定が完了したら、すぐにでもLINE Outを利用することができる。
- サービスの中から「LINE Out」をタップ。すると履歴が一覧で表示される。
- 番号を入力したい場合は、左上のアイコンをタップ。
- 発信ボタンを押すとメニューが表示されるので、「広告を見て無料通話」をタップ。
- 30秒程度の広告が表示されるので、終わるのを待つ。時間が経過したら「×」ボタンを押して広告を閉じよう。
- すると相手への発信が始まる。
LINE Out の気になる仕様・FAQ
無料通話できる時間
日本での無料通話分は、固定電話で3分/回、携帯電話で2分/回となっている。
正直結構短いので、込み入った話をするには不向きだ。
お店への予約の電話など、一方的に要件を伝えることで用事が済むような用途で使おう。
参考:通話料金一覧 - LINE Out | LINE(ライン)
無料通話時間をすぎたらどうなるの?
上記の無料通話時間を超えると、その時点で電話が切れる仕様になっている。
有料通話もできる
無料通話分を使い切ってしまった場合は、追加の料金を支払うことで通話をすることができる。しかもこの場合は、広告なしで使うことが可能だ。
価格設定が若干ややこしいいので、詳細は以下のリンクを参照してほしい。
参考:日本に通話する場合 - LINE Out | LINE(ライン)
自分の電話番号は相手に表示されるの?
電話番号が「090」などの日本の番号だった場合、相手には「+81 *********」あるいは「81 ********」と表示される。
ただしこの発信者通知は、受信する側の通信事業者や端末によって、表示される内容が異なる。場合によっては「非通知」と表示されることもあるので、その点は留意しておく必要がある。