Logicool が新しくリリースしたMasterシリーズキーボード「MX MECHANICAL」。発売前から楽しみに待ちつづけて、ようやく手に入った。
茶軸のメカニカルキーボードで、打ち心地は前評判どおり。打てば打つほど、気持ちのいい打感が指先につたわり、心地いいタイプ音が響き渡る。
しかし1点、予想外の不具合があった。
スペースキー横の無変換変換キーが、Macの英数かなの変換キーとして機能しないのだ。
これにはMacユーザーのみなみなさまも落胆を隠せない。Twitterでも数多くのコメントが流れてきていた。
おそらくバグか不具合なので、Logicoolのほうでいつかは解消してくれるだろうと信じているが、それまでは自力でカスタマイズするしかない。
だからぼくは、アプリ「Karabiner-Elements」を使って、キーの割当を変更して使っている。同じ症状で悩んでいる人は、ぜひ試してみてほしい。
MX MECHANICAL で「英数/かな」切り替えを有効にする方法
スペースキーの横についている無変換変換キーを、MacのJISキーボードのような英数かなキーに変換するには、無料アプリ「Karabiner」を利用する。
「Karabiner-Elements」は、Macで使える無料のキーマッピングアプリだ。これを使えば、キーの役割ひとつひとつを、自分好みにカスタマイズできる。
ダウンロードは以下のリンクから。AppStoreではなく、サイトからダウンロードして使用する。
Karabiner-Elements
A powerful and stable keyboard customizer for macOS.
インストールしたらアプリを起動。「Target device」の中から「MX MCHNCL」を選択する。
左下のAdd itemをクリック。以下の内容で、キーマッピングを設定すれば完了だ。
From key | To key |
---|---|
PCキーボードの無変換キー | 英数キー |
PCキーボードの変換キー | かなキー |
「せっかく手に入れた MX MECHANICAL なのに…」と凹んだ人も少なくないだろう。ぜひこのアプリを活用して、自分好みにカスタマイズしてみてほしい。