最近Evernoteを使用する頻度がめっきり減ってしまった、ばんかです。ずっとプレミアム会員でいたのですが、そこまでの価値を感じなくなってきていました。
つまりダウングレードをするわけですが、その際に不安なのは「今までの貯めてきたデータがどうなるか」ってことです。
「ベーシック」と「プレミアム」の違い
有料会員から無料会員にダウングレードすると、当然ですが、今までできたことができなくなるわけです。
Evernoteには、法人用のビジネスプランを除けば、2つの会員プラン「ベーシック」と「プレミアム」があります。昔は「プラス」ってプランもあったのですが、最近廃止になったようですね。
それぞれの料金は以下の通り。プレミアムプランだと月額600円=年間7,200円もの金額になります。
じゃあ「ベーシック」と「プレミアム」の間で、どれほどの機能差があるのでしょうか。Evernoteの公式サイトから、「ベーシックには無くて、プレミアムプランでは使える機能」を抜粋してみました。
また機能だけでなく、月にアップロードできる容量やノートの上限サイズ、オフラインノートの作成の可否などにも違いがあります。
これらの機能差をみて月額600円を掛けるに価値があるかどうか。あなたはどう感じますでしょうか。今の僕の使用ペースだと、到底プレミアム会員である必要はありませんでした。
「PDF や Office 文書内のテキスト検索」ができなくなるのは厳しいですが、その他の機能にはほとんど魅力を感じません。
昔みたいにウェブクリップを大量にして、動画や音楽のデータなどもアップロードしてれば、潤沢な「月間アップロード容量」と「ノートの上限サイズ」が魅力的でしたが、今ではそこまで使いません。テキストがメインで、一部写真を挿入する程度です。
Evernote自体に保存できる容量に限りはない
ここでEvernoteで重要なのが「アップロードできる容量の上限は定められていない」という点です。
「月にアップロードできる容量」や「ノートの上限サイズ」はありますが、Evernote全体で保存しておける容量に「ベーシック」と「プレミアム」に差はなく、無制限に保存し続けることができます。これは昔からずっと同じで、今も変わっていないようです。
つまり「プレミアム」から「ベーシック」にダウングレードしたとしても、今まで保存してきたデータが無くなったり、閲覧できなくなったりといったことはありません。今まで貯めてきた財産はあなたのものってことですね。
データは残るから安心してダウングレードできる
上記の件については公式のサポートでも明言されているので安心して大丈夫です。以下の画像はサポートに記載されていたページのキャプチャです。ここに「データが失われることはない」と書かれています。
なのでダウングレードしても、データは消えません。安心して無料プランに移行できます。
もしまた「月間のアップロード容量が欲しい」「ノートの上限サイズを増やしたい」と思ったら、そのときに再度アップグレードすれば良いんです。少なくとも私の今の使い方ではそれが合っていそう。
実際にダウングレードしてみた
ダウングレードをしようとすると「以下の機能が使えなくなります」という紹介があります。先ほどの機能差の話と同じ内容ですね。
また、ここでは「ベーシック」の他に「プラス」へのプランの提案があります。「プレミアム会員よりも費用が安いプラン」で、今は公式サイトから無くなってしまったプランです。
もし「同期できる端末の制限なし」「アップロード容量がベーシックだと不安」「画像内の文字検索は欲しい」などといった希望があるなら、「プラス」への移行もありかもしれませんね。
ダウングレードして数日
わかってはいたことですが、ダウングレードしたところで私の生活に大きな支障はありませんでした。今までどおり、必要な名刺データはEvernoteから引っ張り出せますし、過去の確定申告を取り出すこともできます。
メモについては、今はもっぱらBearを使用しています。Evernoteが「ただメモが取れるだけのもの」だとしたら、Bearは「書いていて楽しくなれるメモ帳」です。もしEvernoteに飽きてしまったのであれば、ぜひ使ってみてください。