DragonDropはMacの便利系アプリの中でも群を抜いて便利だった。
胸を張って人にオススメできる、数少ないアプリだったのに……何故あんなことに……。
なんと、Dragon DropがヒッソリとAppStoreから姿を消しているのです。
ワタシのMacの中にはアプリが入っているので引き続き使えていますが、どこかのOSのアップデートで使えなくなるかもしれない。不具合が出てもサポートされないでしよう。
あぁ。なんてことだ。
……起こってしまった事実を嘆いても仕方ない。同じような機能を持ったアプリ、つまり「Mac上にファイルの仮置き場を作ってくれるアプリ」を見つけたので、今はそれを使い始めています。
DragonDropの代わりはYoinkがオススメ
という事で現在、DragonDropの代わりとして愛用しているのが「Yoink」というアプリ。
できることは基本的にDragonDropと同じです。
Mac上でファイルを掴むと、そのファイルを仮置きできるフィールドを作ってくれます。
その仮置き場にファイルをドロップすると、Macの画面の四隅にスィーっと移動します。この仮置き場は他のウインドウより優先的に前に表示され、後ろに隠れることがありません。
あとは悠々と、そのファイルを他の場所に移動させることができます。
あくまでファイルを仮置きしておく場所
Yoinkが作り出すフィールドは、あくまでファイルを移動させるために一時的に置く場所であって、保存する場所ではありません。
なので、ここにファイルをドロップしても、元のファイルは移動しません。Yoinkの×アイコンをクリックしても、仮置き場から消えるだけで、ファイルが消えるわけじゃありません。
仮置き場からファイルを移動させたときに初めて、元の置き場所から移動します。
Dragon Dropよりも優れている点
Dragon Dropと違って、Yoinkでは複数のファイルを仮置きしておけます。
なので、いろんなファイルをガシガシと仮置きして、それらを一括ガツンと他のフォルダに移動させるってことが、カンタンにできてしまいます。
これはDragonDropではできなかった使い方ですね。大量のファイルを一気に移動させられるのは便利です。
あとがき
DragonDropの手軽さ、大好きだったのになー。職場の人に勧めてもスゴく喜ばれるアプリだっただけに、悔やまれます。
Yoinkが全く同じ使い勝手かというと、個人的にはやっぱりDragon Dropの使いやすさに軍配が上がります。でも、Yoinkも充分に便利なアプリなので、インストールして損はありませんね。これはこれでオススメ。