iPhoneの側面には音量の調整ボタンがありますね。これを押すことで、iPhoneから発せられる音量を調整できます。
しかし、場合によっては着信・通知音の調整ができたり、タイミングによっては音楽のサウンド音量が調整できたりと、なんだか挙動がよく分からない。
そもそも、iPhoneにおける「音量」って何を指してるの?
なんだか考え出したらよく分からなくなってしまったのですが、調べていくうちにようやく理解できました。
今日は、iPhoneにおける「音量」の種類と設定方法についてご紹介します。
iPhoneには大きく2種類の「音量」がある
iPhoneにおける「音量」には、大きく2種類あります。
1つが、着信や通知などの、iPhoneから突発的に発せられる音に関する音量。つまり「着信通知音量」です。
もう1つが、Youtubeアプリやミュージックアプリなどを使った時に、iPhoneから自発的に発せられる音量。つまり、「サウンド音量」です。
iPhoneの横のボタンで音量調整した際、鐘のマークなら「着信通知音量」の調整であり、メガホンのマークなら「サウンド音量」の調整です。
それぞれの音量調整の仕方1
では、iPhoneの横の音量ボタンを押した時に、どうして「着信通知音量」と「サウンド音量」という2種類の音量調整ができてしまうのでしょうか。
それは、設定の仕方に要因があります。
設定画面アプリを開いて、「サウンド」という項目をタップ。その中にある「着信音と通知音」項目の「ボタンで変更」。ここが関係してるんです。
「ボタンで変更」をオンにしておくと、iPhoneの横の音量ボタンは「着信・通知音の調整」という役割を担います。
「ボタンで変更」をオフにしておくと、iPhoneの横の音量ボタンは「サウンド音量の調整」という役割を担います。
それぞれの音量調整の仕方2
また、iPhone横の音量ボタン以外にも、iPhoneの「着信通知音量」と「サウンド音量」を調整する方法はあります。
着信通知音量の変更
「着信通知音量」の変更は、設定画面から行います。
先ほどと同じく、設定アプリを開き、サウンドをタップ。「着信音と通知音」の項目にあるスライダー。これを調整します。
サウンド音量の変更
サウンド音量の変更は、設定アプリからは行いません。
コントロールセンターを開いた時に表示される音量スライダー。これが「サウンド音量」の調整に使えます。
あとがき
わかっていたつもりで、実は意外とよくわかっていない音量周り。
二種類あるっていうのはなんとなく分かっていたんですけどね。厳密にどういう時にどっちの音量を調整できるとか、あんまりよく知らなくて。
こうやって一度ちゃんと調べておくと忘れないので、非常にいい機会でした!