iPhoneには「Due」というリマインダーアプリがある。単純なリマインダーアプリに500円も払うのはアホくさいと思うかもしれないけれど、これがどうして、かなり優秀なアプリなのです。
リマインドにチェックを入れないと1分単位で延々とリマインドし続けるしつこさや、「今できないから後でやろう」と10分後・30分後へ延期させることへの手軽さも魅力の1つ。
持っておいて損はないので、今日のおやつ「うまい棒50本」を我慢してでも是非使ってみて頂きたい。
さて、このアプリを使っていていつも迷うことが1つある。それは、「リマインダーに登録するべきか、それともToDoリストで管理するべきか」という問題です。
リマインダーか、Todo管理か
例えば、毎週月曜日に可燃ゴミを出さなければいけないとします。これはアクションが必要になるので、一種のタスクになります。ですが、この機会を逃すと4日間ほどゴミを出せなくなるので、リマインド(思いだ)したい内容でもあります。
これは、リマインドに登録するべきでしょうか。それともTodo管理に登録して、月曜日にアラートを出す方がいいでしょうか。
この場合、私はリマインダーに登録するようにしています。
私の解釈では「月曜日に可燃ゴミを出す」というタスクではなく、「月曜日は可燃ゴミを出せる日だよ!」という情報を思い出せればいいのです。
リマインダーには思い出したい情報を
リマインダーは、「remind」に「er」を付けた形。「remind」とは「思い出させる」という同士です。
つまりリマインダーの目的は「これから自分が忘れるであろう事柄を思い出させること」にあります。
それに比べてTodo管理のリマインダーはちょっと違う。Todo管理の場合は、自分が行うべきアクションをまとめたもの。それをリマインドすると言うことは「今○○をやりなさい!」ということでもあるんです。
従って、純粋に「思い出したい情報」であればリマインダーに登録するべきだし、「ある日時に限定して行うべきアクション」ならTodoで管理をするべきだと思います。
ゴミ出しは何故リマインダーか
冒頭でお話ししたゴミ出しの例で言えば、ゴミ出しは「行うべきアクション」ではなく「思い出したい情報」なのです。
何故なら、「ゴミを出すか出さないか」の判断は、リマインダーを設定した段階ではできないです。
もしかしたら今週はあまりゴミが出なかったから、「ゴミを出さない」という決断をするかもしれない。登録をした段階ではアクションを起こすかどうかを判断できないので、「ゴミを出す日だよ」という情報だけが必要になるんです。
アクションと情報を分けて考える
なんでこんな回りくどい考え方をするかと言うと、これらが混在すると迷いが生まれるからです。
例えば、リマインダーに「行動が必要なタスク」が紛れ込んでいたとします。すると、それを実行した時に、リマインダーにチェックを入れて完了なのか、それともTodoリストにチェックを入れるべきかに迷いが生じます。
また、アクションが完了したかどうかもたまに忘れてしまった場合。「あれ?薬飲んだっけ?」と悩んだ時に、Todoリストを見ればいいのかリマインダーを見ればいいのか、迷ってしまいます。
「自分のアクションの記録についてはTodo管理で一括する」と決めてしまったほうが、迷いがなくなると思います。
あとがき
リマインダーは「強制的に思い出させるツール」。従って、今現在の自分の時間軸に割り込んでくる存在でもあるんです。リマインダーとは上手く付き合っていく必要がありますね。