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ブログってそんな万能じゃあないよ。それでもブログを書き続けますか?

良い面ばかりに目を奪われて、あたかもブログこそが絶対的に正しい道だと勘違いしていないだろうか?

たまに、そんな懐疑的な感情を抱くことがあります。そして、これは自分にとって非常に大事なことであると知っています。

私が常々言っていることがあります。それは、ブログは手段であって目的にしない方が良いということ。

ブログを書くことが絶対に良いわけではなく、「もしあなたが◯◯を達成したいなら、ブログは良いと思いますよ」と言い続けています。

ブログを書くことで得られるものは数多く、他では得難いスキルや経験があるのも事実です。

しかし同時に、色んな悩みも有り、デメリットがあり、失う物もある。そういう視点を無視して「ブログ最高!」なんて、口が裂けても言えません。

そこで今回は、私が思う「ブログの悪い面」についてお話しします。休日の箸休めに、少しお付き合い下さい。

ブログを書き続ける理由

結構な時間が失われる

ブログを書くには、結構な時間を要します。

これは記事を書くことだけにかかる時間ではありません。ブログの構成を考えたり、HTMLやデザインの勉強したり、ネタを探したり推敲したり。

様々な所で、ブログのために時間を費やさなければなりません。

この時間を得るために、今まで自分が使ってきた時間を捨てなければいけないかも知れません。私にとって大抵は寝る時間ですが、時には友人の誘いを断らざるを得ないこともありました。

もちろん、何を捨てるかは優先順位のどこに置くかによって変わるでしょう。しかし、いずれにせよ、多くの時間を要するのは間違いありません。

あなたにとって、ブログは時間を消費するに値するものでしょうか?

思っている以上に人に読まれない

自分が手塩をかけて書いた記事も、実はそんなに多くの人の目には止まりません。10人にも読まれないで消えていった記事なんて山のようにあります。

上述した通り、"あれだけ時間をかけたのに" です。そういう想いに悩まされる事はあるでしょう。

そんな報われないかも知れない努力を続けるほど、ブログはあなたにとって必要ですか?

思っている以上にお金は稼げない

時給換算したらどれぐらいでしょうね。

もちろん人気ブログに成長し、普通のサラリーマン以上の稼ぎに成長しているブログを持っている方もいらっしゃいます。それは事実です。

ですが、そこに辿り着くために費やされる時間は膨大です。

時給換算したら、近所のコンビニにも満たない。同じ時間をコンビニに費やした方が、結果的には多くの収入を手に入れられるでしょう。

お金という目に見える報酬が手に入らないと知っても、あなたにとってブログは価値がありますか?

理解され難い趣味である

"ブログ" と聞いて一般の方がイメージするものは、芸能人の方々が書いているような「日記的なブログ」ではないでしょうか。

「趣味でブログやっています」と言っても、良い反応をもらうことは少ない。

自分がどんなスタンスと想いでブログを書いているかは関係なく、人から負の印象を抱かれることが往々にしてあり得ます。

自分の想いを他人に突き通して、でも相手には伝わらない。それでも尚、続けていく程の価値がブログにありますか?

多くの人の目に晒される・非難もある

ブログで記事を公開すると言うのは、世の中のすべての人に対して発信するのと同じです。

しかも、読み手をこちらが選ぶことはできません。読んでもらうタイミングも、解釈も、反応も、すべて書き手がコントロール出来ないものです。

それが原因で、人から非難を浴びることもあります。場合によっては社会的地位が脅かされることもあるかもしれません。

人の目に晒されるリスクを抱えても、ブログをやる意味があなたにありますか?

考えて欲しいのは、ブログである必要性

ブログである必要性が、あなたの中に明確にありますか?

これが一番問いたい部分なのです。

アウトプットするなら、Evernoteに書き出せばいい。他人に読ませる文章にしなくたって、未来の自分が読み返しやすいノートを作れば、それで思考の整理はできます。

お金を稼ぐなら、コンビニのバイトをすればいい。人に誇れる趣味が欲しければ、カメラでもファッションでもすればいい。

ブログでなくても、あなたの目的は達成される。

ブログを書くこと、書き続けることで得られるものは多い。私の目的を達成するためには非常に効率的で効果的な手段だと感じています。

ですが、それが万人に対して適応されるわけではありません。

ブログである必要性を一度見直してみるのも、良い転機になるかもしれません。

あとがき:気楽にいきましょう

今回は「ブログが全てではないよ!」って事を話したかったので、このような書き方になりました。

しかしですね。常にそんな色々と考えているわけではありません。みなさん割と「書きたいから書いている」って気持ちも大きいのです。

あまり肩の力を入れずに、まずは始めて、そして続けてみましょう。合わなければ、止めればいいんです。

興味はあるのに「どうしようか…」なんて、もったいないです。始める前から食わず嫌いして二の足踏んでいたら、これから先も新しいことになんて手をつけられません。

頭を使うより、足を使うことの方が大切な時だってあるのです。

最後に、今回の記事を書こうと思った発端は、以下の記事でした。なんだか改めて「ブログである必要性」を話したいなぁと感じたのです。

ブログを書くことってそんなに素晴らしいか? - 基本ライトノベル

ブログは絶対ではありません。でも、いいもんですよ。本当にね。




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  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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