iPhoneのSafariでウェブページを見ていて、画面の一番下に表示される広告を鬱陶しく思ったことはあるでしょう。あれ、イライラしますよね。
画面の一部が隠れてイライラ。誤って広告をクリックしてしまうんじゃないかという恐怖でイライラ。
ユーザーにとっては邪魔でしか無い広告。ですが、実はこれ、あんまり気にすることはないんです。
と言うのも、実はこの広告って、クリックしようと思ってもなかなか出来ないんです。なので、「誤って押してしまうんじゃないか……」という恐怖感は、実は感じる必要ないんです。
Safariの一番下は、押してもメニューが表示されるだけ
Safariの画面下に表示される広告。スクロールしても追従する形で常に表示される、非常にいやらしい広告形式ですよね。
これがあるせいで、なんだかウェブのブラウジングに集中できない人も多いでしょう。私もこの広告が大っ嫌いです。
でも、この広告を押すことは、実はとっても難しい。
Safariの一番下の領域は、タップするとメニューが表示されます。これはウェブページのリンクよりも優先されるので、画面下にリンクURLが引っ付いていても、クリックはできないんです。
これは画面下に追従する広告についても同じ。押そうと思ってもSafariのメニューが表示されるだけで、広告にリンクすることはありません。
厳密に言うと、広告の上端にはクリック判定が発生するのでリンクしてしまいます。しかし、広告の大部分はリンクしません。中心を押しても大丈夫です。
今まで持っていた「誤って押してしまうんじゃなか……」という恐怖感。それは今日から必要ないかと思いますよ。
ゴリ押しで広告を非表示にする方法
そうは言ってもやっぱり邪魔な広告。これをどうにかして非表示にしたかったら、「SafariのJavaScriptをオフにしてしまう」という荒業もあります。
設定の方法は、「設定アプリ起動 > Safari > 詳細」と進んでいき、「JavaScript」をオフにすればOK。
ただし、この方法を取ると、ウェブページの表示に大きな制限が掛かります。
JavaScriptは今や一般的な技術。例えば私のこのブログの上にあるメニューボタンもJavaScriptを利用しています。
従って、iPhoneのSafariのJavaScriptをオフにしてしまうと、こうしたウェブの機能を使えなくなってしまう。そういう制限が出てきてしまうんです。
他にも広告を非表示する方法はあります。例えば以下のような「ブックマークレットを利用する方法」なんかもありますね。
でもこれ、私の場合はあまり上手く機能しませんでした。機能するページとそうでないものがあるんでしょうね。
他に考えられる方法と言えば、「Safariのリーディングリストに登録して読む」とか「Pocketに登録して読む」とかですかね。サイトのフォーマットを簡略化する方法なら、広告を消すことができます。ただ、手間が増える分だけ、やっぱり面倒くさいですけどね。
何かカンタンに広告を消せる方法があればいいんでしょうけど、今のところはこんなところでしょうか。
あとがき
そこにあるだけで精神的圧迫感を与える広告。今日の話で、少しでも気持ちが楽になれば幸いです。
ご操作で押してしまったときほど「しまった!悔しい!」と思うこともありませんからねw
それでは、今日はこの辺りで。