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無料のTodo管理なら「Remember The Milk(RTM)」が凄すぎるから全力で推奨する

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タスク管理サービスはいろいろ使ってきました。Toodledo、Omnifocus、Todoist、Trello、etc…

いろいろ経由した結果「高機能なものは複雑になりすぎて結局つかわないから、必要最低限の機能があって、シンプルで、デザイン性の良いものがベスト」という結論にいたり、直近では「wunderlist」を愛用していました。

しかしこの「wunderlist」は近いうちにサービスが終了することが決まっているらしく、引っ越しを余儀なくされたのです。

そこで私が移行先として選んだのが、「Remember The Milk(RTM)」でした。

必要最低限の機能が揃っている無料サービス

「Remember The Milk(RTM)」は古くからあるタスク管理サービスですが、2016年に大幅なデザインリニューアルを行って、非常に “今風” になって帰ってきました。

「昔使ってたんだけど、あんまり使い心地がよくなくて止めたんだよね」という人には、ぜひ一度触ってみて欲しいなと思います。

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さて。タスク管理サービスを選ぶ上で、私が最低限必要だと考えているのは、以下のものです。

  • クラウドサービスであること。Webで使えつつ、Mac・iPhone・iPadでデータが共有され、デバイスを選ばずに同じ情報を閲覧・編集できる。
  • 「期日」以外に2〜3つ程度の属性を持たせられること。「フォルダ」と「タグ」ぐらいは付けられる嬉しい。
  • デザインに優れていること。少なくとも「芋っぽいデザインで、使っていて楽しくない」ようなサービスはイヤ。
  • タスクに対してメモを残せること。進捗状況や最終的な結論をログとして残していけると嬉しい。
  • 無料であること。どのサービスも有料プランにするほど高機能になり、使いづらくなる。シンプルな方が良い。

こんなワガママな条件に合致するものは、私が調べた限りは「Remember The Milk(RTM)」ぐらいしかありませんでした。

逆に「Remember The Milk(RTM)」は「えっ。。。無料でこんなに色々できちゃっていいの?」と驚くほどです。

マルチデバイス対応

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「Remember The Milk(RTM)」はマルチデバイスに対応しています。

デスクトップアプリは「Mac版」「Windows版」があります。
モバイルアプリは「iPhone」「Android」「BlackBerry 10」に対応。
タブレットも「iPad」「Android tablet」「Fire」に対応。
加えて「Apple Watch」への対応も完備しています。

もちろんWebでも使え、「Chrome」「Firefox」「Safari」「Internet Explorer」を網羅しています。

これらすべての環境で、同一のデータを管理・編集できます。仕事先のオフィス・自宅・外出先など、自分の環境を選ばないで使えるのは非常に大切なことです。

タスクに付与できる属性が豊富

「Remember The Milk(RTM)」では、作成したタスクに対して「期日」だけでなく、その他にも様々な属性を付けられます。

「開始日時」「場所」「繰り返し」「メモ」「リスト(フォルダーみたいな機能)」「タグ」「優先度」などなど。

これだけの属性を付与できるのに無料って、他にはなかなか無いです。

Smart Addがスゴい

しかもこれらの属性を「キー入力で設定できる」という点がまたスゴいところ。

以下の画像を見ていただいてわかるように、タスクの名前を入れるのと同時に、属性もバンバン付けられます。いちいち項目を選んだりする手間がありません。

「ファイルの添付」や「サブタスク」の設定も可能なのですが、それは有料プランになります。あると便利ですけど、無くても運用はできますので、今は無料プランのまま使っています。

デザインに好感が持てる

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上述した通り、「Remember The Milk(RTM)」のデザインは2016年に刷新され、昔では考えられないほど洗練されたものになりました。

シンプルで無駄が少ない。見やすく、わかりやすく、それでいて飽きのこないスルメ的なデザインになっています。

“塩梅” が丁度いいんですよね。

説明し過ぎていたり、文字が多すぎたりすると、どうしても “野暮ったい” 印象になってしまいます。

かといってシンプルになり過ぎたり、説明が無さすぎてしまうと、今度は「使いにくい」「わかりにくい」「こんな機能があるなんて知らなかった」ということに繋がります。

「Remember The Milk(RTM)」の場合、その具合がちょうどいいのです。煩わしい説明はないくせに、初めて触った人でも感覚的に使いこなせてしまう。

それはもしかしたら、使い慣れている「Google」系のサービスのデザインに似ているからかもしれません。私達が普段から慣れ親しんでいるデザインと親しいことで、余計に考える手間を省いてくれているのかも。

タスクにメモを残せる

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タスクの進捗状況や、自分で行った対応、結果として得られたものなどを「メモ」として残しておくと、備忘録として非常に役立ちます。

「あれ?このタスクってどこまで進んでるんだっけ?」「なんで止まってたんだっけ?」「田中さんに何をお願いしたんだっけ?」。タスクにまつわる情報をまとめておくと、タスクを途中で中断することもできますし、再開することも容易です。

またメモを残すことで、タスクに着手するタイミングで、スムーズにスタートを切れます。

たとえば「タスク:レポートの作成」をするときに、必要な資料の収集から始めていませんか?タスクを登録するときに、必要な資料や情報も予めメモに残しておくことで、すぐにレポートを作り始められるのです。

EvernoteやDropboxなどに入れた資料やファイルに共有URLを設定して、このメモ欄に貼り付けておけば、それだけでことが済むかもしれませんね。

無料プラン/有料プランの違い

上記の機能はすべて無料で使うことができます。これに加えて年間$39.99支払えば、更に機能を追加することもできます。

有料プランで追加できる機能は以下のとおりです。

  • タスクにサブタスクを割り当てられる
  • 他者と無制限に共有できる
  • タグに色付けできる
  • タスクのソート機能がより便利に
  • タスクに直接ファイルを添付できる
  • リマインダー機能が使える
  • バッチとウィジェットが付けられる
  • ウォッチ上でタスクの追加や見直しができる
  • デザインテーマを変更できる
  • IFTTTを利用して他のサービスと連携できる
  • Outlookと同期できる
  • ウェブアプリをオフラインで使える
  • 完了済みタスクを無制限に残しておける

これらの機能は、私にとって「あったら便利だけど、なくてもそこまで困らない」ものばかり。なので私は無料アカウントを使い続けています。

ファイルの添付などは、先ほど言った代替案を使って、共有URLを貼り付けることで解決できたりもしますのでね。

まとめ

これだけの機能を使えて「タダ」って、他にはありません。非常に優秀なTodo管理ツールですので、今まで使ったことのなかった人は、ぜひ一度試してみて欲しいです!きっと気にいると思いますから。

  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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