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その人に関わる情報をEvernoteにまとめておくと、コミュニケーションが上手くいく。

コミュニケーションの基本は、相手のことに興味をもち、相手のことを知ることから始まる。

これは多くの人にとって既知の事実だと思うのですが、そこから一歩先に踏み込むことが大切です。

その一歩先とは、相手のことを覚えておくこと。

なんでもいいんです。会話の内容に始まって、生年月日、好きなもの嫌いなもの、その人の夢、書いたブログ記事などなど。

自分のことを覚えられていて、嬉しくない人はいませんからね。

例えば私が、ちょっとした会話の中でオススメのレストランを紹介したとします。次に会ったとき、その人が「あそこのお店、美味しかったです!」なんて言ってくれたら、そりゃあ嬉しいじゃないですか。

こういうことを、サラッとできる人になりたいものです。

ただ、全部を覚えておくことはやっぱりできません。ですので私は、Evernoteにまとめるようにしています。

人の情報をタグでまとめる

私の場合、人に関するノートには、その人のTwitterアカウントでタグをつけています。そうすることで、その人に関する情報を一箇所にまとめてるんです。

人の情報をまとめるには、ノートブックで分類するよりも、タグで管理した方がいいでしょう。

ノートブックを個別に作っていたら、その量は膨大になってしまいますからね。それに、同じノートでも複数人が関係ある場合もあります。

なので、やはりタグでの管理が適切でしょう。

タグにはTwitterアカウントを使用します。もしその人がTwitterアカウントを持っていなかったら、Facebookのアカウントを。それもないなら本名で。

ただし、タグの前には”@マーク”を必ず付けるようにしています。接頭記号を決めておいたほうが、整理整頓も検索もしやすいのでね。

ノートには何を残すのか

なんでも、と言うのが正しいかもしれません。その人に関わったことは、なるべく多く残すようにしています。ただ、主には以下のような内容が多くを占めていますね。

◇名刺
私は名刺の管理をEvernoteでしています。とても簡易なもので、名刺の写真を撮っておくだけです。

EvernoteにはOCR機能というがあり、画像内にある文字も検索対象になります。ですので、こんな簡易な方法でも結構困らないものです。

【Evernote】50枚の名刺を10分で整理する。名刺管理も8割できれば上々という考え方。 / あなたのスイッチを押すブログ 

◇会ったら話したいこと
実際にお会いしたときに、話してみたい話題、聞いてみたい質門などをノートしておきます。

大型のイベントやセミナーでせっかくお会いできても、話題に困ってしまい、結局先に踏み出せない。それではもったいないので、先々の「こうしたい」もノートするようにしています。

◇会って話した会話の内容
せっかくお会いしたのに、その会話の内容を忘れてしまってはもったいない。ですので、会話の内容を記録しています。

もちろん、すべては記録できないので、大切な部分をかいつまんでです。会話の中で学んだこととか、次にお会いするまでの宿題などなど。

また、会話の内容と同時に、お会いした日時や場所、きっかけなどを記録しておくと、次に会ったときに話がスムーズになります。

◇ウェブクリップ
ウェブクリップをする際は、書いた方のタグを付けるようにしています。

ブロガーの方であれば、お会いしたときにブログの話になることも多い。自分がお気に入りでウェブクリップしたことをまとめておくと、実際にお会いしたときの会話がスムーズになります。

大まかには、こんな感じの内容ですね。

他にも、Twitterでのツイートでお気に入りのものとか、ネット上での会話とか、ちょいちょい記録しています。

結局、どんな情報が役に立つのかわからないので、なるべく多くのコトを残しておくようにしています。大は小を兼ねるとも言いますからね。

あとがき

これだけインターネットが盛んになっても、根本で重要になってくるのは昔と変わっていません。

その根本にあるものとは、人との繋がりなのです。

その繋がりを太く長くするのに大切なのは、まずその方に興味をもって、そして知ることです。

小さなことの積み重ねですが、それがのちのちに大きな影響を与えるきっかけになるかも知れませんよ。


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  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

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