iPhoneのメモリ解放アプリで、つねづね疑問に思っていた点が1つありました。
それは、メモリ解放を行ったあとでも、マルチタスク画面にはアプリが残ってしまうこと。
ここにアプリが残っている。それはつまり、アプリは終了していないのではないか?それであれば、アプリを使用してメモリを解放する意味があるのか?
しかし、この懸念は無用であったと、昨日初めて知ることができたのです。
つまり、メモリ解放さえしてしまえば、マルチタスクに残っているアプリを消す必要はあまりないのです。
疑問点について
iPhoneが重いなぁと感じたとき、サクっと空きメモリを増やしてくれる「メモリ解放アプリ」。
私は今「Memreturn」という、最速にして最高なメモリ解放アプリを愛用しています。
MemReturn 1.0(¥85)
カテゴリ: ユーティリティ
販売元: Masanori Mikawa - Masanori Mikawa(サイズ: 1.1 MB)
▼アプリの詳細はコチラをどうぞ。
【奨App #7】今までのどんなメモリ解放アプリより素早く、そして手間いらず。だって起動するだけだから。【MemReturn】 / あなたのスイッチを押すブログ |
起動すれば自動でメモリを開放し、開放し終わればアプリも終了する。なんとも便利極まりないアプリで、ホーム画面のメジャーアプリとなってます。
ですが、ここで疑問点が。
たしかに、アプリを起動してメモリを解放すると、アプリに表示されたメモリの空き容量は増えています。
ですが、マルチタスク画面を開くと、そこには今まで開いていたアプリが依然あるのです。これは、他のメモリ解放アプリでも同様のことが起こります。
iPhoneで使用しているメモリがどれぐらいあって、空き容量がどれぐらいあるのか。これは、Memreturnでしか確認できません。
ということは、
「メモリの空き容量が増えたのは、実は見かけ上での話で、事実としては空き容量は増えていないのではないか?」。
こんな疑問が湧いておりました。そして実際に私は、メモリ解放を行った後でも、いちいちマルチタスクのアプリは消すようにしていました。
でも、「こんなコトをするなら、そもそもメモリ解放アプリを使う意味ってあるのか?」なんて考え始めてしまう。
「このモヤモヤした気持ちを、なにか解消することはできないか」
そう思い、意を決してMemreturn開発者の方に直接お伺いしてみたのです。
アプリは終了しているがアイコンは残る
▼私からの質問は以下のツイート。
@wagyu298 一つ気になってたので伺いたいのですが、よろしいですか?メモリを開放しても、マルチタスクにはアプリが残るじゃないですか。あれは形式だけ表示が残ってるだけで、アプリは完全に終了はしてるのでしょうか?
▼こんな不躾な質問にも、丁寧に答えて下さいました。ありがとうございます。
@bamka_t ダブルクリックで出てくるアプリのタスクリストのことですよね?えと、まずSpringBoardというのがありましてiPhoneのホーム画面のアプリのことなんですけど http://t.co/Bm8s8ZHE 、こいつが起動したアプリのキャッシュを持ってまして(続
@bamka_t SpringBoardが表示するタスクリストはあくまでもキャッシュなので、タスクリストから長押しして(SpringBoard上で)アプリを停止しないとあそこのアイコンは消ません。アイコンが残っててもアプリ自体は終了しています。アプリが終了しているかどうかは(続
つまり、
「アプリ自体は終了しているが、アイコンだけはキャッシュとして残るので、自分の手で消す必要がある」
ということです。
アプリが終了しているかいないかの判断は、アプリ起動の速度で判断できます。
もしくは、マルチタスクからアプリを起動したときに、前回終了した画面からアプリが始まらなければ、それはアプリが終了していたことを指します。
マルチタスクのアイコンは消さなくてもイイ
さて、アプリは終了したけれども、アイコンだけは残ってしまう。これは仕方のないことのようです。
では、そのアイコンを残しておくと、それだけでメモリを圧迫してしまうのか。やはり、すべて消さなくてはならないのか。
これについても伺ってみました。
▼私からの質問は以下のツイート。
@wagyu298 丁寧にありがとうございます!Safariなんかだと、前回の画面を再度読み込み始めたりしますもんね!
もう一つだけ!マルチタスクに残ったアイコンがキャッシュだと言うことは、メモリを開放したあとでも、マルチタスクは全て消した方が効果は出るのですか??
▼それについて頂いたご回答。
@bamka_t メモリ解放してから長押しでアイコンを全部消すと、SpringBoardがアイコンの表示のために確保していたメモリが解放されますので効果が無い訳ではありません。ただアイコンを1個表示するに必要なメモリは(続
@bamka_t (アイコンのファイルサイズによりますけど)10KB以下がほとんどだと思いますので、100個アプリを起動してても1MB程度ですから実用的に効果はあまり無いと思います
つまり、
「アイコン表示に必要なメモリは超少ないから、消さなくても大きな支障はないだろう」
ということでした。ホント、親切に教えていただきありがとうございました。
さて、ではこれらを総括すると、いったいどういう事か。
それは、「起動中のアプリをすべて終了させたいなら、メモリ解放アプリを使えば、それでオールOK」ということです。
しかも、これがMemreturnの場合は最高です。アプリを起動すればメモリの解放が始まり、解放が終わればアプリが終了するのですから。
すなわち、いちいちマルチタスクを開いてアプリを消さなくても、Memreturnさえポチッと起動すれば、それで全てのアプリは終了し、空きメモリが増えるというわけです。
私、この話を聞いて、Memreturnをより一層好きになってしまいました。
あとがき
こんな素晴らしいことはありません。
この話を伺ってから、私はマルチタスクからアプリを終了することを止めました。だって、必要ないのですから。
これで、煩わしいアプリ終了の手間と時間がなくなりますね。
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