「日記を書くとき、テンプレートがあるとスッゴく捗るよ!」と言うのは、今まで再三言ってきました。けれど、テンプレートが作れないアプリだってある。
今まで「えばろぐ」や「EverGear」など、テンプレート機能を備えたアプリをオススメしてきた理由が、そこにあります。結局、テンプレートを作れるアプリって、それだけでとても重宝していたんです。
ですが、これからは違います。「定型文」というiPhoneアプリを利用すれば、どんなアプリに対してもテンプレートを利用することができます。
今日はそんな、「定型文」のご紹介。それでは参りましょう。
■目次(※ページ内リンクします)
■アプリ「定型文」の使い方の流れ
このアプリの使用手順は、以下の通りの流れとなります。
1. 「定型文」内でテンプレートを作る
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2. テンプレートを利用して「定型文」内で文章を作る
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3. 書いた内容をコピーする(自動)
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4. 好きなアプリを立ちあげて、貼り付ける
ココで肝なのが、2番の「テンプレートを利用して文章を作る」ところ。これが「定型文」の機能的に優れている部分で、便利だと感じる点です。
まず、作成したテンプレートはこんな感じです。
テンプレートって言うのは、「自分が記入する部分」と「固定で記入される部分」の2つに分かれています。そして重要なのが、自分で記入する部分に、カーソルを素早く移動させられるかどうかです。
「定型文」では、「###」というシャープ記号が3つ並んだ所に、カーソルを瞬時に移動させることができます。
これがあるので、テンプレートとして素早い記入ができるわけですね。
■アプリを閉じた瞬間に自動でコピー。後は貼り付けるだけ。
もう1つ、機能的に優れているというか、とても嬉しい機能がひとつ。
テンプレートを使用して書いた文章は、アプリを閉じたら自動的にクリップボードにコピーされます。これが非常に嬉しい。
今まで、「記入」→「コピー」→「アプリ終了」→「他のアプリ起動」→「貼り付け」という作業だった。
これが、「記入」→「アプリ終了」→「他のアプリ起動」→「貼り付け」と言う具合に、ステップがひとつ減るんです。あの全文コピーの煩わしさから解放される。それが嬉しい。
■URLスキームを利用して、通知センターから素早く起動
「定型文」を素早く起動させるために、私は通知センターを利用しています。
「定型文」は、URLスキームに対応しています。ですので、「MyShortcut+Viewer」というアプリを利用し、通知センターに起動ボタンを常駐させています。
これで、いつでもカンタンにライフログを取り始めることができますよ。
◇定型文のURLスキーム → 「fixedform://」
■ライフログアプリ「Day One」との合わせ技
このアプリを知って、そして利用方法を教えてくれたのは、「Punksteady」の@ika621さんの記事です。
今までEvernoteを利用したライフログしか考えていませんでしたが、@ika621さんは「Day One」を利用したライフログを勧めています。
しかし、「Day One」でログを取ろうとすると、テンプレート機能が利用できない。そこで使い始めたのが「定型文」だったとのこと。
私もこの記事に感化されて、「Day One」でのライフログを始めてみました。その経過はまた後日お話しするとして、それに取り掛かる第一歩が、この「定型文」というアプリの利用だった、と言うわけです。
◇参考記事:【Day One:其の2】Day Oneを便利に使うためのアプリ3選
▼使用中のライフログアプリ「Day One」
■あとがき:シンプルこそ利用の幅が広い
しかし、こういう単一機能型アプリこそ、他のアプリへの連携や応用が効きやすい。私の大好物系のアプリです。
またこれからも色んな使い方ができそうなので、見つかり次第ご紹介していくこととしましょう。
それでは、今日はこのあたりで。