静止画と動画のコラボレーション。これが結構面白く、アイデア次第でいろんな表現ができるのでは?とワクワクしています。
それが「Cinemagram」。
これは、静止画のなかの一部を動画にするアプリ。逆に言えば、動画の中の一部分だけを切り抜き、残りの部分を静止画にしてしまうアプリです。
例えば、こんな感じ。我が愛犬エルマーさん。
首をふりふり。背景部分は静止画で、エルマーさんだけが動くようにしています。
イメージがつきにくい方は、公式HPの動画を見ていただくと分かりやすいかも。
Cinemagram - a fun and beautiful way to animate your photos.
2chまとめとかで、たまにGIFアニメの特集とかやってますよね。イメージはあんな感じ。無料アプリなので、ちょっといじってみると楽しいですよ♪
使い方
1.動画を撮影・キャプチャする
まずは動画をキャプチャします。動画はアプリ内で撮影しても良いし、以前撮影した動画を利用することもできます。
2.動画内の2秒間を切り抜く
当アプリでキャプチャできる動画の長さは、2秒間です。2秒間の動きを、繰り返すように設定します。
なので、まずは動画内で繰り返したい2秒間をどこにするか、下のバーをいじって設定します。
3.動かしたい部分を塗りつぶす
動画が開始された画面を、静止画として残します。そして、動かしたい部分、つまり動画として残したい部分だけを切り抜きます。
4.繰り返しの方法と速度
上述の通り、動画は2秒間。これを繰り返し見せることになります。そこで、その動画の繰り返し方を設定します。
繰り返し方は3つ。動画の始まりをリピートするか、終わりから巻き戻す形でリピートするか。それとも、再生と巻き戻しを繰り返すか。
最後に、動画の再生速度を設定して終了です。
5.動画を加工する
当アプリにはいろんなフィルタが付いています。作成した画像にフィルタをかけて、味のある感じに仕上げましょう。
これで終了です。
6.SNSで共有しよう
作成した画像は、各種SNSで共有することができます。Twitter / Facebook / Tumblr に投稿することができるので、みんなにシェアしましょう!
作成するときのちょっとしたコツ
感覚的に作っていけるぐらい、使い方はカンタンなアプリです。あとは、どうやったら面白い画像が作れるか。
私もこれからアイデアを膨らませなくちゃなぁと思いつつ、いくつか自分なりの考えがありますので、それをシェアします。
考え方は2つ
静止画の一部を動画にする。これについては2つの考え方ができます。
1つは、「静止画の中の一部分を動画にする」という考え方。もう1つが、「動画の中の大部分を静止画にする」という考え方。
この2つによって、作り方が大きく変わってくるかな。
例えば「静止画の中の一部を動画にする」と考えれば、道路を撮影した後、そこを走り抜ける車だけを描写することができます。
逆に、例えば「動画の中の大部分を動画にする」と考えれば、公園に生い茂る木々が風で揺れる中、その一部の木だけを動かすことができます。
ちょっと不思議な演出
あと、普通なら起こり得ないことを表現すると面白い。
例えば、影や鏡は、自分の動きに合わせてアクションをします。基本的に動きは連動します。
そんな中で、鏡の中や影だけが動いていたら、ちょっと不思議な感覚を演出できますね。
あとがき
表現の方法って、いろんな形があって面白いです。そして、その表現方法が次々に出てくるiPhoneは、やっぱり飽きないガジェットなんだなぁとつくづく思いました。