ネコというのは、なぜああも人の心のなかに、遠慮なくズカズカと入り込んでくるのだろう。勝手に入ってくるくせに、ぜんぜん嫌な気がしない。なんと不思議で、羨ましい生き物なのだろう。
妻の実家にいる黒ネコのジジなど、ひどいものである。
人がなにか作業をしているときにかぎって「撫でろ、撫でろ」を迫っておいて、こちらが暖をとりたく抱きつこうとすれば、腕の間からスルスルと、しなやかに静かにいなくなってしまうのである。
さて。最近になって、ぼくのMacにも一匹のネコが住まうようになった。
ぼくのMacの中身をよくわかっていて、Macが忙しくなればネコもいっしょになって、慌ただしく走るのだ。逆に、Macが暇でのんびりしていれば、ネコもゆるりゆるりとするのである。
あなたも一匹飼ってみてはいかがだろう。Macの「RunCat」というアプリを使えば、誰でも無料でネコをインストールできる。
CPU稼働状況に応じて走るMacアプリ「RunCat」
Macアプリ「RunCat」をインストールすると、メニューバーに動物のアイコンが常駐し、ひたむきに走り続けるようになる。
この動物アイコンは、MacのCPU稼働状況に応じて走る速さが変わる。CPUの稼働率が高くなれば、それだけ動物も忙しく走るのだ。
このアプリは基本無料で使える。無料で使える動物は「ネコ・ニャンキャット・オウム」の3種類。
一応実用面を考慮して、CPUの稼働率を表示しておくこともできます。ぼくのMacはわりと安定しているが、頻繁にCUPがぱんぱんになるマシンだと、この表示は地味に重宝しそうだ。
「使える種類が少なくて、ちょっと寂しいな」と思ったあなた、ご安心を。お金さえ払えばほかの動物を飼うことができる。
個人的に好きなのはDog(犬)。見た感じはキツネっぽいところが気に入っている。
しかも、1,200円払えば自分で作ったアイコンを走らせることも可能だ。ぼくはgifでキャラクターを作ることはできないが、いつかMOTHER2のどせいさんを走らせたいと考えている。
以上。実用性は3割ぐらいで、のこりの7割はただただ可愛いからインストールしたアプリなのであった。
このアプリを知るきっかけとなった @takashings(たかしんぐ)さんには感謝感謝であるよ。
RunCatがアップデートされて、自作のアニメーション登録できるようになった…って、これ神すぎません?(自分では作れないけど…将来的にみんなのが買えたらいいなぁ…)
あと、何気に猫のアニメーションが変わった。前の猫も好きなので、課金してでも欲しい…https://t.co/iQQj4W5a14— たかしんぐ (@takashings) 2019年1月23日