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【世界一わかりやすい】キーボードの種類と仕組み・違い・特徴の解説

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「良いキーボードを検討したい!」という人が、最初に感じる壁は「なんかいろいろ仕組みに違いがあるけど、よくわからん」というところだろう。

「メンブレン式」「パンダグラフ式」「メカニカル式」「静電容量無接点方式」などという名前をよく目にするが、正直ちがいが分かりづらい。

Googleで検索しても、明確に「これだっ!」と納得できるものがほとんどないのだ。

しかし私はようやく見つけた。これ一つで完璧にキーボードの仕組みの違いと詳細がわかる動画を。

それがこれだ。

Google検索をしても全くヒットしない、隠れた名作である。Googleはもっと頑張ってくれ。

本記事の趣旨はすでに終わっている。上記の動画がすばらしすぎたので、それを紹介できただけで私は満足なのだ。

ここからは、上記の動画をみて私が学んだことを文章にまとめたものだ。もしお時間があるなら、合わせて参考にしてみてほしい。

キーボードの方式の基本構造と特徴

キーボードの方式・キーボードの構造には、大きく分けて以下の4つの種類がある。

キーボードの形式 基本構造 特徴
メンブレン式 ラバードーム式 基本構造はメンブレン式で、「ラバードーム」と呼ばれる凸パーツを採用した形。 メンブレン式のデメリットである「押した感じ」「ストローク感」が得られる。
パンタグラフ式 基本構造はメンブレン式で、「パンタグラフ」と呼ばれるX型のボタンを採用した形。 ストロークが小さく、安定感がある。一般的なノートPCで採用されている。
メカニカル式 ひとつひとつのキーが独立した形。 バネの反発による押した感が気持ちいい。カスタマイズ・メンテナンスが簡単。
静電容量無接点方式 静電気容量の変化で、キーが押されたことを認識する形。 静電容量の変化なので、検知する値をユーザーが任意に変更可能。つまり、キーを押したときの反応する深さを変えることができる。

細かく話せば他にも「バックスプリング式」「ホール効果式」「ひかり電子式」「バタフライ式」などがあるが、メジャーなのはこれら4つだ。

それではそれぞれについて細かく解説していく。

メンブレン式キーボードの基本構造

メンブレン式キーボードの解説から動画がはじまります。

メンブレン式のキーボードは、その構造をベースとして、「ラバードーム式」と「パンタグラフ式」の2つに派生する。

まずはこれら2つの方式の基本である、メンブレン式キーボードについてお話ししよう。

メンブレン式の基本構造は、接点をもつ2枚のシートで、穴が空いたスペーサを挟んだ形。上部のシートを押すことで、接点同士が接触。これによりキーが押されたことを認識する。

シート状のため「大量生産」「薄型」「安価」に生産可能。電化製品やリモコンにも使われる。

メンブレン+ラバードーム式キーボード

メンブレン+ラバードーム式キーボードの解説から動画がはじまります。

つぎに「メンブレン+ラバードーム式」についてだ。

基本構造はメンブレン式で、スイッチの上に「ラバードーム」と呼ばれる凸パーツを採用した形だ。

薄い板を合わせた型である「メンブレン式」は、押したときの「沈み」と「戻り」が少ないので、キーを押したときの「押した感・ストローク感」が弱いのがデメリット。

その点を解消するために「ラバードーム」を採用し、「押した感」「ストローク」を感じられるようになったのが、この形だ。

メンブレン+パンタグラフ式キーボード

メンブレン+パンタグラフ式キーボードの解説から動画がはじまります。

「メンブレン+パンタグラフ式」は、世の中でもっとも一般的に普及しているキーボード機構だ。

基本構造はメンブレン式で、スイッチの上に「パンタグラフ」と呼ばれるX型のボタンを設置した形。

薄型の「ラバードーム」の場合、押した場所によってガタツキや引っ掛かりが発生するケースがあり、それが欠点となっていた。

これを解消したのが「パンタグラフ式」だ。

ストロークは小さくても安定感が高く、薄型キーボードで多く採用されている。一般的なノートパソコンに採用されているのが、この方式だ。

たとえば私が使用していたBluetooth接続のワイヤレスキーボード「mokibo」も、パンタグラフ方式を採用している。

メカニカル式キーボード

メカニカル式キーボードの解説から動画がはじまります。

キーボードのキーひとつひとつが、個別のスイッチとして作られている方式。

キーを押すと、スイッチ内のバネが動き、接点同士が接触することで、キーが押されたことを認識する。

指を離すと、内部のバネによって元の位置に戻る。この反発力によるストローク感がユーザーを魅了する。

キーが独立しているので、カスタマイズやメンテナンスがしやすく、ユーザーのこだわりが反映される部分だ。

「軸」にも多種多様な種類があり、それぞれ「打ち込んだときの感覚」や「打ち込んだときの音」に違う。自分好みのキーボードを見つける過程もまた楽しみのひとつだ。

私がいま一番よく使っているワイヤレスキーボード「FILCO社:Majestouchマジェスタッチ MINILA Air」も、このメカニカル方式だ。

キー配列をMac用にカスタマイズできるのは、メカニカルキーボードならではの利点。非常に使い勝手がよくて気に入っている。

また、キーを押したときの〈打感〉の気持ちよさが抜群で、「スコスコ」という音も快感だ。パソコンに向かう時間が一日3時間を超えるような人は、ぜひ検討してみてもらいたい逸品だ。

静電容量無接点方式キーボード

静電容量無接点方式キーボードの解説から動画がはじまります。

最後は「静電容量無接点方式」についてだ。

キーを押すことで、機構内にある円錐型のバネ「コニックリング」が変形。基板上のセンサーが静電容量の変化を検出する。

静電容量の変化なので、検知する値をユーザーが任意に変更可能。つまり、キーを押したときの反応する深さを変えることができる。

構造は「メンブレン+ラバードーム」に近いので、押した感じもラバードーム形式と似ている。

最近なにかと話題となり、根強い人気を誇るキーボード「HHKB(Happy Hacking Keyboard)」が、この静電容量無接点方式だ。

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