今回は、インドアな環境で時間を楽しく過ごすために私が愛用しているサイトやウェブサービスなどをご紹介しよう。
なかには決して「有意義」とはいえないような過ごし方もあるだろう。しかし長期にわたって外出しないのであれば、そういう娯楽も大切だろう。
もしMacとiPhoneを渡されて「これで一週間、この部屋で過ごせや」と言い渡されても、私は一切の苦を感じないだろう。
正直、パソコンとスマホがあれば、どれほどの時間であっても飽きずに過ごせる自信があるのだ。
電子書籍で本を読む
電子書籍の良いところは、外に出ずとも本を買える点だ。
在庫を気にすることなく、すぐに買えて、すぐに読める。インドア生活にはうってつけのコンテンツである。
小説やビジネス本ももちろん良いが、漫画も捨てがたい。せっかくまとまった時間ができたのだから、一気読みすることこそ楽しいのだ。
連載漫画を読むときは、すでに完結しているものが良い。連載途中の漫画だと、最終巻を読み終わったときに不完全燃焼が残ってしまう。
私ならいま「ジョジョの奇妙な冒険」「鋼の錬金術師」「ARMS」などをもう一度読み返したい。今までに何度も読み返してきたが、何度読んでも楽しい。
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【セット内容】「ジョジョの奇妙な冒険(1-63巻 全巻)」「ストーンオーシャン(1-17巻 全巻)」「スティール・ボール・ラン(1-24巻 全巻)」「ジョジョリオン (1-22巻 最新刊)」
電子書籍サービス一覧
eBookJapan | BookLive! | Kindle | |
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サービス開始 | 2000年12月 | 2011年2月 | 2007年 |
強み・特徴 |
Yahoo!JAPANが運営。漫画コミックが充実して いるほか、単行本・雑誌・写真集など娯楽的な 本が人気。 |
漫画コミックが人気だが、小説・ビジネス書・ ラノベなど幅広く取り扱う。Tポイントが貯ま るのが嬉しい。 |
世界最大の「Amazon」ブランドで末永く安心。 取り扱いジャンルが幅広い。紙の本より安い電 子書籍も多い。Amazonアカウントを持っている ので、面倒な登録などが不要で楽。 |
リンク | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら |
日本国内で人気がある電子書籍サービスがこれら3つ。
漫画は「eBookJapan」や「BookLive!」が強いイメージだが、実際は「Kindle」でも豊富に取り扱っている。
個人的にはKindle推し。Kindleで不便したことがないのだ。
そもそもAmazonアカウントを持っている人も多いだろうし、アカウント登録や支払い設定などの面倒な手続きを改めてする必要がないので、非常に楽チン。
「紙よりも電子書籍で買ったほうが安い」というケースもあり、意外とお得感もある。
Kindle Unlimited なら定額で読み放題
Kindle Unlimited に登録して読み漁るというのも良い。私がいま利用しているサービスだ。
Unlimited は月額980円の定額制で、対象となる書籍を何冊でも読むことができる。最初の30日間は無料でお試しができるので、30日の間に解約すれば費用が発生することはない。
Unlimited で読み放題となるのは、「Kindleで販売しているすべて本」ではなく、「読み放題の対象となっている本だけ」なので注意。ただ、対象は30万冊を超えるので、お得感は感じられる。
実用書、小説、ビジネス書、雑誌など、ジャンルもさまざま。どんな本が読み放題対象かは、以下のリンクから確認できる。左ナビにカテゴリがあるので、そこから絞り込もう。
Kindle読むならPaperwhiteだと尚良い
Kindle本はMacでもiPhoneでも、専用アプリから読むことはできる。しかし「Kindle Paperwhite」があると尚良い。
Kindle専用の端末だからこそ、余計なことに神経を削がれず、読書に集中できる。しかも軽くて、電池も長持ちで、画面も目にやさしく読みやすい。
最新モデルでなくても十分な性能があるし、中古ならもっと安く手に入れられる。読書が好きなら絶対におすすめできるデバイスだ。
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動画配信サービスでアニメ・連ドラを観る
「Amazon プライムビデオ」「Hulu」「U-NEXT」「Netflix」など、定額制の動画配信サービスで、アニメや連ドラを楽しむのも好きだ。
映画も好きだが、2時間程度で完結してしまうので、気持ちがそのたびにリセットされてしまう。まとまった時間をエンジョイするなら、アニメや連ドラが良い。
代表的な動画配信サービス
国内で人気があり、代表的な動画配信サービスはこちら。それぞれの配信サービスの特徴をまとめてみた。
作品数 | 料金 | 無料期間 | 特徴 | |
---|---|---|---|---|
U-NEXT | 170,000 | 1,990円(税抜) | 31日 |
料金が一番高いが、レンタル作品に使える 1,200円分のポイントを含む。また雑誌の読 み放題も付いてくるのが嬉しい。 |
Hulu | 60,000 | 1,026円(税込) | 2週間 |
海外ドラマに強い。国内〜海外の作品を幅 広く取り扱っているので「迷ったらとりあ えずHuluで良いか」と思える。日本のバラ エティも多く、ドラマのスピンオフ作品な ども。 |
Netflix | 非公開 | 800円(税抜) | - |
オリジナル作品が多い。ハリウッド俳優・ 監督を起用した作品もある力の入れよう。 アニメやドキュメンタリー、バラエティな どジャンルも幅広い。 |
Amazon プライム・ビデオ |
非公開 | 500円(税込) | 30日 |
コスパ最強。プライム会員になると、 Amazonでの買い物での送料が無料・お急 ぎ便無料のほか、プライムミュージックも 使えるようになる。 |
費用が気になるところだが、実はそこまで深刻になる必要はない。
どのサービスでも「最初の1ヶ月無料」などのキャンペーンを実施していることが多いため、「とりあえず今だけ使って、無料期間が終わったら解約」という方法を取れば、とりあえず今の暇をしのぐことが可能だ。
ディズニーデラックスならディズニー作品が見放題
ディズニー作品が見放題になる定額制サービスもある。その名も「ディズニーデラックス」。
「ディズニー作品」と一言でいっても幅が広い。
「トイ・ストーリー」「モンスターズインク」「リメンバー・ミー」などのピクサー作品。
「アベンジャーズ」「アイアンマン」などのマーベル作品。
くわえてスターウォーズも各作品が観られる。
往年のプリンセス系作品ももちろん揃っているので、小さな子どもがいる家庭はもちろん助かる。それにくわえて、大人が観ても飽きないコンテンツが目白押しなのだ。
これで月額700円なのだから安いものだ。しかも31日間は無料お試し期間なので、1ヶ月以内に解約すれば無料である。
以下のリンクから作品一覧が確認・登録ができる。
【公式】Disney DELUXE(ディズニーデラックス)| 初回31日間無料
Disney DELUXE(ディズニーデラックス)公式サイト。ディズニー、ピクサー、スター・ウォーズ、マーベルの映画・動画 6000本が見放題!映画のほかドラマ、テレビ番組の動画も配信(VOD)。きせかえやスタンプ、限定イベントやグッズなど豊富なコンテンツ。初回31日間無料。ディズニー公式 Disney.jp
ウェブでの動画学習でスキルを身につける
まとまった時間を使って新たなスキルの習得や学習にいそしむのも良い。私ならadobe系のツールの習得に時間を費やしたいと思っている。
特に動画編集系の「Adobe Premiere」や「Adobe After Effects」などの高機能で複雑なツールは、短期間に集中してガッと取り組んでしまいたい。
オンライン学習には「Udemy」
独学でやるにも限界があるので、私はよく「Udemy」のお世話になっている。
「Udemy」は学習用の動画教材を販売しているウェブサービス。その道のプロの人が、自分の得意な分野の学習プログラムを作成し、それを有料で販売している。
たとえば「全10回でAdobe Premiereを習得できる講座」みたいなパッケージが、いろんなジャンルで販売されている。
動画教材は買い切りなので、一度購入すれば何度でも繰り返し観ることができる。
スローや一時停止も自由なので、自分の学習速度に合わせてコントロールできるので、非常に使い勝手が良い。
記事のライティング・コンテンツ制作をしてみる
私はいままで、こうしてブログを運営し、文章をおこして記事を作る作業を、かれこれ10年ぐらい続けてきた。ぜひこれをあなたにもオススメしたい。
別にブログを作る必要はない。手軽でおすすめなウェブサービスとして「note」があるので、これを利用する。
note ――つくる、つながる、とどける。
note(ノート)は、文章、写真、イラスト、音楽、映像などを手軽に投稿できるクリエイターと読者をつなぐサービスです。ブログのように使うことも、SNSのように使うことも、コンテンツを販売することも自在に活用いただけます。
アカウントを作れば、それだけで自分の城(自分のページ)ができあがる。あとは文章を書いて、記事をつくれば、すぐにコンテンツ・オウンドメディアができあがるのだ。
文章を書くのに特別な技術やスキルはいらない。ただただ「伝えたいメッセージ」さえあれば、誰でも書くことができる。
ちょっとしたコツやテクニックはあるが、そんなことは重要じゃない。まずは書くことが大切だ。
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インドアだからこそアウトプットが重要
インドアが続くと、社会的なつながりがみるみる薄くなっていく。より閉じこもり、より孤独になってしまう。
そんなインドアな私が社会との接点を持ち続けられるのは、記事を作って世の中に配信することで、「世のため人のために役立っている」という実感が得られるからだ。
パソコンのキーボードを叩いているだけだが、それでも誰かの助けになれる。誰かに必要とされる。ありがとうと言ってもらえる。
社会的に自分が必要な存在であると確信できるから、私は孤独ではないのだ。
「文章を書く」というスキルは、どんなに時代が進もうとも、決して腐ることのない普遍的な能力だ。こういう機会に磨いておいて損はない。
最初は難しいかもしれないが、これが結構おもしろいので、ぜひチャレンジしてみて欲しい。
Youtube・ニコニコ動画でお気に入り投稿者を見つける
Youtubeやニコニコ動画などの動画投稿サイトを楽しむコツは、お気に入りの投稿者を見つけることだ。
それはテレビで好きな番組を見つけることに似ている。
特に長い時間をインドアで過ごすなら、チャンネルのバックナンバーを漁るのが良い。今まで気づけなかった投稿者の意外な一面を知れる良い機会になるだろう。
トップページに並んだオススメを漫然と眺めて時間を潰すのはやめよう。
私がゲーム実況が好き
私はゲームが好きだ。とても好きだ。しかし妻と娘がいる環境で、据え置き型のゲーム機にじっくり時間をかけて遊ぶのは難しい。
だから私は、自分の好きなゲームを人がプレイしている様子を観ることで、自分の欲求を満たしている。
まぁ子どもの頃から、兄がプレイしているロールプレイングゲームを横で見ているのが好きだった私だ。元来「人のプレイを観る」という行為に楽しさを感じられるタイプなのだろう。
ゲーム実況は「本人が純粋にゲームを楽しんでいる」のが大事
お金を稼ぐことを目的にゲーム実況をしている人もいる。もちろん "悪い" とは言わないが、私にはどこか「うすっぺらい嘘」を押し付けられているようで、冷めてしまう。
「本気でゲームが好きで、心から楽しんでいる人」が好きだ。そういう人がゲームに熱中して一喜一憂している姿を観ると、観ているこっちまで楽しくなる。
以下、私が好きな実況者・Youtubeチャンネルをいくつかご紹介する。
シンのたわむれチャンネル
主に任天堂作品を実況する「シン」さん。どんなゲームも平均以上に上手にこなすが、特にスマブラやスプラトゥーンの腕前が秀逸。なのにちょいちょいドジなミスをやらかしては笑いを誘う、天然の芸人。関西の方言が交じる独特な言葉のチョイス・言い回しがクセになる。個人的にマリカー実況は、元気がないときにみると自然と笑えてくるのでお気に入り。
つるおかかものはし
主にスマホゲーム「シャドウバース」のプレイ実況を公開している、生放送では飲みながらパワプロ・ポケモン実況をしたりする。歯に衣着せぬ話し方で、着飾ることのない素直な姿を見ているのが気持ちいい。頭で考えずに、脊髄で考えて反射的に言葉を放っているのだろうか。
兄者弟者(2BRO.CHANNEL)
「Call of Duty」「Apex Legends」などのFPSゲームや、「Dead by Daylight」などのPCゲームを中心にプレイする「兄者」「弟者」「おついち」の三人組チャンネル。特に弟者さんの声がダンディで、聴いていて気持ち良くて好き。FPSの腕前が秀逸で、勇敢で豪快なプレイスタイルが観ている人に爽快感を与えてくれる。
猫マグロの酒場
動画では「ゆっくりボイス」を利用した実況だが、生放送では普通に肉声が聞ける。FPSゲーム「レインボーシックスシージ」の配信が多めだが、実はホラーゲームの実況がおもしろい。個人的に好きなのは「夜廻・新夜廻」と「DeadSpace」か。ゲームは上手なのにホラーであたふたする姿が愛くるしくて面白い。
ガチャに頼らないゲームを楽しむ
据え置きゲーム機はできないが、スマホゲームなら空いた時間に楽しむことができる。
ただし、私は基本的に「強さがガチャに依存するゲーム」が苦手だ。
「時間をかければ強くなれる」といっていても、結局はガチャで強いキャラクターを引かなければならない。そういうゲームは、純粋にゲームのプレイングを楽しむことができない。
したがって私が遊ぶのは決まって、純粋なプレイングによって勝敗が決まる対戦型ゲームだ。
ずっと好きなのは「PUBG」。100人が同じフィールドに降り立ち、現地で武器を調達し、相手を倒して勝ち抜く「バトルロイヤルゲーム」だ。
プレイングは難しく、慣れるまでに時間が掛かるのがネック。しかし、プレイするたびに違う仲間に出会え、違う展開が待っているので、飽きずにずっと楽しめる。
他には「Call of Duty」や「第五人格(Identity Ⅴ)」なども、ガチャに依存しないでプレイできるゲームとして個人的に好みなものだ。
あとがき
自宅にこもるからこそ、何かに集中する良い期間でもある。自分なりに目標を立てて、そこに向かって進もうと努力することで、有意義な時間へと昇華させられる。
上記には娯楽も多数含んだが、漫然と日々を過ごすのではなく、メリハリのある生活を心がけよう。
また、家族がいる方は、もちろん家族との時間を大切にするべきだ。自分だけの世界に没頭して、ケンカにならないように。