文房具

万年筆をインクで楽しむなら「iroshizuku」で自分のお気に入りの色を見つけよう

"物を書く" という楽しみは、書くものによって引き出される。それは確かにあります。だから私も、筆記具には多少なりとも気を使っているのです。

特にお気に入りなのは、やはり万年筆ですね。書き味の素晴らしさもさることながら、プロダクトとしての美しさも完成されていて、それはそれは使っていて楽しいアイテムです。

しかし、万年筆の楽しみは、万年筆自身が持っている書き味や美しさだけではありません。

インクもまた、万年筆の楽しみのひとつなのです。

万年筆のインクの選択肢は様々。メーカーによる違いもあれば、色の系統によっても違いがある。「黒色」と一言で言っても、メーカーによっても違いますし、そのメーカーの中でも数種類ある場合があるんです。

色選びも、なかなか奥が深い。

では、手軽にインクを楽しみたい時、何から手を付けたらいいだろうか。または、どうやって自分のお気に入りの色を見つけたらいいだろうか。

色で遊びたい。人と違った色を持ちたい。

そんなあなたには、「iroshizuku (色彩雫)」をオススメしたいのです。

万年筆をインクで楽しむなら iroshizuku で自分のお気に入りの色を見つけよう

万年筆用インク「iroshizuku (色彩雫)」

万年筆用のインク「iroshizuku (色彩雫)」は、パイロットが発売しているインクのシリーズの名称です。

最近結構話題になっているらしく、ちょっと大きめの文具屋に行くと、必ずぐらい陳列してあります。

驚くべきは、色の種類の豊富さです。全部で24種類。これだけ多くの種類のインクを取り扱っているメーカーは、他にありません。

万年筆をインクで楽しむなら iroshizuku で自分のお気に入りの色を見つけよう 1

「黒」や「青」など、単純な言葉では言い表せない。そんな微妙なニュアンスの色が数多く揃っています。

また、色の名前がいいですよね。和風な感じが、ちょっとオシャレ。この辺りはさすが日本のメーカーと言った感じを受けます。

店頭に行けば試し書きできる

さて。これだけ多くの色があると、どれが自分の好みに合っているか判断しづらいですよね。

特にネットで見ただけでは、細かいニュアンスまでは分かりません。紙に滲んだ後、乾いた後の色彩の感じが分からないので、なかなか購入にも踏み切れないでしょう。

なので、店頭での試し書きをオススメします。

ちょっと大きめの文具屋に行けば、以下のような試し書きコーナーが設けられていると思います。

万年筆をインクで楽しむなら iroshizuku で自分のお気に入りの色を見つけよう 2

ここでサラサラっと書いてみて、自分のお気に入りの色を見つけてみてください。それを探す過程がまた、ワクワクと結構楽しかったりするのです。

私のお気に入りは「冬将軍」

そんな私が今愛用しているインクが、「冬将軍」というもの。

万年筆をインクで楽しむなら iroshizuku で自分のお気に入りの色を見つけよう 3

一見すると薄い黒っぽい、グレーみたいな感じなのかなぁという印象を受けます。ですがその実、書いてみるとちょっと青みがかってる。そういう微妙なニュアンスのインクなのです。

万年筆をインクで楽しむなら iroshizuku で自分のお気に入りの色を見つけよう 4

紙に書いてみると、そこまで主張し過ぎず、ちょっと控えめな感じが好きですね。

みなさんにも、きっとお気に入りの色が見つかるかと思います。

あとがき

万年筆って、管理も取り扱いも面倒で、日常生活の中ではなかなか不便な方だと思います。それでも、物を書く時間を思いっきり楽しめる、珍しいツールでもあるんですよ。

新しいインクを入れる瞬間って、いつも新鮮な気持ちになれるので好きです。その気持ちを、お気に入りのインクで体験しましょう。

それでは、今日はこの辺りで。

関連キーワードからさらに見る

\ この情報をシェアしよう! /

  • この記事を書いた人

ばんか

Webディレクターとしてサラリーマンをやりつつ、個人でブログや執筆活動をするパラレルキャリアを実施中。 ITツールを日常で活かす方法を広く伝え歩くことをミッションとした「ITツールエバンジェリスト」です。AllAboutやYahooクリエイターズプログラムでも活動中。

-文房具
-,