iPad Airを手に入れてからというもの、手書きアプリの楽しさ・魅力に虜な私です。
これをもっともっと楽しく遊ぶために、最近はペンの色に工夫をしたくなってきました。具体的には、万年筆のインクの色を使いたいと思ったんです。
ITガジェットが大好きな私ですが、それと同じぐらいアナログの文房具も大好きなんです。特に万年筆のインクの色味は、普通のボールペンには無い暖かみを感じます。
その色合いをデジタルの方にも取り入れたく、何か方法はないかと探した結果をご報告します。これさえあれば、あなたも、自分のお気に入りのインクの色をデジタルで表現できますよ!
「趣味の文具箱」で色彩一覧を無料で手に入れる
私が探していたのは、要は、万年筆のインクの色コードなんです。例えば「ペリカンのブルーブラックは#00122b」みたいな一覧が欲しかった。
でも、ネット上をいくら探しても、万年筆のインクを色コードに変換した情報ってないんですよね。
そんな旨をツイートしたら、心優しいフォロワーさんがこんな情報を教えて下さいました。
L*a*b*なら趣味の文具箱vol.25に RT @bamka_t: 誰か、万年筆のインクの色コードまとめてくれないかなぁ。ブルーブラックだけをメーカー毎に比較しただけでも嬉しすぎる。
— pgary (@pgary) 2013, 11月 24
早速探してみたら、電子書籍での取り扱いがありました。「これは良い!」と思って、早速買おうと思ったんですが……。実は、1,200円もするんです。結構高い。。
趣味の文具箱 vol.25 - 雑誌 - 電子書籍のGALAPAGOS STORE
どうしようかなぁと少し迷いつつ「とりあえず試し読みでもしてみよう」と、上記のサイトからサンプルをダウンロード。――そうしたら、なんと、色コードのページが丸っと付いてきたんです。
丸っとブログに掲載してしまうのは、あまりよろしくないと思われるので、ちょっとボカして掲載しておきます。上記のサイトから「試し読み」を選択すれば、誰でも無料で手に入りますよ。
L*a*bをカラーコードに変換する
さて、上記のページで手に入れた色一覧は、Lab色空間と呼ばれる表現方法で、このままではデジタルでの活用には不便です。そこで、LabからRGBに変換してあげる必要があります。
そこで役立つのが、以下のサイト。ここのサイトでは、入力したLab値に対応するRGBを調べることができます。
RGB:10進数を16進数に
最後に、RGBのままではHTMLやCSSで使うことができないので、10進数を16進数に変換してあげます。そこで便利なのが、以下のサイト。RGBの値を入力すると、それに対応した16進数(#111111など)に変換してくれます。
できあがったものの一部を紹介
結構面倒なんですが、その価値はあったと個人的には思っています。特に「各社のブルーブラック比較」ができあがった時はニヤニヤしてしまいました。
▼こちらが、各社ブルーブラックの色比較。微妙ですが、やっぱり違います。
RGBさえ手に入ってしまえば、iPadだけでなく、ブログなどの表現方法として活用しても面白いかもしれません。
と、思い立って、当ブログのメインテキストカラーをペリカンのブルーブラックに変更してみました。微妙すぎてきっと気づかれないですね。
あとがき
ちょっとした気分転換に、ぜひやってみてください。結構楽しいですよ。
それでは、今日はこのあたりで。